そばかすはルメッカとピコスポットどっちが効く?効果の違いの比較と光治療で消えないときの考え方を医師が解説 | 東京都上野御徒町の美容外科美容皮膚科エールクリニック|AILE Clinic

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そばかすはルメッカとピコスポットどっちが効く?効果の違いの比較と光治療で消えないときの考え方を医師が解説

「そばかすを薄くしたいけれどルメッカ(光治療)とピコスポット(レーザー)のどっちを選べばいいのか分からない」「ルメッカを何回か受けたのにそばかすが消えない」

そばかすでお悩みの方の中にはこのように気になっている方もおられます。

結論としては、少ない回数でそばかすをしっかり減らしたい方やルメッカで薄いそばかすが残った方はピコスポットが向いており、ダウンタイムをできるだけ避けたい場合や赤みも一緒に整えたい方はルメッカなどの光治療を繰り返す方法が向いています。

この記事では、光治療(IPL)とピコスポットの違いを回数やダウンタイムや費用で比較したうえで、ルメッカでそばかすが消えない場合の理由とご自身に合った治療の選び方を美容外科美容皮膚科クリニックの院長の井原力哉が解説します。

そばかす治療全般について詳しく知りたい方は、そばかすを消す方法11選!自力での方法やクリニックでの治療法を解説もお読み下さい。

ルメッカ(光治療)とピコスポット(レーザー)の違い

そばかすは医学的には雀卵斑(じゃくらんはん)と呼ばれ、鼻から頬にかけて細かい茶色の斑点が散らばるシミです。子どもの頃から現れることが多く、体質(遺伝)の関与が知られています1。

ルメッカやステラM22などの光治療(IPL)もピコスポットも、シミの原因であるメラニンに反応させる治療ですが、光の性質と壊し方が異なります。

項目ルメッカピコスポット
種類光治療(IPL)レーザー治療
光の性質幅広い波長の光単一波長のレーザー
照射時間ミリ秒(1000分の1秒)ピコ秒(1兆分の1秒)
壊し方主に熱で反応させる主に衝撃波(光音響作用)で砕く
当て方顔全体に面で照射シミを点で狙う
赤みへの作用あり基本的になし

ルメッカ:幅広い波長の光を面で当てる

ルメッカはIPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれる光治療機の一種です。

幅広い波長を含む光を、顔全体にスタンプを押すように照射します。

光を吸収したメラニンが熱を持ち、メラニンを含む細胞が細かいかさぶた(マイクロクラスト)になって、1週間ほどではがれ落ちます。

メラニンだけでなく血管の赤みにも反応するため、そばかすと同時に赤ら顔やくすみにも働きかけられるのが特徴です。

ピコスポット:単一波長のレーザーを点で当てる

ピコスポットは、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い時間でレーザーを照射する治療です。

照射時間が短いため、熱よりも衝撃波に近い力でメラニンを細かく砕きます。

周囲の皮膚に熱が広がりにくく、シミ一つひとつを狙って照射します。

そばかすのように数が多い場合は、顔全体のシミを1回でまとめて照射するピコスポット全顔という受け方があります。

そばかす治療の回数・ダウンタイム・費用の比較

実際にそばかす治療を受けるうえで気になるポイントを比較しますが、数値は一般的な目安であり、肌の状態や機種、照射設定によって変わります。

項目ルメッカ全顔ピコスポット全顔
回数の目安3〜5回以上(約1か月おき)1〜2回(残りがあれば追加)
治療期間の目安3〜6か月追加する場合は半年以上あけてから
痛み輪ゴムではじかれるような刺激と熱感パチパチとした刺激があり、麻酔クリームを使うこともあり
ダウンタイム1週間程度細かい黒い粒状のかさぶた赤みは数日間が目安で1週間程度のかさぶた
メイク当日から可能なことが多い当日〜翌日から可能なことが多い(医師の指示に従う)
色素沈着起こりにくいが肝斑がある場合は注意一定の割合で起こってピークは施術から1ヶ月後過ぎの頃
1回の費用相場2〜4万円程度3〜10万円程度

1回あたりの費用はルメッカのほうが抑えられますが、複数回の通院が前提です。

ピコスポット全顔は1回の費用とダウンタイムの負担が大きい分、少ない回数で変化を得やすい治療です。

総額と通院できる回数とかさぶたを許容できる時期かどうかをあわせて考えると選びやすくなります。

研究ではどう報告されている?

そばかすに対して光治療とレーザーを直接比べた研究として、アジア人の顔の左右にQスイッチレーザーとIPLをそれぞれ照射した無作為化比較試験があり、そばかすに対してはレーザーのほうが改善度が高かった一方、レーザー側では照射後の色素沈着がみられた例があり、IPL側ではみられなかったと報告されています2。

効果の出やすさはピコスポットなどのレーザー、肌への負担の少なさは光治療と言えるでしょう。

ピコ秒レーザーについては、そばかすを対象にした前向き研究で良好な改善と安全性が報告されています3。

また、シミに対して従来のナノ秒レーザーとピコ秒レーザーを顔の左右で比較した無作為化試験も行われており、いずれも良好な効果があった一方で、ピコレーザーのほうが炎症後色素沈着(PIH)が少なかったと報告されております4。

国内では、日本皮膚科学会・日本形成外科学会・日本美容皮膚科学会などがまとめた指針のなかで、シミに対するレーザー治療や光治療の位置づけが整理されており、レーザーや光治療は有効であるが長期にわたる検討や他の治療法との比較が十分ではないと扱われております5。

ルメッカでそばかすが消えない薄くならない5つの理由

ルメッカなどの光治療を受けたのにそばかすが消えないと感じる背景には、いくつかのパターンがあります。

薄くなったそばかすは光に反応しにくい

ルメッカはメラニンが光を吸収して熱を持つことで効果を発揮します。

濃いそばかすはよく反応しますが治療を重ねて薄くなったそばかすはメラニンが少ないため光を十分に吸収できません。

反応させようと出力を上げすぎると周囲の肌までやけどを起こすリスクがあるため、上げられる出力には限度があります。

最初の数回はよく取れたのに途中から変化がなくなったという場合は、このパターンが多くみられます。

回数や間隔が足りていない

ルメッカは1回で完了する治療ではなく複数回の照射で少しずつ薄くしていく治療です。

1〜2回の時点で残っているのは多くの場合は想定の範囲内であり、施術間隔が空きすぎた場合も効果を実感しにくくなります。

そばかす以外のシミが混ざっている

そばかすに見えても、実際にはADM(後天性真皮メラノサイトーシス)という別のシミが混ざっていることがあります。

ADMはメラニンが皮膚の深い層(真皮)にあるため、光治療では届きにくく、深い層まで届くレーザーが治療の中心になります。

肝斑が隠れていてかえって濃く見える

30代以降では、そばかすの下に肝斑(かんぱん)が隠れていることがあります。

肝斑は熱や摩擦、紫外線などの刺激で悪化しやすい性質があり、レーザーや光による治療は設定によって悪化や再発につながることが知られています6。

ルメッカで消えないどころか全体がぼんやり濃くなったと感じる場合は、肝斑の有無を確認する必要があります。

照射後に一時的に濃くなっている

ルメッカの照射後は、反応したそばかすが数日間、黒い粒のように濃く浮き上がります。

これはマイクロクラストと呼ばれる正常な反応で、1週間ほどで自然にはがれ落ちます。

この時期だけを見て濃くなったと心配される方もいますが、無理にこすらず経過を待ちましょう。

ルメッカで消えないときの次の選択肢

残っているのが薄いそばかすであれば、熱ではなく衝撃波でメラニンを砕くピコスポットに切り替えることで、反応が得られる場合があります。

一方、肝斑やADMが原因であれば、治療法そのものを見直す必要があります。

いずれも、まずは残っているシミが何なのかを診断することが出発点です。

そのシミ本当にそばかす?見分けたいシミの種類について

顔のシミは複数の種類が混ざっていることが珍しくなく、種類によって適した治療が異なるため、自己判断で治療を選ぶと遠回りになることがあります。

シミの種類主な原因見た目の特徴
老人性色素斑(日光黒子)紫外線の蓄積、加齢境界がくっきりした茶色の斑。30代以降に多い。
肝斑(かんぱん)ホルモン、摩擦、ストレス頬骨沿いに左右対称に広がる。境界がぼんやり。
雀卵斑(そばかす)遺伝、紫外線鼻を中心に散らばる1〜4mmの小さな点。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)真皮層の色素異常頬骨付近に現れるグレーや青みがかった点。
炎症後色素沈着(PIH)ニキビ跡、傷、摩擦ダメージを受けた部位に一致して現れる茶色い跡。
脂漏性角化症(老人性イボ)加齢、角質の増殖シミが盛り上がり、表面がザラついている。
色素系母斑(ほくろ)メラノサイトの集合黒に近い色で、平らなものや盛り上がったもの。
メラノーマ(悪性黒色腫)紫外線、遺伝的素因、既存のほくろからの変化などABCDEルールが目安:Asymmetry(左右非対称)/Border(境界がギザギザ・不整)/Color(黒・茶・赤・青など色調が混在、色ムラ)/Diameter(6mm以上)/Evolving(大きさ・形・色が変化する、出血・かさぶた化)

7

このうちルメッカなどの光治療で効果が期待できるのは老人性色素斑(日光黒子)と雀卵斑(そばかす)となり、特に肝斑に対しては逆効果となりますので注意が必要です。

シミの種類について詳しく知りたい方は、シミの種類と見分け方を医師が徹底解説!治療法やケアももお読み下さい。

光治療とレーザー、どっちが向いている?タイプ別のそばかす治療の選び方

ルメッカ(光治療)が向いている方

  • かさぶたや赤みが目立つ期間をできるだけ短くしたい
  • そばかすだけでなく、赤ら顔やくすみ、肌全体のトーンも整えたい
  • 月1回ほどの通院を数か月続けられる
  • 濃くはっきりしたそばかすが中心で、初めてシミ治療を受ける

ピコスポット(レーザー)が向いている方

  • できるだけ少ない回数でそばかすを減らしたい
  • ルメッカなどの光治療を続けたがそばかすが残っている
  • 1週間前後のかさぶたの期間を確保できる(メイクでのカバーは可能なことが多い)
  • そばかすのほかに輪郭のはっきりしたシミも一緒に治療したい

組み合わせるという選択肢も

まずピコスポット全顔でそばかすを大きく減らし、その後はルメッカで肌全体のトーンを整えながら維持する、という組み合わせも可能です。

ただし、肝斑が目立つ場合はどちらの治療も急がず、トラネキサム酸の内服やトラネキサム酸の局所注射やピコトーニングなどで肌の状態を整えてからそばかす治療を進めます。

トラネキサム酸内服について詳しく知りたい方は、トラネキサム酸は飲み続けても大丈夫?美白効果と副作用を解説もお読み下さい。

ピコトーニングと肝斑治療について詳しく知りたい方は、ピコトーニング(ピコレーザー)で肝斑撃退!美肌を取り戻す最新治療の効果とケアの注意点とは?もお読み下さい。

ピコスポット全顔のダウンタイム経過と効果について

ピコスポットを検討される方が最も気にされるのがダウンタイムで、一般的な経過は次のとおりです。

時期肌の状態過ごし方
当日赤み、軽い腫れ、ヒリヒリ感処方された軟膏を塗る。こすらない
2〜7日目照射部が濃くなり、薄いかさぶたになるかさぶたは無理にはがさない。日焼け止めを使用
1〜2週間かさぶたが自然にはがれ、ピンク色の肌が出る保湿と紫外線対策を続ける
1か月前後一時的に茶色く戻ることがある(色素沈着)自己判断せず、診察で経過を確認
3〜6か月色素沈着は多くの場合、徐々に薄くなる紫外線対策を継続

ピコスポットは周囲の肌への熱の影響が少ないため、当院では保護テープを貼らずに軟膏のみで過ごせますが、クリニックによって術後ケアは異なりますので確認を行いましょう。

照射後1か月前後にみられる炎症後色素沈着(いわゆる戻りジミ)は、肌が炎症から回復する過程で起こる反応で、施術から1ヶ月後過ぎくらいがピークとなります。

こすらないこと、紫外線を避けることが、色素沈着を長引かせないための基本です。

ピコスポット後の色素沈着について詳しく知りたい方は、ピコスポット後にシミが濃くなった?色素沈着(色戻り)の原因と消える期間と正しい対策を医師が解説もお読み下さい。

以下に、そばかすに対してピコスポットを行った方の症例写真を提示します。

代表的なピコレーザーの機器には、ピコシュアやピコウェイなどがありますが、当院では厚生労働省で認可を受けたエンライトンSRを使用し、532nmの波長で照射を行っていきます。

そばかすに対するピコスポット全顔の症例写真(施術前と施術1ヶ月後)

ピコスポットによるそばかす治療の症例写真:施術前と1ヶ月後
通常料金:ピコスポット 1mm 3300円(税込)、全顔(個数関わらず) 99000円(税込)
リスク副作用:赤み、色素沈着、白斑(色素脱失)など


ピコスポットについての説明やリスクはピコレーザーのページやピコスポットでシミ取りそばかす除去!効果・ダウンタイム・痛みを解説をご確認下さい。

また、現在、東京上野のAILE Clinicではピコスポット全顔シミ取り放題のモニターキャンペーンを実施中で、通常価格の税込99,000円からモニターで税込価格35,000円というお安い価格で表面麻酔付きで受けることが可能となっております。

ピコレーザーの照射法の違いについて詳しく知りたい方は、ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナルの違いは?ピコレーザーの3つの照射モードの種類を効果毎に解説もお読み下さい。

治療後にそばかすを再発させないために

そばかすは体質が関わるシミで、紫外線を浴びると濃くなったり、再び現れたりします。

治療で薄くなった後も、日焼け止めや帽子・日傘による紫外線対策を一年を通して続けることが大切です。

環境省のマニュアルでは、顔に塗る場合クリーム状ならパール粒1個分、液状なら1円硬貨1個分を塗り広げたあと、同じ量をもう一度重ね塗りし、2〜3時間おきに塗り直すことがすすめられています8。

日焼け止めの具体的な使い方は、日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「サンスクリーン剤の使い方」も参考になります。

日焼け止めは量と塗り直しを意識して、必要に応じて日傘・帽子・サングラスを組み合わせて、紫外線の強い正午前後の外出はできるだけ短くするのが良いでしょう。

ただし、セルフケアでの対応にも限界はあり、再度そばかすが濃くなってきた場合はレーザー治療を検討しましょう。

そばかすを自力で消すことが難しい理由について詳しく知りたい方は、そばかすを自力で消すのは難しい?スキンケアの限界とクリームで消えない理由を医師が解説もお読み下さい。

そばかすとルメッカとピコスポットについてよくある質問(FAQ)

Q1. ルメッカとピコスポットの違いは何ですか?

A. ルメッカは幅広い波長の光(IPL)を顔全体に面で当て、主に熱でメラニンに反応させる光治療です。ピコスポットはピコ秒(1兆分の1秒)の単一波長レーザーでシミを点で狙い、主に衝撃波でメラニンを砕く治療です。ルメッカは赤みにも作用しますが、ピコスポットは基本的に赤みへの作用はありません。

Q2. そばかすにはルメッカとピコスポットのどちらが効きますか?

A. 少ない回数でしっかり減らしたい方や、ルメッカでそばかすが残った方にはピコスポットが向いています。ダウンタイムをできるだけ避けたい方や、赤みやくすみも一緒に整えたい方にはルメッカなどの光治療が向いています。研究でも、効果の出やすさはレーザー、肌への負担の少なさは光治療と報告されています。

Q3. 治療回数と期間の目安を教えてください。

A. ルメッカ全顔は3〜5回以上(約1か月おき)で、期間は3〜6か月が目安です。ピコスポット全顔は1〜2回で、残りがあれば半年以上あけて追加します。いずれも肌の状態や機種、照射設定によって変わります。

Q4. 費用はどのくらいかかりますか?

A. 1回あたりの相場は、ルメッカが2〜4万円程度、ピコスポットが3〜10万円程度です。ルメッカは1回の費用を抑えられますが、複数回の通院が前提です。総額と通院できる回数をあわせて検討すると選びやすくなります。

Q5. ルメッカとピコスポットのダウンタイムはどのくらいですか?

A. ルメッカは、細かい黒い粒状のかさぶた(マイクロクラスト)が1週間程度続きます。ピコスポットは、赤みが数日間、かさぶたが1週間前後です。メイクはルメッカなら当日から、ピコスポットなら当日〜翌日から可能なことが多いですが、医師の指示に従ってください。

Q6. ルメッカを受けてもそばかすが消えないのはなぜですか?

A. 主に次の5つの理由があります。

・薄くなったそばかすはメラニンが少なく、光に反応しにくい

・回数や間隔が足りていない

・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)など、そばかす以外のシミが混ざっている

・肝斑が隠れていて、かえって濃く見える

・照射後に一時的に濃くなっている(マイクロクラストによる正常な反応)

Q7. ルメッカで照射後にそばかすが黒く濃くなりましたが大丈夫ですか?

A. 反応したそばかすが黒い粒のように浮き上がるのは正常な反応で、1週間ほどで自然にはがれ落ちます。無理にこすらず、経過を待ちましょう。

Q8. ルメッカで消えなかったそばかすはピコスポットで治りますか?

A. 残っているのが薄いそばかすであれば、熱ではなく衝撃波でメラニンを砕くピコスポットに切り替えることで、反応が得られる場合があります。ただし、肝斑やADMが原因の場合は治療法そのものの見直しが必要です。まずは残っているシミが何なのかを診断してもらいましょう。

Q9. 肝斑がある場合も光治療やレーザーを受けられますか?

A. 肝斑は熱や摩擦、紫外線などの刺激で悪化しやすく、光治療やレーザーは設定によって悪化や再発につながることがあります。肝斑が目立つ場合は、どちらの治療も急がず、トラネキサム酸の内服や局所注射、ピコトーニングなどで肌の状態を整えてから、そばかす治療を進めます。

Q10. ピコスポット後に一時的に茶色く戻ることはありますか?

A. 照射後1か月前後に、炎症後色素沈着(いわゆる戻りジミ)が起こることがあり、施術から1か月後すぎがピークです。多くの場合、3〜6か月かけて徐々に薄くなります。こすらないことと紫外線対策の継続が基本で、自己判断せず診察で経過を確認してください。

Q11. ルメッカとピコスポットは組み合わせられますか?

A. 可能です。まずピコスポット全顔でそばかすを大きく減らし、その後はルメッカで肌全体のトーンを整えながら維持する方法があります。

Q12. 治療後にそばかすを再発させないためには?

A. そばかすは体質が関わるシミで、紫外線で濃くなったり再び現れたりします。日焼け止め、帽子、日傘による紫外線対策を一年を通して続けましょう。環境省のマニュアルでは、顔には、クリーム状ならパール粒1個分、液状なら1円硬貨1個分を塗り広げ、同じ量を重ね塗りして、2〜3時間おきに塗り直すことが勧められています。それでも再び濃くなってきた場合は、レーザー治療を検討しましょう。

Q13. ピコスポットにリスクや副作用はありますか?

A. 赤み、色素沈着、白斑(色素脱失)などが起こる可能性があります。術後ケアはクリニックによって異なるため、事前に確認しましょう。

まとめ

ルメッカは光を面で当てる治療で、ダウンタイムが軽く赤みやくすみも同時に整えられるが、複数回の通院が必要となります。

ピコスポットはレーザーを点で当てる治療で、少ない回数で変化を得やすいが1週間前後のかさぶたと一時的な色素沈着の可能性があります。

ルメッカでそばかすが消えないときは、薄くなって反応しにくくなっているか、肝斑・ADMが混ざっている可能性もありますので別の治療法を検討しましょう。

光治療とレーザーのどっちが合うかは、シミの種類・濃さ・生活スタイルで決まります。

そばかすの治療は、最初の診断で結果が大きく変わりますので、適した治療を詳しく知りたい方はカウンセリングにてご相談下さい。

東京都台東区のAILE Clinicでは医師が肌の状態を確認したうえで、そばかすなのかほかのシミが混ざっているのかを見きわめ、一人ひとりに合った方法をご提案しています。

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この記事の執筆・監修

東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉

参考文献・出典

  1. 参照:日本形成外科学会「しみ(色素斑)」[↩]
  2. 参照:Wang CC, Sue YM, Yang CH, Chen CK. A comparison of Q-switched alexandrite laser and intense pulsed light for the treatment of freckles and lentigines in Asian persons: a randomized, physician-blinded, split-face comparative trial. J Am Acad Dermatol. 2006 May;54(5):804-10. doi: 10.1016/j.jaad.2006.01.012. PMID: 16635661.[↩]
  3. 参照:Huang Y, Liu X, Zhang M, Lin T. Successful Treatment of Freckles Using a 730-nm Picosecond Laser: A Prospective Study. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2024 Dec 27;17:3027-3032. doi: 10.2147/CCID.S491489. PMID: 39741582; PMCID: PMC11687291.[↩]
  4. 参照:Kim JY, Yang J, Huh G, Choi YJ, Kim WS. A Split-Face, Single-Blinded, Randomized Controlled Comparison of 532 nm Picosecond Neodymium-Doped Yttrium Aluminum Garnet Laser versus 532 nm Q-Switched Neodymium-Doped Yttrium Aluminum Garnet Laser in the Treatment of Solar Lentigines. Ann Dermatol. 2020 Feb;32(1):8-13. doi: 10.5021/ad.2020.32.1.8. Epub 2019 Dec 27. PMID: 33911703; PMCID: PMC7992642.[↩]
  5. 参照:美容医療診療指針(令和3年度改訂版)[↩]
  6. 参照:Philipp-Dormston WG. Melasma: A Step-by-Step Approach Towards a Multimodal Combination Therapy. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2024 May 22;17:1203-1216. doi: 10.2147/CCID.S372456. PMID: 38800358; PMCID: PMC11128260.[↩]
  7. 参照:しみ(色素斑)|日本形成外科学会[↩]
  8. 参照:環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」[↩]

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