ケナコルト注射(傷跡修正、しこり、盛り上がり、ケロイド) | 東京上野御徒町の美容外科美容皮膚科エールクリニック

美容皮膚科(プチ整形)・美容内科

Aging Care

ケナコルト注射(傷跡修正、しこり、盛り上がり、ケロイド)

手術やケガの後に残る盛り上がった傷跡、触れると硬いしこり、ケロイドや肥厚性瘢痕を小さくさせて平坦にさせる代表的な治療がケナコルト注射(トリアムシノロンアセトニド)です。

ケナコルトとは副腎皮質ホルモン薬(ステロイド)の1つで、抗炎症作用や抗アレルギー作用などがあり、肩関節腔内注射や軟組織内注射として使用されるお薬です。

ケナコルト注射は線維芽細胞が異常に働いて盛り上がっている傷を平坦にする効果や傷のかゆみを抑える効果があり、美容領域では肥厚性瘢痕やケロイドやしこりや盛り上がりに対して行われている治療です。

臨床試験においてもケナコルト注射は皮膚萎縮や毛細血管拡張症の副作用はあるもののケロイドや肥厚性瘢痕に対して有効性が示されております1

ケナコルト注射は一度で効果が出て完成することもありますが、基本的には最低1ヶ月以上間隔を開けて様子を見ながら少しずつ盛り上がりを小さくしていきます。

ケナコルト症例写真施術前と3回注射後

ケナコルト症例写真施術前と3回注射後
通常料金:14300円税込
リスク副作用:感染、出血など


副作用として皮膚が薄くなって凹みすぎたり毛細血管拡張を起こして赤みが出ることがございますが、その場合は落ち着くまでしばらく様子見することになります。


感染症のリスクがあるため手術やキズができて1ヶ月ほどはケナコルト注射をするのではなく、トラニラスト(リザベン®)柴苓湯の内服がオススメで、傷の盛り上がりだけでなく痒みに対しても効果が期待できます。

東京上野御徒町のAILE Clinicでのリザベンや柴苓湯の内服の詳細についてはこちら

傷跡修正には切開手術を用いるケースもありますが、ケナコルト注射は切らない傷跡修正としてポピュラーな施術です。

ニキビ跡に対してはしこりに対してケナコルト注射の適応がありますが詳しく知りたい方は、ニキビ跡のしこり・膨らみに悩む方へ【原因や治療法について医師が解説】もお読み下さい。

肥厚性瘢痕とケロイドの違い

赤く隆起する傷跡は、医学的に肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)とケロイドに分けられますが、違いは以下の表の通りです。

項目肥厚性瘢痕ケロイド
主な原因深い外傷、やけど、手術縫合創の治癒の遅れ体質により軽微なニキビ跡やピアスなどの微小な傷でも生じる可能性あり
広がり方もとの傷の範囲を超えずに盛り上がるもとの傷の範囲を超えて周囲の正常な皮膚へ広がる
できやすい部位関節部、動きの多い部位、皮膚の張力が強い部位前胸部、肩、耳、恥骨上部など
自覚症状赤み、盛り上がり、軽いかゆみやつっぱり感強いかゆみ、刺すような痛み、強いつっぱり感
ケナコルトの反応性比較的良好で複数回で平坦化しやすい症状緩和に有効だが難治性で再発しやすく、長期管理が必要

2

瘢痕注射(ケナコルト) アイキャッチ画像

このような方へおすすめ

  • 手術やケガの傷跡が盛り上がってきた方
  • 傷跡がミミズ腫れのように硬く盛り上がっている方(肥厚性瘢痕)
  • もとの傷の範囲を超えて広がるケロイドにお悩みの方
  • やけどの跡が盛り上がって硬くなっている方
  • ピアスホールにできたしこりを平らにしたい方
  • 傷跡のかゆみ・つっぱり感・チクチクする痛みをやわらげたい方
  • 切らずに傷跡修正を行いたい方

当院の特徴

手術や受傷から1ヶ月未満の新しい傷には、原則としてケナコルト注射を行いません。

 

この時期はコラーゲンがつくられ傷が修復される大切な時期(急性炎症期〜増殖期)にあたり、ステロイドを入れると正常な傷の癒合が妨げられ、傷口が開いたり感染しやすくなったりする危険があるためです。

 

短期間で繰り返すと凹みが生じるリスクがありますので、繰り返す場合は1ヶ月以上あけてから行っていきます。

 

痛みが心配な方は、表面麻酔税込3,300円や笑気麻酔5,500円のオプションもございます。

術後経過とアフターフォロー

注射箇所に赤みが出ますが、数時間で治まります。

 

内出血が起こることがありますが、1~2週間程度で治まります。

術後のリスク・副作用

  • 赤み
  • 内出血
  • 皮膚の凹み
  • 血糖値上昇
  • 生理不順
  • 眼圧上昇(ステロイド緑内障)
  • 特に眉間や鼻根に打った場合に視力障害

よくある質問

何回ケナコルト注射をする必要がありますか?
個人差や傷跡の程度にもよりますが、1ヶ月以上間隔を開けて施術を数回受けていただくことがあります。
ケナコルト注射で痛みはありますか?
針を刺す痛みと注入する際の痛みはありますが、傷やしこりの硬さによる影響も受けます。痛みが心配な方は、表面麻酔税込3,300円や笑気麻酔5,500円のオプションもございます。
ケナコルト注射は傷ができたばかりでも受けられますか?
受傷や手術から1ヶ月未満の新しい傷にはケナコルト注射は行いません。
ケナコルト注射後に皮膚がへこんでしまった場合に治せますか?
組織の萎縮による凹みは、数ヶ月〜1年ほどかけて薬剤が代謝されるとともに自然に回復することが多いです。早く整えたい場合はヒアルロン酸注入などで平らな状態に修正することも可能です。
肥厚性瘢痕やケロイドはケナコルト注射の治療後に再発しますか?
肥厚性瘢痕は比較的再発が少なく、複数回の治療で平坦化した状態を保ちやすい傾向があります。一方でケロイドは体質的な要因が関わり難治性で再発しやすいため、症状が落ち着いたあとも間隔をあけた経過観察や、テープや内服などを組み合わせた長期的な管理が大切です。再発の兆候が見られた場合は早めに再注射で対応します。
ケナコルト注射とテープや塗り薬(外用薬)との違いは?併用はできますか?
シリコンテープや圧迫や外用薬は、傷が新しい段階での予防や軽い盛り上がりに向いた治療です。これに対しケナコルト注射は、すでに硬く盛り上がった組織やしこりを内側から平坦化や軟化させる治療で役割が異なります。実際には、注射で盛り上がりを抑えつつ、テープや内服で再発を予防するなど組み合わせて使うことも多い治療です。

術後注意事項

  • 注入部位への圧迫などは避けてください。特にマッサージをすると薬が広がって膨らみ周囲の正常な皮膚に陥没ができるリスクが高くなりますのでご注意下さい。
  • 施術当日のアルコールの摂取は避けてください。
  • 当日の入浴は可能ですが、注入部位を強く擦るのは避けてください。
  • メイクは当日から可能です。

禁忌事項

  • 妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方は施術を受けることができません
  • 血糖値上昇のリスクがあるため糖尿病患者の方は施術を受けることができません

料金

※施術範囲が広範囲の場合は料金が増える可能性がございますのでご了承ください

ケナコルト注射(傷跡修正、しこり、盛り上がり、ケロイド)
¥13,000(税込¥14,300)