高濃度ビタミンC点滴(IVC)
高濃度ビタミンC点滴(IVC)は高用量のビタミンC(L-アスコルビン酸)を静脈から点滴するアンチエイジング施術です。
ビタミンCはヒトが体内で合成できない必須栄養素ですが、内服薬やサプリメントとして経口摂取する何十倍もの血中濃度のビタミンCを点滴によって体内に行き渡らせることができます。(参照:NCI|静脈内ビタミンC(PDQ®)患者向け解説)
抗酸化作用を持つビタミンCを高用量で点滴することで正常な細胞を傷つけずに活性酸素による抗がん剤としての働きを期待できるということで当初は始まりましたが、近年では美容目的で行われることも増えてきました。

ビタミンCによりシミの予防や美白美肌効果やコラーゲン合成によるシワハリ改善やニキビ予防や疲労回復効果や免疫力改善による風邪などの予防などが期待できます。
● シミの予防と美白(チロシナーゼ阻害)
ビタミンCは、メラニン色素の生成を司る酵素チロシナーゼのはたらきを抑え、新たなシミやくすみの発生を抑制します。同時に、酸化して黒くなったメラニンを無色の状態へ還元する作用も併せ持ちます。(参照:Vitamin C in dermatology(PMC3673383))。
● 肌のハリや弾力を支える(コラーゲン生合成の促進)
ビタミンCは真皮のコラーゲンを安定化させる水酸化酵素の必須補因子として働き、コラーゲンの生成を支えます。小ジワやたるみのケア、肌のうるおいやハリの維持が期待できます。(参照:The Roles of Vitamin C in Skin Health(PMC5579659))。
● 細胞レベルの抗酸化やサビ予防
紫外線や日常のストレスで発生して肌細胞を傷つける活性酸素を中和したり消去する強力な抗酸化物質として働き酸化ダメージの蓄積をやわらげます。
● 疲労感のケアと体調維持のサポート
抗ストレスホルモンの合成サポートや抗酸化作用を通じて、倦怠感のケアやコンディション維持を後押しします。
当院では美容目的に施術を行っており、癌などの悪性腫瘍の治療目的には対応しておりませんので癌治療をご希望の方は専門の病院やクリニックの受診をお願いします。
高濃度ビタミンC点滴は継続することで効果が感じやすくなり、美肌やアンチエイジング目的の場合は最初の2ヶ月は2週に1回程度でその後は月に1回ほどの頻度をオススメします。
疲労回復やコンディション維持目的の場合は週1回程度、または疲れを感じたときの単発利用がオススメです。
高濃度ビタミンC点滴はピコレーザーなどのお肌の施術と一緒だとお安い値段で受けることができます。
高濃度ビタミンC点滴は血管痛を伴う種類の点滴ですので、痛みが気になる方にはノイロトロピンオプションがおすすめです。
他の点滴の比較が気になる方は医師とのカウンセリングにてご相談下さい。
このような方へおすすめ
- お肌のシミやくすみが気になる方
- お肌にハリが欲しい方
- 疲れや倦怠感が気になる方
- ストレスによる体調不良を感じている方
当院の特徴
医師とのカウンセリングを行った後に、血管に針を刺して点滴を行っていきます。
高濃度ビタミンCは25g以上の高用量を希望する場合に、初回のG6PD(グルコース-6-リン酸脱水素酵素)欠損症の有無を調べる血液検査が必要で、検査費用は概ね5,000〜10,000円、結果判明まで約1週間かかるのが一般的です。
これは、25g以上の量になると、G6PD欠損症の方で赤血球が壊れる(溶血)リスクが高まるためです。
G6PD欠損症は、赤血球を酸化ストレスから守る酵素が遺伝的に不足している状態で、大量のビタミンC投与で生じる過酸化水素を処理しきれず溶血を起こすおそれがあります。
AILE Clinicでの20gは、点滴療法研究会などの指針で事前検査が推奨される目安(おおむね25g以上)を下回る範囲で、事前検査なしに安全に投与できるとされる量の中で最大級に設定したプランです。
つまり、事前の血液検査なしに、カウンセリング後ご来院当日から始めたいという方にとってメリットが大きいのが当院の20g点滴です。
50gのメニューもございますが、その場合は必ずG6PD検査の結果を持参して受診をして下さい。
当院での高濃度ビタミンC製剤は韓国のHuons社製のものを使用しており、製剤には安定化剤としてNa-EDTA(エデト酸ナトリウム)が入っておりますが、この成分はキレーション療法に用いられるものです。
ノイロトロピンオプション:ノイロトロピン
高濃度ビタミンC点滴は、浸透圧やpHの特性から、投与中に腕にかけてピリピリとした血管痛を感じることがあります。
血の巡りを改善して、痛みやアレルギーを軽減します。血管痛が気になる方におすすめです。
※ノイロトロピン単体では施術を行っておりません※
術後経過とアフターフォロー
点滴で気分不良を起こすことやアレルギー反応を起こすことがございますので、点滴中や点滴後に気分が悪くなるようならすぐにおっしゃって下さい。
血管痛がある場合もその旨おっしゃって下さい。
点滴後12時間以内は血糖測定器がみせかけの高値を示すため、糖尿病に対してインスリン注射をされている方はご注意下さい。
術後のリスク・副作用
- アナフィラキシーショックなどのアレルギー症状・頭痛・悪心嘔吐などの消化器症状・肝障害・赤み・かゆみ・腫れ・浮腫み・内出血・血管痛・低カルシウム血症による手のしびれなど
- 注射や血液検査の際に血管や神経を損傷するリスクがございます
- 針を刺すことによる血管迷走神経反射
- 点滴により低血糖発作を起こす可能性がございますので、前回の食事から時間が経っている場合は軽く糖分を摂取して下さい
よくある質問
- 高濃度ビタミンC点滴の施術時間はどれくらいかかりますか?
- 施術の流れとしては腕に針を刺す形となり、点滴の施術時間は30から60分程度が目安です。
- 20gの点滴は安全ですか? G6PD検査は受けなくてよいのでしょうか?
- 25g未満のアスコルビン酸投与であれば、G6PD欠損症による溶血のリスクは低いとされ、事前検査なしでの投与が広く行われています。
- 高濃度ビタミンC点滴は空腹のまま受けても大丈夫ですか?
- 高濃度のビタミンCを急速に投与すると、一時的に低血糖様の症状(軽いめまい、冷や汗、動悸など)が出ることがあります。極端な空腹は避け、ご来院前に軽くお食事をとるか糖分を含む飲み物をおすすめします。
- 高濃度ビタミンC点滴の施術後に喉が渇いたり、トイレが近くなるのはなぜ?
- ビタミンCには利尿作用があり、一時的に水分が排出されやすくなるためです。正常な反応ですので、点滴後はいつもより多めの水分補給を心がけてください。
禁忌事項
- 妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方は施術を受けることができません
- 重度の腎不全の方
- 重篤な心不全、胸水や大量の腹水、強い全身性のむくみがある方
料金
高濃度ビタミンC50g点滴をご希望の場合は受診時に必ずG6PD検査の結果を持参して下さい。
- 高濃度ビタミンC 20g(お肌の処置と同時)
- ¥9,000(税込¥9,900)
- 高濃度ビタミンC 20g(お肌の処置なし)
- ¥10,000(税込¥11,000)
- 高濃度ビタミンC 50g(お肌の処置と同時)
- ¥18,000(税込¥19,800)
- 高濃度ビタミンC 50g(お肌の処置なし)
- ¥20,000(税込¥22,000)
- ノイロトロピンオプション1A
- ¥455(税込¥500)
- ノイロトロピンオプション2A
- ¥727(税込¥800)
【院長・執筆監修医師】
2014年3月:東京大学医学部医学科 卒業
2014年4月:JR東京総合病院
2015年4月:東京大学医学部付属病院
2016年4月:倉敷中央病院 眼科
2018年11月:大手美容外科
2021年11月:AILE clinic エールクリニック院長
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