ピコレーザー（ピコトーニング、ピコスポット、ピコフラクショナル、ピコダブル）
ピコレーザー（エンライトンSR）は、しみ・くすみなどの色素の除去、気になる毛穴やニキビ跡・細かなしわなどの改善が期待できます。
ピコレーザーは極めて短い照射時間（ピコ秒）で照射を行うため、熱エネルギーよりも衝撃波で色素を叩き砕いていくイメージで色素を壊していきます。
これにより皮膚に対する熱ダメージを限りなく抑え、他の治療では消えなかったシミなどに対する治療効果も高くなりました。
正常な皮膚にはほとんどダメージなく施術を行うことができます。
美白を目指すならピコトーニングやピコスポット、ハリのある滑らかな肌を目指すならピコフラクショナルとなります。
ピコトーニングはシミや肝斑など幅広く対応できる施術で、トラネキサム酸などの美白系の内服薬を併用するとより効果的です。
詳しくは、 飲み薬のページ 、コラム トラネキサム酸は飲み続けても大丈夫？美白効果と副作用を解説 をご覧下さい。
ピコトーニング5回症例写真
初回価格9900円税込み
ピコスポットはリスクやダウンタイムがあるもののシミに対して1回でも効果が出やすい施術です。
色素沈着が心配な方は、コラム ピコスポットでシミ取りそばかす除去！効果・ダウンタイム・痛みを解説 もご確認下さい。
特にそばかすに対しては良い適応であり、そばかすについてはコラム そばかすの原因と消す方法について解説。家庭でのケアやピコレーザーなど も良ければお読み下さい。
ピコトーニング、ピコフラクショナル、ピコダブルについては、初回はお安い価格で受けることができます。
ピコフラクショナルについては3種類の出力があります。
コースの期限は3年です。
ピコトーニング同士は2週間以上、ピコフラクショナル同士は1ヶ月以上間隔を開けて繰り返して下さい。
他の美容皮膚科の施術との間隔についてはこちらをご確認下さい。
ヒアルロン酸やボトックス注射などと同日に施術可能ですが、注入系施術後の場合は2週間ほど間隔を空けて下さい
当院の特徴
・ピコトーニングについて
ピコトーニングは当てた直後から目に見える変化があるわけではありませんが、砕いたメラニン色素がジワジワと自然吸収されてスキントーンがアップしていきます。
光音響作用により皮膚に対する熱ダメージを限りなく抑え、他の治療では消えなかったシミなどに対する治療効果も高くなりました。
また、ピコトーニングはレーザーの刺激により照射してから1週間後くらいから皮膚のコラーゲンが増えると言われており、肌の色みだけでなくハリが気になる方にもオススメの美肌治療です。
1回でも効果がないわけではないですが繰り返し施術を受けることでより効果を期待できます。
最低2週間は間隔を開けてから施術を繰り返して下さい。
多くの方は月に1回のペースで繰り返し受けられております。
・ピコスポットについて
※ピコスポット全顔（打ち放題）（シミ取り放題）のメニューについては表面麻酔が料金に含まれております。
※一部のピコスポットの場合は照射部位に保冷剤を当てることで痛みを軽減していきます。
ピコスポットはピコトーニングより高い出力でシミにピンポイントで照射していきます。
コインのように目立っているシミがある方や通院回数を抑えたい方にオススメです。
あざ（母斑）やホクロに対しても照射可能ですが、通常のシミより効果が出にくいため回数を繰り返す必要があります。
ピコスポットは1回でも効果が出やすい施術ですが、取れにくいしみに対しては繰り返しの施術が必要になることがあり、より効果を求めるなら最低半年は間隔を開けてからもう一度施術を受けて下さい。
肝斑に対してはピコスポットよりピコトーニングのほうが適しておりますのでそちらを受けて下さい。
・ピコフラクショナルについて
ハイパワーの場合、料金に表面麻酔代は含まれております。
ピコフラクショナルはピコレーザーに特殊なレンズを取り付けることで肌の表面ではなく中に格子状にエネルギーを加える施術です。
そうすることで肌の表面には穴を開けずに中で細かい空洞を形成し、そこが自然治癒していく過程でコラーゲンやエラスチンの生成を促して毛穴やニキビ跡、お肌のハリの改善を目指す治療です。
当院のピコフラクショナルには3種類の出力があり、ハリとハイパワーと超ハイパワーのスタック打ちがあり、ハリのモードが一番出力が弱く、スタック打ちが最も出力が高くなります。
ハリの場合は、小じわやお肌のハリが気になる方にオススメで、ホワイトニング効果も少しあります。
ハイパワーの場合はより出力を上げて照射を行っていくため痛みやダウンタイムがより強くなり、表面麻酔を使用してから照射をしていきます。
毛穴やニキビ跡などのお肌の凹凸を滑らかにしていく施術です。
超ハイパワーは出力がより高くなるためお肌への負担が大きく一部のスタック打ちとなり顔全体には照射できません。
スタック打ちはより深いニキビ跡のクレーターに対して効果的です。
1回でも効果はありますが繰り返し施術を受けられるとよりお肌がなめらかになっていきます。
最低1ヶ月は間隔を開けて繰り返してください。
ピコフラクショナルのダウンタイムはハリの場合はほとんどありませんが、ハイパワーの場合は細かい点状の出血が生じ、スタック打ちの場合は出血により強い赤みが出ます。
・ピコダブルについて
ピコダブルはピコトーニングとピコフラクショナル（ハリ）を同時に行う施術で、美白効果とハリ改善に対して相乗効果を発揮します。
ハイパワーのピコフラクショナルは出力が高くお肌への負担が大きくピコトーニングと同時に行えないため後日の施術をとなります。
ピコダブルは最低1ヶ月は間隔を開けて繰り返して下さい。
術後経過とアフターフォロー
・ピコトーニング
ダウンタイムはほとんどありません。施術直後に赤みが出ることがございますが、一時的なものですのですぐに引いていきますのでご安心ください。
・ピコスポット
テープ保護をする必要はありませんが、施術後はお肌が敏感になりますのでUVケアを必ずお願いします。
照射部位がかさぶたのようになることがありますが一時的なものであり、無理にはがさないでください。
お肌にダメージが加わるので赤黒く色素沈着（戻りシミ）することもありますが、時間が経過すれば徐々に改善していきます。
※具体的なダウンタイムはこのようになります。
ピコスポット照射直後はシミの部分はやや白っぽくなりますがすぐに黒くなり、その周りも含めて赤みや腫れが出てきます。
ピコスポット施術前症例写真
ピコスポット施術直後症例写真
・ピコフラクショナル
ダーマペンだったり従来のフラクショナルレーザーだと肌の表面に穴が開く形になりますが、ピコフラクショナルの場合は皮膚の中に穴が開くので点々に内出血を起こしますが肌の表面にキズが入らないので施術直後からメイクが可能なのが特徴です。
ピコフラクショナルハリの場合はダウンタイムはほとんどありません。
ピコフラクショナルハイパワーの場合点々の出血は個人差もありますが1週間ほどで落ち着いていきます。
スタック打ちの場合は出血により強い赤みが出ます。
※具体的なダウンタイムはこのような感じになります。
ピコフラクショナルハイパワー施術前症例写真
ピコフラクショナルハイパワー施術直後症例写真
ピコフラクショナルハイパワー施術翌日症例写真
