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コラム

Column

ピコスポットでシミ取りそばかす除去!効果・ダウンタイム・痛みを解説

ピコスポット_アイキャッチ画像

ピコスポットとシミの種類について

ピコスポットは従来のシミ取りレーザー(QスイッチYAGレーザーなど)より照射時間(パルス幅)の短いピコレーザーを使ってピンポイントにシミやそばかす(雀卵斑)のメラニンを破壊して除去していく施術です。
照射時間が短いため従来のQスイッチレーザーよりピンポイントでエネルギーを加えやすく、周辺組織へのダメージを抑えやすくお肌への負担が少ないとされております。

ピコスポットはダウンタイムはありますが、1回でも効果を実感しやすいのが最大のメリットです。

「シミ」とはよく言われますが、皮膚が黒くなる原因は様々で、いわゆる普通のシミである老人性色素斑からそばかす、肝斑、ニキビ跡などの色素沈着、ホクロ、母斑などあります。

より詳しい説明については日本形成外科学会のホームページをご確認ください。

すごくザックリと説明するとピコスポットが適しているのはコインのように濃くて境界がハッキリしているようなシミそばかすであり、特にそばかすの場合は1回だけでも反応しやすく施術の効果が高いです。

逆に母斑の場合はピコスポットの回数を重ねて少しずつ薄くしていきます。

もやっとしたようなものや薄いものは全体に徐々にトーンアップさせるピコトーニングのほうが適しており、ホクロについては削らないと取り切れません。
ピコトーニングの場合は1回で効果を出すものではなく、1ヶ月に1回程度を目安に繰り返して行っていきます。

ピコスポットは1回でビフォーアフターが出やすくて適応を選べば満足度の非常に高い施術ですが、痛みやダウンタイムを心配される方もおられます。

ピコスポット_症例写真

症例写真:施術前と10日後
通常料金:ピコスポット1mm 3300円(税込)
リスク副作用:炎症後色素沈着など

ピコスポットの痛みは対策すれば大丈夫

ピコスポットはピンポイントでシミの部位を焼く施術なのでヤケドをした時と同じような状態になります。

ピコスポットの施術の流れとしては、医師とのカウンセリングでお肌を見せてもらってピコスポットの照射部位を一部だけなのか顔全体なのか決めて洗顔を行ってから施術に移ります。

そのままレーザーを照射すると痛いので当院では保冷剤または麻酔のクリームを使用して痛みを抑えます。

シミが1ヶ所など少ない場合は保冷剤でお冷やしをしてから照射を行います。

全顔シミ取り放題など個数が多い場合は保冷剤で冷やすのが大変なので脱毛レーザーなどで使われる麻酔のクリームを塗ってその後に照射を行います。

保冷剤や麻酔クリームを使用すると施術中ほとんどの方は痛みがないとおっしゃられます。

目の近くの皮膚が薄い部分は他の場所と比べると痛みを感じやすいのですが耐えられないという方はほぼおられません。

赤みや腫れや痛みについては施術中というよりむしろ施術して少し経ってから日焼けをしすぎた後のジンジンした感じと似た形で出てきますので、気になるようならご自宅で気持ちの良い程度で保冷剤で冷やしていただけたらと思います。
お肌が敏感な方は施術直後に蕁麻疹のようになることがありますが、1日経過するとかなり落ち着きます。

もちろんピコスポットの施術中にはお声がけをしてやっていきますのでご安心ください。
ピコスポットの施術時間は、一部の場合は5分もかかりませんし、顔全体に照射する場合は10-30分程度となります。

ピコスポットのダウンタイムの過ごし方は?

ピコスポット後は赤みが出たりかさぶたができることはご存じの方も多いですが、どれくらいで落ち着くかは個人差があります。

ピコスポット照射直後のシミはやや白っぽくなりますが、すぐに黒っぽくなり、その周りに赤みや腫れが出てきます。

ピコスポット施術前症例写真

ピコスポット_施術前

ピコスポット施術直後症例写真

かさぶたについては表皮のターンオーバーによってポロッと落ちるため若い方ほど改善するのが早い傾向にはありますが1週間ほどを見ておいていただけたらと思います。

問題は色素沈着が出てくるケースもあることもあることです。

手をヤケドした時と同じように数日で治るものではなく何ヶ月もかかってしまいます。

色素沈着が出てくるタイミングはピコスポットをしてから1週間を過ぎたあたりから徐々に出始めて、ピークは1ヶ月後くらいです。

そのため、「いったん良くなったのにシミが戻ってきた」という感じで訴えられる方が多いです。

色素沈着にならないようにするには出力を落としてレーザーをすれば良いのですが、それだと当然効果も落ちてしまいます。

色素沈着やダウンタイムが心配であればピコトーニングなど別の施術も提案できますのでカウンセリングにてご相談ください。

もちろんダウンタイムやリスクが怖いとお考えの方もおられるでしょうから、そういった方はレーザーよりは効果は落ちますが、ハイドロキノンクリームやケミカルピーリングなどの施術から試してみても良いでしょう。

ピコスポットのダウンタイム中は保湿、UVケアをしっかりしていただき、テープ保護は不要ですが、当院でお渡しする塗り薬の使用をお願いします。

特に赤みが目立っている間は、ハイドロキノンやレチノールや高濃度のビタミンCなどの刺激性のある成分を含む化粧品は控えて保湿とUVケアを行って下さい。

入浴も可能ですが、熱いシャワーを照射部位に当てると赤みやヒリつきが悪化するリスクがありますので、ピコスポット施術部位の赤みなどが落ち着くまではぬるめのお湯を当てるほうが良いでしょう。

飲酒やサウナや激しい運動など血行が良くなるようなことをすると赤みが長続きする可能性がございますので、何日間禁止などの制限はとくに設けておりませんが、飲酒などはお肌の様子を見ながら少しずつ行うようにしてください。

低確率で軽度の内出血が出ることもありますが、自然に落ち着いてきますのでご安心ください。

メイクは翌日から可能となっておりますが通常のファンデーションでかさぶたのようになっている部位を隠すことは不可能なので、気になる方はコンシーラーを併用するかマスクで広く覆って隠すようにしてください。

ただし、メイクを落とす時に強くお肌を擦って摩擦を加えてしまうと色素沈着や肝斑の原因となってしまいますので、やさしくメイクを落とすようにしてください。

また、マスクでお肌が擦れてヒリヒリするのが気になる方は、ベタベタにはなってしまいますがワセリンを擦れやすい場所に塗っておくと摩擦を減らせて良いでしょう。

色素沈着の出る割合

色素沈着の出る割合について、従来のシミ取りレーザーを老人性色素斑に対して行った場合に50%前後と一般的には言われております。

ピコスポットについては、ピコレーザー自体が新しい機械ですのでデータが出揃っているわけではなく色素沈着が出にくいという説もありますが、実際に色素沈着が出てしまうことがあります。

院長自身の経験では、鼻根部はホホと比べて出にくいなど場所によって出やすさが違いますし、雀卵斑(そばかす)の場合はいわゆる普通のシミと比べて色素沈着になりにくい印象があります。

日頃から紫外線に対するケアをしているか、トラネキサム酸やシナールなどの美白系の内服薬を飲んでいるのかによっても変わってはきますので、色素沈着については個人差があります。

実際にどうなのか不安な方についてはカウンセリングにてご相談下さい。

色素沈着を抑えるには日々のケアとお薬

色素沈着にも程度は色々ありますが、施術してすぐにはレーザーは当てないほうが良いです。

気になるからまた当てて欲しいとおっしゃる方もおられますが、落ち着いていない状態でレーザーをバンバン打っても逆効果となります。

お肌を休ませて上げるのも立派な治療で、まずは保湿とUVケアをしっかり行いましょう。

長時間外出する際にはSPF50などの強めの日焼け止めを使用して、4-5時間塗ってから経過をしたら日焼け止めを追加できるとなお良いです。

帽子や日傘を使って日焼け対策をするのも良いでしょう。

色素沈着に対してレーザーの追加はすぐには行なえないので、治療はハイドロキノンの塗り薬やトラネキサム酸やビタミン剤の内服を行います。

飲み薬についてはあまり注意することはありませんが、ハイドロキノンについてはちょっとした注意が必要です。

ハイドロキノンとはお肌の漂白剤のようなものですが、肌への刺激性がありピリピリしたり赤みが出たりなどの症状が出ることがあります。

そのため、ピコスポット直後に使用するとお肌への負担が大きく、照射して最低でも2週間以上経過してから使うほうが無難でしょう。

また、使用時はベタベタにするのではなくピンポイントで薄く塗布するようにして、紫外線に敏感になりますのでUVケアの徹底が必要となります。

もちろんそういったお薬を使用しなくても時間とともに色素沈着は段々と良くなっていきますが、より早く良くしたいという方はご相談ください。

ピコスポット後の色素沈着について実際の症例写真でお見せします。

ピコスポット1ヶ月後の色素沈着の症例写真

ピコスポットの色素沈着_1ヶ月後_症例写真

ピコスポット半年後の症例写真

ピコスポット_半年後_症例写真

ピコスポットの2回目は最低でも半年以上開けて

1回でも効果が出やすいピコスポットですが全てが取り切れるわけではなく、頑固なシミの場合は3回ほど必要になることもあります。

そうなると2回目という話になりますが、色素沈着のリスクがありますので1回目からの間隔は半年以上開けたほうが良いでしょう。

残ったものについてもピコスポットで取れなかったものはピコトーニングのほうが適していることが多いので、ピコスポットを連打するよりは切り替えたほうが良いかもしれませんが、実際にどの施術が適しているのか診察を行ってみないとわからない部分もございますので施術後落ち着いてから医師とのカウンセリングにてご相談ください。

2回目のピコスポットについてはまたシミやそばかすが濃くなって来た時にまた考える、くらいの気持ちで良い気がします。

UVケアをしっかりすれば夏でも大丈夫

レーザー系の施術の後はUVケアが必要なため冬じゃないとダメなのではとお考えの方もおられますが、日焼け止めや日傘などしっかりすれば夏でも問題ありません。

紫外線量の季節変動グラフ

こちらの画像は気象庁のホームページから取ってきたものですが、夏だけじゃなくて春や秋でも紫外線の量が多いのがお分かりかと思われます。

真夏だと外に出る気にもあまりならないでしょうし紫外線には細心の注意を払う方が多いでしょうが、春や秋は油断して外出しがちなので浴びる紫外線の量としては真夏より多い可能性すらあります。

また、紫外線のダメージを受けたお肌が回復するにも時間がかかりますので、本当に紫外線を少しでも浴びるとダメなら1月2月しかレーザーを打てないという話になってしまいます。

しかし、実際そんなことはなくて他の時期にピコスポットをやった方でもトラブルにはなっていないためあまり季節を気にし過ぎても仕方ないと思います。

もちろん毎週サーフィンに行ってるとかゴルフに行ってるとかだと厳しいでしょうが、普通に生活してUVケアしている分には問題ないでしょう。

適しているのがピコスポットなのかピコトーニングなのかなど気になることやお悩みがございましたら、まずは無料カウンセリング枠でご予約しただけたらと思います。

ピコレーザーについてはこちら
※当院が使っているピコレーザーは「エンライトンSR」と呼ばれるもので、こちらは厚生労働省およびFDA(米国食品医薬品局)から認可を受けている機器で、ピコスポットの場合532nmの波長を使用します※
※ピコトーニングやピコフラクショナルは1064nmの波長を使用します※
※ピコフラクショナルは毛穴やニキビ跡のクレーターなどに対する施術です※
※当院では基本的にタトゥー除去は取り扱っておりません※

ピコスポットの料金は1mmあたり3300円(税込)からで、全顔のメニューもございます。
他院では全顔のメニューがない場合もございますので、数が多い場合はぜひAILE Clinicにご相談下さい。
価格の詳細はピコレーザーの個別ページや料金表にてご確認下さい。

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キャンペーンやモニター募集は随時おこなっておりますのでご相談下さい。

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東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉

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