切らない眼瞼下垂(タッキング)
目の開きが悪くなって眼瞼下垂になっている方のまぶたの筋肉(上眼瞼挙筋)に糸をかけて開きを改善させる手術です。
筋肉を縫い縮めて二重ラインのところで糸をかけて埋没していきます。
二重埋没のみでは改善できない上まぶたのくぼみや眼瞼下垂に対しても効果が期待できます。

このような方へおすすめ
- 目の開きが悪い
- 眠そうな目を改善したい
- 目の上がくぼんでいる
- ダウンタイムを少なくしたい
当院の特徴
開き方を適宜確認しながら丁寧に施術していきます。
術後経過とアフターフォロー
- 抜糸
- 必要ありません
- 施術後の通院
- 必要ありません
- メイク・入浴・洗顔
- 翌日から可能です
- 洗髪・シャワー
- 6時間後から可能です
- コンタクトレンズ
- 2日後から使用可能です
- 激しいスポーツ
- 最低1週間お控えください
- お顔への強いマッサージ
- 目周りは1ヶ月間お控えください
コンタクトレンズを着用されている方は、コンタクトレンズを外しての施術になるのでメガネのご用意をお願いします。
まつ毛エクステをしていても施術を受けることはできますが、取れる場合がありますので、ご了承ください。
妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方は施術を受けることができません。
術後のリスク・副作用
- 腫れ・痛み
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通常3日〜7日ほどありますが、より自然な感じになるには1ヶ月ほどかかることがあります。
腫れを予防するには激しい運動や飲酒など血行が良くなるようなことを控えるのがオススメです。
保冷剤を使用してまぶたを冷やす場合は痛くならない程度にそっと冷やして下さい。
また、腫れをごまかすためにはフレームの太い眼鏡をかけるのもオススメです。
腫れの程度は個人差が大きくやってみないとわからない部分ですが、できるだけ腫れに配慮して施術を行っていきます。
もし術後にひどい腫れが続くようなら一度カウンセリングにてご相談下さい。 - 内出血
- お化粧で隠せる程度ですが、処置後1〜2週間ほど内出血により皮膚が赤紫色や黄色になることがあります
- 感染症
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医療用の糸とはいえ異物をお顔に入れるわけですから感染の可能性はゼロではありません。
もし感染した場合はニキビや粉瘤のようにポチッと腫れたようになることが多く、治療が必要になるケースもありますので術後にもしそのようになったらご相談下さい。
ほとんどの場合は、腫れているあたりを縫わなくても良い程度の範囲でわずかに切開して膿を出して洗浄し抗生物質を使用することで改善します。
稀にそれで改善しないケースもあり、そういった場合は糸をいったん取り除いて落ち着いてからやり直しになる可能性もあります。 - しこり
- 糸玉が出ていない場合は自然にキズが落ち着いてくるとともに改善することが多いですが、糸玉が出てしまっている場合は糸を取ってかけ直す必要があります。
- 眼球の痛みやゴロゴロ感
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まぶたの裏のキズが馴染んでいないことで目のゴロゴロ感や異物感が出ることがあり時間とともに落ち着いていくこともあります。
ただ、激痛が生じた場合は裏から糸が飛び出してきている可能性があり、その場合はできるだけ早く糸を取る必要がありますのですぐにご相談下さい。 - 眼瞼痙攣
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まぶたがピクピクすることがあります。
自然に改善することもありますが、改善しない場合は術後カウンセリングにてご相談下さい。 - 後戻り
- 時間経過とともに目の開きが再び悪くなってきたり二重ラインが消えてくる可能性がございます。
よくある質問
- 糸はどの程度持ちますか?
- 持ちはもともとのまぶたの厚ぼったさなどに影響されるため個人差が大きく、数ヶ月で取れてしまうこともあれば何年も糸が持つケースもあります。 目をこすると糸が取れやすくなりますので術後はできるだけこすらないようにしてください。 アトピーや花粉症などでこするのが癖になっている方は糸が長持ちしない傾向にあります。 仮に糸が長く持ったとしてもまぶたのタルミは年齢とともに増えてきて二重幅は狭くなってきますので一生その二重幅が持つということは残念ながらありえません。。 糸が取れてきた場合は二重幅が狭くなったり消えてしまったりしますので、もし術後にそういった症状が出るようであれば一度カウンセリングにてご相談ください。
- 再手術は何回できますか?
- まぶたの状況を見ないとできるかどうかは判断がつかないので、まずは一度診察をしてからとなります。 前回の施術の時の糸を取るかどうかはケースバイケースです。