唇のシミそばかすもレーザーで取れる?口唇ピコスポットの適応と効果を医師が解説 | 東京都上野御徒町の美容外科美容皮膚科AILE Clinic エールクリニック

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唇のシミそばかすもレーザーで取れる?口唇ピコスポットの適応と効果を医師が解説

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「顔のシミそばかすと一緒に唇のシミそばかすも消したい」

唇のシミは口紅やコンシーラーで隠しにくく、気になり始めると鏡を見るたびに目に入ってしまうものです。

一方で、唇は粘膜だから、レーザーを当てても大丈夫なの?と不安に感じて、治療に踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、唇にできたそばかすや境界のはっきりした茶色いシミの多くは、ピコレーザーをピンポイントで当てるピコスポットで治療できる場合があります。

ただし、唇は顔の皮膚とは構造が異なるデリケートな部位ですし、シミの種類によってはレーザーが向かないものもあるため、医師の診察で見極めることが前提になります。

この記事では、唇のシミ・そばかすに対する口唇ピコスポットの適応と効果、回数の目安、ダウンタイムやアフターケア、副作用までを、論文や学会資料も交えて美容外科美容皮膚科院長の井原力哉がわかりやすく解説します。

唇のシミそばかすはレーザーで取れる?結論とピコスポットが選ばれる理由

唇の赤い部分(赤唇:せきしん)は、顔の皮膚と口の中の粘膜の中間にあたる組織です。

顔の皮膚に比べて表面の角質層がとても薄く、皮脂腺や汗腺もほとんどなく、乾燥や摩擦や紫外線の影響を受けやすい部位です。

また、唇が赤く見えるのは、薄い表皮のすぐ下に細かい血管が密集しているためです。

血流が豊富なことから唇は傷の治りが比較的早い部位でもありますが、シミの原因であるメラニンと血管が近い位置にあるため、レーザー治療ではメラニンだけに反応させ、周りの組織に余計な熱を与えないことが重要となります。

口唇ピコスポットの効果と回数の目安

境界のはっきりした唇のシミやそばかすは、1回の照射でかなり薄くなる方もいれば、反応しにくいシミでは数回の治療が必要になる方もいます。

唇は皮膚より繊細なため、1回で無理に取り切ろうとせず、必要に応じて分けて照射するのが安全な進め方です。

東京上野のAILE Clinicで口唇のシミに対してピコスポットを受けた方の症例写真がこちらです。

口唇のシミに対するピコスポットの施術前と施術3ヶ月後の症例写真

口唇に対するピコスポットの症例写真(施術前と3ヶ月後)
通常価格:1mmあたり3300円税込、ピコスポット全顔のオプションで口唇全体5000円税込
リスク・副作用:赤み、色素沈着、色素脱失(白斑)など

現在、東京上野のAILE Clinicではピコスポット全顔シミ取り放題のモニターキャンペーンを実施中で、通常価格の税込99000円から表面麻酔代込みで時間無制限の打ち放題で税込35000円というお安い価格でピコスポット全顔を受けることが可能となっており、口唇全体は全顔の施術に対して税込5000円のオプションとなっております。

ピコスポットの効果について参考になる研究として、唇の色素沈着がある20名に、当院のピコスポットと同じ532nmの波長のレーザー(Qスイッチ型)を照射したインドの臨床研究では、平均2.5回の治療で70%の方に「良好〜著明」な改善がみられ、そばかすは平均2回、口唇メラノーシスは平均2.1回でしたが、唇全体に広がる色素沈着では平均4.2回かかり、点状のシミほど少ない回数で改善しやすいことがわかります1。

瘢痕(傷あと)は見られなかったものの、1名に照射部位周辺の色抜け(白斑)、2名(10%)に3か月後の再発が報告されています。

2回目以降の照射は、炎症が落ち着いて肌の状態を評価できるまで間隔をあけて行いますが、当院では原則6か月以上あけてます。

効果の出方には個人差があり、すべてのシミが完全に消えることを保証するものではありません。

ピコレーザーと従来のシミ取りレーザー(Qスイッチ)の違い

シミ取りレーザーは、メラニン色素に光を吸収させて色素を壊す治療です。

日光黒子(老人性色素斑)などのシミに対するレーザー治療は、日本美容外科学会などが作成した指針でも「治療を希望する患者には強く推奨する」とされている確立した治療法です2。

なかでもピコレーザーは、1兆分の1秒(ピコ秒)というごく短い時間で光を照射します。

熱が周囲に広がる前に、衝撃波のような力でメラニンを細かく砕く(光音響作用)のが特徴で、従来のQスイッチレーザー(ナノ秒=10億分の1秒)に比べて周囲の組織に熱が伝わりにくいため、唇のようにデリケートな部位のシミ治療と相性が良いと考えられています。

比較項目ピコレーザー従来のQスイッチレーザー
照射時間ピコ秒(1兆分の1秒)ナノ秒(10億分の1秒)
色素を壊す仕組み衝撃波で細かく砕く(熱が広がりにくい)主に熱で壊す(周囲に熱が伝わりやすい)
照射後の保護テープ不要なこともあり必要なことが多い

当院では、厚生労働省に認可されたピコレーザー「エンライトンSR」を使用しています。

ピコスポットではメラニンへの吸収が高い532nmの波長でシミをピンポイントに狙い、唇の場合は部位やシミの濃さに合わせて照射範囲と出力を調整します。

ピコレーザー治療の全体像は東京上野のAILE Clinicのピコレーザー治療ページやピコスポットでシミ取りそばかす除去!効果・ダウンタイム・痛みを解説もあわせてご覧ください。

ピコスポット以外にもピコトーニングやピコフラクショナルといった照射法もありますがそれぞれのモードについて詳しく知りたい方は、ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナルの違いは?ピコレーザーの3つの照射モードの種類を効果毎に解説もお読み下さい。

その唇のシミは何?ピコスポットが向くシミ・向かないシミ

一口に「唇のシミ」と言っても、原因や種類はさまざまです。種類によってはピコスポットが適さないものや、レーザーを当ててはいけないものもあります。代表的なものを整理しました。

唇のシミの種類見た目の特徴ピコスポットの適応
口唇メラノーシス下唇に多い境界のはっきりした茶〜黒色の平らな斑点適応になりやすい
そばかす(雀卵斑)や老人性色素斑唇のふち(赤唇縁)や口元に散らばる小さな茶色い点適応になりやすい
唇全体のくすみや色素沈着摩擦・喫煙・唇の荒れなどで唇全体が暗く見える不向き
静脈湖(じょうみゃくこ)暗い赤紫〜青紫色で少し盛り上がることがある血管の病変のため不向き
アートメイクの部位過去にリップアートメイクを入れた部分色素が黒く変色するリスクあり
悪性黒色腫(メラノーマ)の疑い形がいびつ・色むら・急に大きくなる・出血保険診療の皮膚科で精密検査を

シミの種類と見分け方について詳しく知りたい方は、シミの種類と見分け方を医師が徹底解説!治療法やケアももお読み下さい。

口唇メラノーシス

ある日気づくと下唇に茶色〜黒っぽい平らな点がある、という場合に多いのが口唇メラノーシス(口唇色素斑)です。

色素細胞が増えるほくろとは異なり、唇の表面近くにメラニンがたまった状態のため、メラニンを狙うピコスポットが効果を発揮しやすいシミです。

唇のそばかす・老人性色素斑

紫外線の影響で、唇のふちや口元にもそばかすや小さなシミが出ることがあります。

MSDマニュアル家庭版でも、唇の周りの皮膚にはそばかすや褐色のしみがよく見られ、何年も消えずに残ることがあると説明されています。

顔にそばかすが多い方ほど、唇にも同じようなシミがみられる傾向がありますが、そばかす治療全般についてはそばかすを消す方法11選!自力での方法やクリニックでの治療法を解説もお読み下さい。

唇全体のくすみ・色素沈着

唇全体が黒っぽい、色がまだらにくすんでいるといった口唇の色素沈着は、こすれや唇をなめる癖、慢性的な唇の荒れ、喫煙などが原因になっていることが多く、メラニンが広く薄く分布しています。

このタイプに点で強く当てるピコスポットを行うと、かえって炎症後の色素沈着を起こすおそれがあるためオススメしません。

唇全体のくすみが気になる方には、原因となる摩擦や乾燥への対策、紫外線対策に加え、必要に応じて内服・外用の美白治療をご提案します。

境界のはっきりしたシミとくすみが混在している場合は、診察でどの部分が照射の対象になるかをご説明します。

レーザーを当ててはいけない、または注意が必要なシミ

悪性黒色腫(メラノーマ):まれですが、唇や口の粘膜にもメラノーマが発生することがあり、初期は平らなシミのように見える場合があります。形の非対称性・境界の不整・色むら・直径6mm超・大きさや形の変化といったポイント(ABCDEルール)と、ダーモスコピー(拡大鏡)による診察の重要性が示されています3。

急に大きくなった、色が不均一、出血する、といったシミは、レーザーではなく皮膚科での精密検査が優先です。

ポイツ・ジェガース症候群:唇や口の中、指先などに小さな黒褐色の斑点が多発する場合、胃や腸にポリープができる遺伝性の病気(ポイツ・ジェガース症候群)のサインであることがあります。子どもの頃から唇に多数の斑点がある方は、まず消化器の検査について医療機関にご相談ください。

静脈湖・リップアートメイク:赤紫〜青紫色の静脈湖はメラニンではなく血管の病変のため、ピコスポットの対象外です。また、リップアートメイクを入れた部分にピコレーザーを当てると、色素が灰色〜黒色に変色するおそれがあるため照射できませんので、アートメイクの経験がある方は必ず事前にお申し出ください。

口唇ピコスポットの施術の流れと痛み

  • カウンセリング・診察:施術についての説明と既往歴などのチェックを行います。
  • 洗顔・麻酔:口紅やリップクリームを落とし、肌には表面麻酔クリームを塗布します(全顔ピコスポットには表面麻酔が含まれます)が、口唇については施術直前に保冷剤で冷やす形となります。
  • 照射:シミの部分にピンポイントで照射しますが唇の照射自体は数分程度です。
  • 術後のクーリング・軟膏塗布:施術後は炎症をおさえる塗り薬を使用し適宜クーリングを行って下さい。

唇は顔の中でも神経が集まっていて、痛みを感じやすい部位ですが、保冷剤により痛みをやわらげてから照射を行います。

施術後しばらくは、日焼けのようなヒリヒリ感や軽い腫れが出ることがあります。

唇のシミ取り後のダウンタイム|保護テープは必要?

口唇ピコスポットの一般的な経過は次のとおりです。

時期唇の状態過ごし方のポイント
照射直後〜当日照射部が白っぽくなり、その後色が濃くなる。軽い赤み・腫れ・ヒリヒリ感冷やす・軟膏を塗る。熱い飲食物や刺激物は控えめに
1〜2日後シミが一時的に濃く見え、ごく薄いかさぶたになるこまめに塗り薬やワセリンを塗り乾燥させない
3〜7日後少しずつかさぶたがはがれ約1週間で取れる舌でなめない指で触らないようにしてかさぶたは無理に剥がさない
かさぶたが取れた後淡いピンク色の新しい皮膚になる保湿とUVカットのリップで紫外線対策
1か月前後〜一時的に色素沈着により色が戻ったように見える(戻りシミ)ことがある多くは3〜6か月かけて薄くなる。気になれば受診を

唇にはテープを貼らずに軟膏で保護する

顔のシミ取りでは照射後にテープで保護するイメージを持つ方も多いかもしれませんが、当院のピコスポットは顔でも基本的にテープ保護を必要としませんが、詳細について知りたい方はピコスポット(ピコレーザー)はテープを貼る必要なし?テープが必要なケースも解説もお読み下さい。

唇の場合はなおさら、食事や会話、唾液でテープがすぐにはがれてしまうため、テープは使いません。

代わりに、処方する炎症をおさえる塗り薬やワセリンをこまめに塗って、かさぶたが乾燥しないよう保護することが一番大切なアフターケアです。

かさぶたの期間はマスクで隠せるため、お仕事などへの影響を抑えやすいのも唇の治療の特徴です。

口唇レーザー治療の副作用・リスクと当院の対策

口唇ピコスポットは比較的ダウンタイムの短い治療ですが、医療行為である以上、次のような副作用やリスクがあります。

  • 赤み・腫れ・ヒリヒリ感:照射直後〜数日みられることがあります。
  • 炎症後色素沈着(戻りシミ):照射から1か月過ぎに一時的に色が濃く見えることがありますが、多くは3〜6か月かけて薄くなります。
  • 色抜け(白斑)・水疱:白抜けや水ぶくれは出力が強すぎた場合やかさぶたを無理にはがした場合に特に起こりやすくなります。
  • 再発:紫外線や摩擦などの影響で時間がたってから再びシミが出ることがあります。
  • 口唇ヘルペスの再発:レーザーによる刺激でヘルペスが再発することがあります。

口唇ヘルペスを繰り返している方は必ず事前に申告を

口唇ヘルペスは一度感染すると神経にウイルスが潜み体の変化をきっかけに再発する病気で、発熱やストレスのほか歯科処置などの物理的な刺激や唇への強い日差しが再発の引き金になると言われております4。

レーザー照射の刺激もきっかけになる可能性があるため、過去に口唇ヘルペスが出たことがある方は、カウンセリング時に必ずお知らせください。

照射後に唇のピリピリ感やむずがゆさ、小さな水ぶくれが出た場合は、ヘルペスの初期症状の可能性がありますが、バラシクロビル(バルトレックス)などの内服薬などでヘルペスは治療をしていきます。

施術を受けられない・慎重な判断が必要な方

  • 口唇ヘルペスなど、唇に炎症や傷が出ている方(治ってからの照射になります)
  • リップアートメイクを入れている部位
  • 悪性が疑わしいシミ(皮膚科での検査を優先します)
  • 妊娠中・授乳中の方、日焼け直後の方、光に過敏になるお薬を服用中の方

上記以外にも、持病や服用中のお薬によっては施術をお断りする場合があります。

顔のシミ・そばかすも気になるなら「ピコスポット全顔+口唇オプション」がおすすめ

唇のそばかすやシミに悩む方の多くは、頬や鼻、口まわりにもそばかすや小さなシミをお持ちです。唇のシミだけを取っても、口元が明るくなったぶん、かえって周りのシミが目立って見えることもあります。

顔全体のシミと唇のシミを同じ日に治療すれば、次のようなメリットがあります。

  • ダウンタイムが1回で済む:かさぶたの期間(約1週間)を顔と唇でそろえられ、マスクで過ごす期間をまとめられます。
  • 通院回数を減らせる:診察・麻酔・照射が1回で完了します。
  • 口元だけでなく顔全体のトーンがそろう:唇だけが浮いて見えるといったアンバランスを防ぎやすくなります。

当院のピコスポット全顔は、顔のシミを個数制限なく照射できる定額プランで、唇は「口唇オプション」として税込5,000円で追加できます。

口唇ピコスポットの費用

メニュー料金(税込)内容
ピコスポット全顔(シミ取り放題)モニター価格 35,000円 通常価格 99,000円顔のシミを個数制限なく照射。表面麻酔込み
ピコスポット全顔(当院2回目以降)35,000円当院で2回目以降の全顔照射
ピコスポット口唇オプション5,000円ピコスポット全顔に追加して唇のシミに照射
ピコスポット(1mmあたり)3,300円少数のシミをピンポイントで照射

当院では口唇に対するピコスポットは1mmあたりのメニューとピコスポット全顔に対するオプションメニューの2つがございます。

シミやそばかすなどの量や範囲はそれぞれ異なりますので医師とのカウンセリングにてご相談下さい。

唇のシミや口唇ピコスポットに関してよくある質問(FAQ)

Q1. 唇のシミやそばかすはレーザーで取れますか?

A. 唇にできたそばかすや境界のはっきりした茶色いシミの多くは、ピコレーザーをピンポイントで当てるピコスポットで治療できる場合があります。ただし、唇は顔の皮膚とは構造が異なるデリケートな部位であり、シミの種類によってはレーザーが向かないものもあるため、医師の診察で見極めることが前提となります。

Q2. 唇は粘膜に近い部位ですがシミ取りレーザーを当てても大丈夫ですか?

A. 唇の赤い部分(赤唇)は角質層が薄く、メラニンのすぐ近くに細かい血管が密集しています。そのため、メラニンだけに反応させ、周囲に余計な熱を与えないことが重要です。ピコレーザーはピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い時間で照射し、熱が広がる前にメラニンを細かく砕くため、従来のQスイッチレーザーに比べて周囲の組織に熱が伝わりにくく、唇のようなデリケートな部位と相性が良いと考えられています。

Q3. 何回くらいの治療で唇のシミは効果が出ますか?

A. 境界のはっきりしたシミやそばかすは1回でかなり薄くなる方もいれば、反応しにくいシミでは数回の治療が必要になる方もいます。532nmの波長のレーザーを用いた臨床研究では、平均2.5回の治療で70%の方に良好〜著明な改善がみられ、そばかすは平均2回、口唇メラノーシスは平均2.1回、唇全体に広がる色素沈着は平均4.2回でした。効果には個人差があり、すべてのシミが完全に消えることを保証するものではありません。

Q4. 2回目の照射はどのくらい間隔をあければよいですか?

A. 炎症が落ち着き肌の状態を評価できるまで間隔をあけて行いますが、AILE Clinicでは原則として6か月以上あけて照射しています。

Q5. どんな唇のシミがピコスポットに向いていますか?

A5. 下唇に多い境界のはっきりした茶〜黒色の平らな斑点(口唇メラノーシス)や、唇のふちや口元に散らばるそばかす・老人性色素斑は適応になりやすいシミです。一方、摩擦や喫煙、唇の荒れなどによる唇全体のくすみ・色素沈着はスポットで強く当てるとかえって炎症後色素沈着を起こすおそれがあるため不向きです。

Q6. レーザーを当ててはいけない唇のシミはありますか?

A. 悪性黒色腫(メラノーマ)の疑いがあるもの、静脈湖やリップアートメイクの部位は照射の対象外または注意が必要です。また、子どもの頃から唇や口の中、指先などに小さな黒褐色の斑点が多発している場合は、ポイツ・ジェガース症候群の可能性もあるため、まず医療機関で消化器の検査についてご相談ください。

Q7. 口唇のシミ取りレーザーの施術は痛いですか?

A. 唇は神経が集まっており痛みを感じやすい部位ですが、照射の直前に保冷剤で冷やし、痛みをやわらげてから施術を行います。照射自体は数分程度で終わります。施術後しばらくは、日焼けのようなヒリヒリ感や軽い腫れが出ることがあります。

Q8. 口唇のピコスポットのダウンタイムはどのくらいですか?

A. 照射直後から当日は照射部が白っぽくなった後に色が濃くなり、軽い赤み・腫れ・ヒリヒリ感が出ることがあります。施術から1〜2日後はシミが一時的に濃く見え、ごく薄いかさぶたになります。施術から3〜7日後:少しずつかさぶたがはがれ、約1週間で取れます。かさぶたが取れた後は淡いピンク色の新しい皮膚になります。施術から1か月後過ぎには一時的に色が戻ったように見える(戻りシミ)ことがありますが、多くは3〜6か月かけて薄くなります。

Q9. 唇のピコスポットの照射後に保護テープは必要ですか?

A. 唇は食事や会話、唾液でテープがすぐにはがれてしまうため、テープは使用しません。代わりに、処方する炎症をおさえる塗り薬やワセリンをこまめに塗り、かさぶたが乾燥しないよう保護することが一番大切なアフターケアです。かさぶたは舌でなめたり指で触ったりせず、無理に剥がさないようにしてください。

Q10. 唇のシミ取りレーザーの副作用やリスクはありますか?

A. 赤み・腫れ・ヒリヒリ感、炎症後色素沈着(戻りシミ)、色抜け(白斑)・水疱、再発、口唇ヘルペスの再発などが挙げられます。白斑や水ぶくれは、出力が強すぎた場合やかさぶたを無理にはがした場合に特に起こりやすくなります。

Q11. 口唇ヘルペスになったことがありますが、シミ取りの施術を受けられますか?

A. レーザーの刺激がヘルペス再発のきっかけになる可能性があるため、過去に口唇ヘルペスが出たことがある方はカウンセリング時に必ずお知らせください。現在唇に炎症や傷が出ている場合は、治ってからの照射となります。照射後にピリピリ感やむずがゆさ、小さな水ぶくれが出た場合は、バラシクロビル(バルトレックス)などの内服薬で治療を行います。

Q12. 唇のシミは顔も一緒に治療できますか?

A. 顔と唇のシミを同じ日に治療できます。ダウンタイムが1回で済む、通院回数を減らせる、顔全体のトーンがそろいやすいといったメリットがあります。唇だけシミを取ると、口元が明るくなった分かえって周囲のシミが目立つこともあるため、顔にもシミやそばかすがある方にはおすすめです。

まとめ:唇のシミ・そばかすは、まず種類の見極めから

  • 唇の境界のはっきりしたシミ(口唇メラノーシス)やそばかすは、ピコスポットで治療できる場合が多い
  • 唇全体のくすみ・色素沈着、静脈湖、アートメイク部位、悪性が疑われるシミはピコスポットの対象外
  • 照射後は約1週間で薄いかさぶたが取れる。テープは貼らず、軟膏やワセリンで保護する
  • 口唇ヘルペスの既往がある方は、必ず事前に医師へ申告する
  • 顔のシミも気になる方は「ピコスポット全顔+口唇オプション」でダウンタイムをまとめられる

唇のシミは、市販のリップケアや美白化粧品だけで消えることはほとんどありません。

自己判断で様子を見たり、強い美白剤を塗り続けたりする前に、まずは医師の診察でシミの種類を確認することが、安全できれいに治すための近道です。

当院では唇のシミがピコスポットの適応になるかどうかを診察したうえで治療方法などをご説明します。

唇や顔のシミ・そばかすでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

東京都台東区のAILE Clinicではピコスポット全顔シミ取り放題のモニターキャンペーンを実施中で、通常価格の税込99,000円からモニター割引の35,000円というお安い価格で表面麻酔付きで受けることが可能となっております。

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この記事の執筆・監修

東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉

参考文献・出典

  1. 参照:Kerkar S, Shilpa K, Revathi TN. Efficacy of 532-nm Q-switched Nd:YAG Laser in the Treatment of Lip Melanosis. J Cutan Aesthet Surg. 2021 Apr-Jun;14(2):203-207. doi: 10.4103/JCAS.JCAS_7_20. PMID: 34566363; PMCID: PMC8423207.[↩]
  2. 参照:美容医療診療指針(令和3年度改訂版)[↩]
  3. 参照:日本皮膚科学会「メラノーマ診療ガイドライン2019」[↩]
  4. 参照:単純ヘルペスウイルス(HSV)感染症 – 16. 感染症 – MSDマニュアル家庭版[↩]

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