2021.12.20
目の下の黒クマの原因とクマ取り治療を解説!青クマ茶クマとの違いも
目の下のクマがあるとどうしても目元が疲れたような印象になってしまいますが、原因は色々あってそれによって改善方法も違ってきます。
とはいえ、クマが気になって美容外科クリニックまで調べる方の多くは黒クマです。
なぜなら、青クマや茶クマはコンシーラーなどの化粧品である程度隠すことができますが黒クマはなかなか隠せないからです。
この記事ではクマの見分け方や黒クマを中心にクマ取り治療を解説していきます。
黒クマとその見分け方
クマを気にして美容クリニックまで調べる方は圧倒的に黒クマが多く、目の下に凸凹やシワがあって影のように黒く見えてしまってるのでメイクしても隠すには限界があります。
目の下のクマが黒クマの場合、目だけで上のほうを向いたり目の下のタルミを引っ張ったりすることで目立たなくなることもありますが、青クマや茶クマは改善しないというのが特徴です。
遺伝も関わっており、目の下の脂肪が飛び出している家系ですと、若い時にも脂肪が飛び出してクマが目立ってしまいます。
また、加齢とともに皮膚のハリがなくなることで脂肪が押し出されてクマが目立ってきますので、若い時には気にならなくても中年以降で気になる方もおられます。
黒クマ以外のクマ
青クマは血行不良
目の下の皮膚は薄くてその下にある毛細血管や筋肉がどうしても透けて、やや赤い感じや青い感じになります。
赤い感じが目立っている場合には赤クマとも呼ばれます。
特に睡眠不足やストレスや冷えなどが原因で血流が悪くなると青クマとなって目立ってしまいます。
青クマを解消するには十分な睡眠時間を取ったりホットタオルで温めたり優しくマッサージしたりするのが効果的です。
マッサージは指の腹を使って内側から外側にかけて優しく行っていきましょう。
強く擦ってしまうと肝斑が悪化する危険性があります。
茶クマは色素沈着
色素沈着といってメラニン色素がたまってしまうのが原因です。
ホホのシミそばかすなどだとレーザーを当てて良くなりますが、目の下の色素沈着だと残念ながらなかなか難しいです。
ついつい気にして茶色になっている部分をこすりがちですが、擦ると余計に悪くなるのであまり触らないようにしましょう。
茶クマの場合は積極的に治療するというよりは、悪化しないようケアをしていくというイメージです。
乾燥や紫外線は大敵なので、保湿剤やアイクリームや日焼け止めを適切に使っていきましょう。
また、ピーリング剤やハイドロキノンを試してみても良いでしょうが、お肌への刺激性がありますので、UVケアはいつも以上に気をつけて下さい。
黒クマは下眼瞼脱脂を検討
この黒クマにも原因を分けていくと、大きく3つあります。
眼球の周りにある眼窩脂肪のふくらみと皮のタルミと凹みです。
黒クマがどれか1つでできているというよりは3つが合わさってできているというイメージで、その割合は人によって様々です。
脂肪が7割、タルミが1割、凹みが2割、みたいな感じですが、ご自身で判断が難しい場合は一度診察を受けましょう。
おおまかな傾向として、若い方の黒クマの原因の多くは脂肪で、年齢を重ねるとハリがなくなりタルミや凹みの割合が高くなってきますが、もともと若い方でも凹みが目立つ方もおられます。
より目の解剖について細かく知りたい方は神戸大学医学部附属病院美容外科さんのホームページがわかりやすくまとまっておりますので御覧ください。
じゃあ、全部治さないといけないじゃないか、と思う方もおられるかもしれませんが、そんなことはなくて脂肪を除去するだけで満足される方はかなり多いです。
この脂肪を取るのが切らないクマ取り(目の下の脂肪取り)という施術で、下まぶたの裏側を開けて脂肪を取る施術になりますので抜糸の必要がありません。
表側を切って脂肪だけじゃなくて皮膚のタルミも取り除くのが下まぶたのタルミ取りで、こちらは抜糸の必要があります。
凹みに対しては注入してボリュームを出してあげようという発想になりまして、具体的にはヒアルロン酸を入れていきます。
治療法が色々あって迷うかもしれませんが、脂肪がある場合はまず脂肪取りをするのが重要です。
一気に手をつけてしまう方も中にはおられますが、痛みや内出血や腫れなどのダウンタイムが長くなりますし、費用も高額になってくるので、ひとまず脂肪取りだけしてその後物足りないようならタルミ取りも検討するという方は多くおられます。
もちろん脂肪取りだけだとタルミは残るわけですが、それでもクマがかなり改善して満足される方はかなり多いです。
伸びた皮膚も脂肪を取ってから時間が経つとだんだん馴染んできますが、若い方のほうが皮膚が縮んでくれやすいので脂肪が出ている方はあまり遅くならないうちに手を付けたほうが良いでしょう。
通常料金:目の下の脂肪取り 220000円(税込)
リスク副作用:痛み、出血など
脂肪のみ取った場合の症例写真(施術前と1ヶ月後)がこちらとなります。
まとめ
黒クマの原因には目の下の脂肪が関わっており、パソコンを見すぎないようにしたり睡眠をしっかり取るなどの日常でのケアには限界があり、治療するには手術が必要になることも多いです。
一気にゼロにしてしまいたいという方以外は、皮膚切除までは行わずにまずは脂肪取り(凹みが目立っている人の場合は少量のヒアルロン酸も追加)でやっていくのが良いでしょう。
大がかりな施術までしなくても満足される方は多いです。
どの施術がご自身に合っているのか気になる方は一度無料カウンセリングにお越しください。
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東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉