目の下のクマの取り方をタイプ別に紹介!効果的なセルフケアや治療法は? | 東京都上野御徒町の美容外科美容皮膚科エールクリニック|AILE Clinic

コラム

Column

2025.04.11

#目元

目の下のクマの取り方をタイプ別に紹介!効果的なセルフケアや治療法は?

「目の下のクマを取るにはどうしたらいいんだろう?」

「自分なりにケアをしているのに目の下のクマが取れない」

このような疑問や悩みを抱えてはいませんか。目の下のクマには3つのタイプがあり、それぞれ原因やケア方法が異なります。

当記事では目の下のクマの種類を紹介するとともに、それぞれの原因やセルフケア方法、治療法を解説します。自分で目元のクマを改善したいと考えている方や、美容クリニックでの施術を検討している方はぜひ参考にしてください。

目の下のクマの種類は3つ!チェック方法と原因を解説

目の下のクマは下記の3種類に分かれます。

種類  見た目・見分け方原因
青クマ・青黒く見えるクマ ・目の下を引っ張ると薄くなる血行不良
茶クマ・広範囲にわたり茶色く見えるクマ ・目の下を引っ張っても色が変わらない肌ダメージによる色素沈着
黒クマ・目の下のたるみやふくらみの影で黒っぽく見えるクマ ・目の下のたるみやふくらみを横に引っ張ると薄くなる目元の筋力の衰えや肌のハリの低下

それぞれのクマについてチェック方法と原因を詳しく解説します。

青クマ

青クマは目の下の毛細血管が透けて青黒く見えるクマです。目の下をやさしく引っ張ったときに、皮膚の青紫色が薄くなる場合は青クマの可能性が高いといえます。

原因は血行不良で、具体的には以下のような行動が血行不良につながるとされています。

  • 長時間のスマートフォン操作
  • 運動不足
  • 冷え
  • 寝不足
  • 喫煙
  • 心身の疲れ など

これらにより血行不良が起こると、血液中の還元ヘモグロビン量が増加し、青クマができるといわれています。

茶クマ

茶クマは目の下が広範囲にわたり茶色く見えるクマです。目の下をやさしく引っ張っても皮膚の色が変わらない場合は、茶クマの可能性が高いといえるでしょう。

茶クマの主な原因は、肌ダメージによる色素沈着です。具体的には以下のものが肌ダメージの要因になりやすいとされています。

  • 紫外線
  • 摩擦
  • 肌に合わないメイク用品やスキンケア用品

これらの要因によって肌ダメージが蓄積すると、皮膚内でメラニン色素が過剰生成されます。メラニン色素とは、肌を紫外線から守る役割を担っている色素のことです。

通常、生成されたメラニン色素は、肌の細胞が新しく生まれ変わる「ターンオーバー」によって肌の外へ排出されます。

しかし、過剰生成やターンオーバーの低下で排出しきれなくなると、色素が沈着して茶クマやシミ、くすみになることがあります。

なお、ターンオーバーの乱れも、紫外線や摩擦などが原因の一つです。このほか、加齢や生活習慣の乱れ(不規則な睡眠・運動不足・栄養バランスの偏りなど)もターンオーバー機能の低下につながります。

黒クマ

黒クマは、目の下のふくらみやたるみの影で黒っぽく見えるクマです。

顔を上に向けた状態で鏡を見たり、目の下のふくらみやたるみを横にやさしく引っ張ったりしたときにクマが薄くなる場合は、黒クマの可能性が高いといえます。

黒クマの原因は、目元の筋力の衰えや肌のハリの低下です。主に加齢によって進行しますが、紫外線によるダメージや肌への摩擦などによっても起こる場合があります。

【タイプ別】目の下のクマを自分で取る方法

各タイプの目の下のクマを取るためにできるセルフケア方法は以下のとおりです。

  • 青クマ:血流を促す
  • 茶クマ:日々のスキンケアを見直す
  • 黒クマ:エイジングケアを行う

それぞれ詳しく解説します。

青クマ:血流を促す

血流を促すことで、青クマが目立ちにくくなることがあります。簡単にできるセルフケアは以下のとおりです。

  • ツボ押しやマッサージをする
  • 生活習慣を見直す
  • 血流を促すとされる食材を摂る

具体的なやり方を説明します。

ツボ押しやマッサージをする

ツボ押しやマッサージは、目元の血流を促すケアの一つとされています。青クマで悩んでいる方は、以下のツボを押してみましょう。

引用:セラピア(森ノ宮医療大学)「目がしょぼしょぼする…眼精疲労に効くツボはここだ!

ツボ位置
魚腰(ぎょよう)眉毛の真ん中(左右の眉毛にそれぞれある)
攅竹(さんちく)眉頭の下にあるくぼみ
太陽(たいよう)眉尻と目尻の中間からやや後ろのくぼみ
睛明(せいめい)目頭のやや上にあるくぼみ
承泣(しょうきゅう)正面を向いたときの瞳の下にあるくぼみ

目の周りのツボを押す際は、眼球を圧迫しないように気をつけましょう。眼球を強く押すと、心拍数が減少する「アシュネル反射」が起こることがあります。ポイントは指の腹を使い、優しくリズミカルに押すことです。

なお、ツボの位置がわからない場合は、マッサージで目の周りの筋肉をほぐすだけでも効果が期待できます。ただし、目の周りは皮膚が薄くデリケートなため、強く押したり擦ったりしないように注意しましょう。

ツボ押しやマッサージを行う際は、目元を温めてから行うのがおすすめです。ホットタオルや蒸しタオルなどで目元を温めた後や、入浴後に行うと、より血行を促しやすくなるといわれています。

参考:セラピア(森ノ宮医療大学)「目がしょぼしょぼする…眼精疲労に効くツボはここだ!

参考:学校法人西田学園 アルファ医療福祉専門学校「試してトクする🍖〇〇のツボ その121「目のくま篇」

参考:身延山大学「医務室だより

参考:大阪樟蔭女子大学「疲れ目のケア

生活習慣を見直す

生活習慣の見直しも、青クマが目立ちにくくなることが期待できます。青クマの原因となる血行不良は、長時間のスマートフォン操作や寝不足などの悪習慣によって起こります。そのため、血流を促すには生活習慣を見直すことが大切です。

具体的に何をすればいいかわからない場合は、以下の行動を習慣化しましょう。

  • 1時間に10分程度、目の休憩を挟む
  • 就寝前のスマートフォン操作を控える
  • 意識的にまばたきを多く行う
  • 十分な睡眠をとる
  • 適度な運動を心がける
  • 喫煙を控える

これらを積極的に行うことで、青クマの原因である血行不良の解消につながります。

参考:ココ カラ こおりやま!「目の健康

参考:大阪産業大学「眼精疲労を予防しましょう!

参考:Institute of SCIENCE TOKYO(旧・東京工業大学)「健康とは何か~「運動」と「栄養」を独自の視点で研究~ — 林直亨

血流を促すとされる食材を摂る

青クマを目立ちにくくするには、血流を促すとされる食材を摂る方法もあります。代表的な食材は以下のとおりです。

食材
野菜タマネギ、ニンニク、ニラ など
青魚サンマ、アジ、イワシ など
大豆製品納豆、豆腐 など

野菜は、血栓の生成を防ぐ「硫化アリル」という成分が含まれている食材がとくに効果的とされています。これらの食材は香りの強さが特徴的です。

また、青魚に含まれるDHAやEPAは、血液の中の余分なコレステロールを減らし、血を固まりにくくさせる働きがあります。大豆に含まれる大豆タンパクも同じ働きを行うため、血流のサポートに効果が期待できます。

このような食材を日常的に取り入れ、バランスの良い食事を心がけることが、青クマを改善する近道になるといえるでしょう。

参考:小美玉市「血液サラサラメニュー

参考:公益社団法人 山形県栄養士会「血栓症と食事について

参考:桃山学院大学「血液サラサラで体の中からキレイに!

茶クマ:日々のスキンケアを見直す

茶クマを目立ちにくくしたい場合は、日々のスキンケアを見直すことが効果的です。具体的な方法は以下のとおりです。

  • 保湿を徹底する
  • 美容ケアアイテムを使う
  • 紫外線対策を行う
  • 肌にできるだけ摩擦を与えない

具体的なやり方を解説します。

保湿を徹底する

茶クマに悩んでいる方は、まず保湿を徹底することから始めましょう。

肌が乾燥するとターンオーバー機能が低下し、茶クマの元であるメラニン色素が排出しきれなくなります。そのため、まずは保湿を徹底し、ターンオーバーを促すことが大切です。

目元は皮脂が少なく、とくに乾燥しやすい部位です。化粧水や乳液だけでスキンケアを行っている場合は、アイクリームなどのケアアイテムもプラスしましょう。

美白ケアアイテムを使う

茶クマのケアの一環として、美白アイテムを取り入れる方法もあります。

なぜなら、多くの美白ケアアイテムには、茶クマの元となるメラニン色素にアプローチする成分が含まれているためです。

美白ケアアイテムに含まれている代表的な成分は以下のとおりです。

作用成分
メラニンの生成を抑えるビタミンC誘導体、コウジ酸など
メラニンの排泄を促進するエナジーシグナルAMP、リノール酸Sなど
メラニンをつくる酵素の働きを阻害するm-トラネキサム酸、アルブチンなど
メラニンをつくる酵素を分解するマグノリグナン、リノール酸など

これらの成分が含まれたケアアイテムは、茶クマの予防を目的として使用されることがあります。茶クマに悩んでいる方は、ぜひ日々のスキンケアに取り入れてみましょう。

参考:日本化粧品検定協会「日本化粧品検定2級・3級対策テキスト」

紫外線対策を行う

茶クマを悪化させないためには、紫外線対策も欠かせません。目元を紫外線から守るには、以下の方法があります。

  • こまめに日焼け止めを塗る
  • サングラスをかける
  • 帽子をかぶる
  • 日傘を使用する

紫外線は年中降り注いでいるため、外出する際は常に対策を行うことが大切です。

肌にできるだけ摩擦を与えない

肌にできるだけ摩擦を与えないことも、茶クマの悪化を防ぐポイントです。

とくに注意したいのが、アイメイクやメイク落としをするときです。茶クマが気になる場合は、できるだけアイメイクを控えることが望ましいといえます。どうしてもメイクをしたい場合はやわらかい素材のブラシを使い、優しくメイクを行いましょう。

目元のメイクを落とす際は、ポイントリムーバーを十分に染み込ませたコットンでやさしく拭き取ってください。

肌への摩擦を減らすには、普段から目元を擦らないように意識することも大切です。目元に湿疹ができたり、花粉症で目が痒くなったりした場合でも、できるだけ目を擦らないように意識しましょう。

黒クマ:エイジングケアを行う

黒クマを目立ちにくくしたい場合は、エイジングケアを行うことが効果的です。具体的な方法は以下のとおりです。

  • 眼輪筋トレーニングを行う
  • シワやたるみ予防に効果的な化粧品を使う

黒クマは加齢による目元の筋力の衰えや、肌のハリの低下も原因の一つであるため、セルフケアだけでは改善が難しい場合もあります。

そのため、しばらくセルフケアを実践し、改善が見込めない場合は治療を検討したほうがよいでしょう。

眼輪筋トレーニングを行う

黒クマを改善したい場合は、まず眼輪筋トレーニングを行ってみましょう。

眼輪筋とは、目の周りを囲んでいる筋肉のことです。眼輪筋を鍛えるトレーニング方法は複数ありますが、瞳を上下左右に動かすだけでもトレーニング効果が期待できます。

日頃から眼輪筋を鍛えることでむくみが解消されるため、黒クマの予防にもおすすめです。

エイジングケア化粧品を使う

黒クマを改善したいなら、エイジングケア化粧品を使うなど、年齢によって変化した肌に合わせたスキンケアを行うことも大切です。

シワやたるみは、肌のハリや弾力の低下と関係するといわれています。エイジングケア化粧品は年齢によって変化した肌にアプローチできるため、日々のスキンケアに取り入れることで黒クマの予防にもつながります。

【タイプ別】クマ取りの治療方法

目元のクマは、種類によって適した治療方法が異なります。それぞれに適した治療方法は以下のとおりです。

  • 青クマ:クマ取り再生注射
  • 茶クマ:レーザー治療や薬物療法
  • 黒クマ:脱脂手術や注入

なお、クマ取り治療のダウンタイムは一般的に3日〜1週間程度とされています。ダウンタイム中の過ごし方や注意点は以下の記事を参考にしてください。

クマ取りのダウンタイムはいつ終わる?腫れの状態や過ごし方

ここでは各治療方法について解説します。

青クマ:クマ取り再生注射

青クマを解消するには生活習慣の改善が欠かせませんが、どうしても難しい場合はクマ取り再生注射を検討する手もあります。

クマ取り再生注射とは、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分を目の下に注入する方法です。実施する場合には、複数回かつ継続的な治療が必要です。

茶クマ:レーザー治療や薬物療法

茶クマの治療方法には、レーザー治療や薬物療法があります。

レーザー治療はいくつかの方法がありますが、ダウンタイムの短さで選ぶなら「ピコレーザー治療」が適しています。

ピコレーザー治療とは、ピコ秒(1兆分の1秒)の間隔で照射する治療方法のことです。衝撃波でメラニン色素を砕けるため、茶クマの改善に効果が期待できます。

一方、薬物療法は美白剤を使用して茶クマを薄くする治療方法です。外用薬と内服薬がありますが、一般的にはハイドロキノンやトレチノインと呼ばれる外用薬が使われます。

なお、レーザー治療と薬物療法は併用可能です。よりスピーディーに茶クマを改善したい場合は、2つの治療を検討してもよいでしょう。

黒クマ:脱脂手術や注入

黒クマの治療方法には、経結膜脱脂法や注入治療があります。

経結膜脱脂法とは、目の下の不要な脂肪を取り除き、黒クマの原因であるふくらみやたるみを改善する施術です。

黒クマの状態によっては、経結膜脱脂法だけで改善が見込める場合もあります。当院(エールクリニック)でも、脂肪取りだけで満足する方が多く見られます。

以下は脂肪取りのみ行った症例写真です。

通常料金:目の下の脂肪取り 220000円(税込)
リスク副作用:痛み、内出血など

目元のたるみやふくらみで黒クマが目立ってきたという方は、状態が悪化する前に治療を検討したほうがよいでしょう。

一方、加齢に伴って肌のハリがなくなり、凹みが原因で黒クマが起こっている場合は、経結膜脱脂法と併せて、ヒアルロン酸の注入を検討することもあります。

経結膜脱脂法とヒアルロン酸の注入を同時に行う場合は費用も高額になりますので、まずは経結膜脱脂法を行い、経過を見つつ必要な場合のみヒアルロン酸を注入するのがおすすめです。

当院では、これらの詳しいご説明を行うカウンセリングをご用意しております。黒クマで悩んでいる方は、ぜひお気軽にエールクリニックまでお問い合わせください。

東京都でクマ取りができるクリニックをお探しならエールクリニックへ

目の下のクマは青クマ・茶クマ・黒クマの3種類があり、それぞれ適したケア方法や治療方法が異なります。タイプ別のケア方法や治療方法は以下の通りです。

  • 青クマ:血流促進や再生注射
  • 茶クマ:スキンケアの見直しやレーザー治療、薬物療法
  • 黒クマ:エイジングケアや脱脂手術、注入

間違ったケアを行うと状態が悪化することもあるため、まずは自分がどのタイプのクマに当てはまるか確認しましょう。

自分がどのクマに当てはまるかわからない場合は、美容クリニックでカウンセリングを受けるのも一つの手です。

御徒町駅から徒歩1分のエールクリニックでは、LINE公式アカウントにご登録いただいた方に、カウンセリングを無料でご提供しています。

また現在、「経結膜脱脂法(切らないクマ取り)」のモニターキャンペーン(条件あり※)も実施中です。目の下のクマに悩んでいる方は、ぜひエールクリニックへお気軽にご相談ください。

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東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉

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