そばかすを消す方法10選!自力での方法やクリニックでの治療法を解説 | 東京上野御徒町のエールクリニック

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そばかすを消す方法10選!自力での方法やクリニックでの治療法を解説

そばかす

「そばかすができて、なかなか消えない」
「そばかすを自力で消すことはできるの?」
「そばかすにはどのような治療法がある?」

このように悩んでいませんか?そばかすが目立ち、なかなか消えないと悩んでいる方も多いでしょう。

そこで、本記事では、そばかす治療を提供しているAILE Clinicが以下の内容を解説します。

そばかすの色を自力で消す方法
クリニックでそばかすを消す方法
そばかす治療のクリニックの選び方 など

そばかすを治療する方法まで、わかりやすく詳細に説明するため、そばかすを早く消したいという方にもおすすめします。

本記事を読んで、そばかすを消す方法についての理解を深めて、きれいな素肌を手に入れましょう。

そばかすとは?

そばかすは、シミの一種で、医学的には「雀卵斑(じゃくらんはん)」と呼ばれています。

特徴は、直径2~3mm程度の小さな斑点が、主に鼻や頬を中心に多数散らばっていることです。

色は、薄い茶色や濃い茶色まで個人差があります。

小学生から中学生頃から目立つ場合が多いですが、思春期以降や妊娠時などに目立つケースもあります。

そばかすの原因

そばかすは、遺伝が大きく関与しています。特に色白で赤毛の白人に多く見られますが、日本人でも色素の薄い人ほどそばかすができやすい傾向にあります。

「赤毛のアン」の主人公のイメージが近いかもしれません。

紫外線や加齢によるシミとは異なり、そばかすは幼少期から出現することが多いです。

遺伝的にそばかすができやすい人は、紫外線などの刺激によってメラノサイト(色素細胞)が活性化され、メラニン色素が生成されてそばかすとなって現れるのです。

年齢とともにそばかすが薄くなる人もいますが、その頃にはシミや肝斑が目立ち始めるケースもあります。

また、女性ホルモンの影響も受けるため、女性に多く見られ、妊娠・出産などでホルモンバランスが変化した際にそばかすが増える場合もあります。

シミとの違い

そばかすは遺伝的な要因が強く、幼少期から出現しやすいのに対し、シミは紫外線や加齢など後天的な要因の影響を受けて、年齢を重ねるにつれ現れ始めます。

そばかすは色白の人に多く、顔や手、腕など日光の当たる部位に小さな斑点が散らばって発症する傾向にあります。

一方、シミは男女問わず見られ、額や頬など紫外線を浴びやすい部分にくっきりとした斑点ができるのが特徴です。

そばかすは思春期を過ぎると自然に薄くなることもありますが、シミは一度できてしまうと、適切な治療やケアを行わない限り消えにくいという違いもあります。

ただし、そばかすもシミも、メラニンの蓄積という点では共通しているため、日頃から紫外線対策を行い、肌の健康を保つことが重要です。

そばかすの色を自力で消す5つの方法・セルフケア

そばかすは体質的なものなので、日常のケアをしっかりしていたとしても出てはしまうのですが、ケアをしているのとしていないのとでは長い目で見ると大きな差になってきます。

ここでは、そばかすの色を自力で消す5つの方法・セルフケアを紹介します。

  • 美白効果が期待できる化粧水・クリームを使う
  • ビタミンCなどを摂取する
  • 日焼け止めや日傘などで紫外線を防ぐ
  • 健康的な生活を送る
  • メイクでそばかすを消す

前提として、自力でケアしてもそばかすを消すのは難しいですが、そばかすを増やさないためや色を薄くする・隠すために取り組んでみてください。

1.美白効果が期待できる化粧水・クリームを使う

美白効果が期待できる化粧水やクリームを日々のスキンケアに取り入れると、そばかすが目立たなくなるようにできます。

特に、ビタミンC誘導体やハイドロキノンなどの美容成分が配合された製品は、メラニン色素の生成を抑制し、肌のターンオーバーを促進する働きがあるため効果的です。

ただし、美白効果には個人差があるため、即効性を期待せず継続的に使用しましょう。

2.ビタミンCなどを摂取する

ビタミンCやトラネキサム酸などの美白成分を、サプリメントや食品から積極的に摂取すると、体の内側からメラニン色素の生成を抑える効果が期待できます。

ビタミンCは、レモンやキウイ、パプリカなどに多く含まれる栄養素です。

抗酸化作用により、紫外線によるダメージから肌を守ってくれます。

また、トラネキサム酸は、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する働きがあります。

トラネキサム酸を含む医薬品や化粧品も販売されているので、状況に合わせて使い分けるとよいでしょう。

当院で取り扱いのある飲み薬はこちらをご確認ください。

市販の内服だとトランシーノが有名です。

トラネキサム酸についての詳しい説明はこちらのコラム トラネキサム酸は飲み続けても大丈夫?美白効果と副作用を解説 をご確認下さい。

3.日焼け止めや日傘などで紫外線を防ぐ

紫外線には肌のハリをなくしてシワを生み出すUVAと色素沈着の原因となるUVBがあります。

UVAとUVBを防ぐために、日焼け止めや日傘などで紫外線を防いでください。

すでに、できているそばかすを薄くすることはできません。

しかし、そばかすの周りの皮膚が紫外線を吸収してそばかすが濃くなったり新たにシミができてしまったりするリスクがあります。

夏はもちろん、春や秋も紫外線量は決して少なくはないのでUVケアはしておいたほうがよいでしょう。

また、日焼け止めは、外出する15~30分前に塗るのがおすすめです。

汗をかいたり長時間外出する場合は、こまめに塗り直しましょう。

4.健康的な生活を送る

規則正しい生活習慣とバランスの取れた食事、十分な睡眠は、そばかすの予防と発生防止に役立ちます。

睡眠不足や偏った食生活は、ホルモンバランスを乱し、メラニンの過剰生成を促進する可能性があるためです。

喫煙も、そばかすを悪化させる要因の一つです。

タバコに含まれる有害物質が、色素沈着を引き起こすと言われています。

ストレスを溜め込まないことも大切です。

ストレスによって分泌されるホルモンが、色素細胞を刺激し、そばかすを濃くする原因になります。

自分なりのストレス解消法を見つけ、心身ともに健康的な生活を心がけることが、そばかすの予防と改善につながります。

5.メイクでそばかすを消す

薄いそばかすであれば、コンシーラーなどのメイクを使ってカバーする方法もあります。

そばかすの部分に直接コンシーラーを薄く重ね、その上からファンデーションを塗ることで、自然に肌色に馴染ませられます。カラーコントロール下地を使うのも効果的です。肌色より少し明るめの下地を選ぶと、そばかすを目立たなくしてくれます。

ただし、メイクでカバーしても根本的な解決にはならないため、次項で解説する「クリニックでそばかすを消す治療方法」も試してみてください。

クリニックでそばかすを消す治療方法5選

そばかすに対してのセルフケアはあるものの、完全に消すことは難しいでしょう。そのため、クリニックでの治療を検討してみるのも一つの手段です。

  • IPL
  • ピコレーザー
  • ピーリング
  • トラネキサム酸やハイチオールなどの内服薬
  • ハイドロキノン

ここでは、そばかすに効果的なクリニックでの治療方法を6つ紹介します。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解して、自分に合った方法を見つけましょう。

1.IPL

IPL(Intense Pulsed Light)は、光治療の一種で、フォトフェイシャルとも呼ばれています。顔全体にジェルを塗布してから、広範囲に光を照射する施術方法です。そばかす治療に特化したものではなく、ニキビ跡の赤みなどにも効果が期待できる総合的な美肌治療です。

代表的な機器には、ルメッカやM22、フォトシルクプラスなどがあります。

IPLは、肝斑があまり目立たない方に適しています。照射後、一時的にかさぶたのようになることもありますが、ダウンタイムは比較的短いのが特徴です。

1回の施術でも効果を実感できる場合もありますが、通常は5~6回程度の継続治療を行うことで、徐々にそばかすを薄くしていきます。

2.ピコレーザー

ピコレーザーは、黒いメラニンに反応しやすいレーザー治療です。

代表的な機器には、ピコシュアやピコウェイなどがありますが、当院ではエンライトンSRを使用します。

従来のQスイッチレーザーなどのシミ取りレーザーと比べ、照射時間が短いのが特徴です。

これにより、狙った部位にピンポイントで高エネルギーを照射できます。

ピコレーザーには、ピコトーニングとピコスポットの2種類の照射方法があります。

そばかす治療により効果的なのは、ピコスポットです。

ピコトーニングは、ダウンタイムが少なく、肝斑との併用治療にも適していますが、効果が出るまでに回数を要するというデメリットがあります。

一方、ピコスポットはダウンタイムや色素沈着などのリスクはありますが、1回でも変化が出やすいのが特徴です。

以下に、ピコスポットを受けた方の写真を提示します。

ピコスポット全顔 シミ取り放題 症例写真

ピコスポット症例写真:施術前と1ヶ月後
通常料金:ピコスポット 1mm 3300円(税込)、全顔(個数関わらず) 99000円(税込)
リスク副作用:色素沈着など


ピコスポットについての説明やリスクはピコレーザーのページやこちらのコラム ピコスポットでシミ取りそばかす除去!効果・ダウンタイム・痛みを解説 をご確認下さい。

3.ピーリング

ピーリングは薬を肌の表面に塗布した後に洗い流す施術です。

薬の力によって肌の表面の角質を除去してターンオーバーを促進してメラニンの排出を促します。

オーソドックスな施術はケミカルピーリング(サリチル酸ピーリング)です。

ほかにも追加で作用のあるピーリング剤が各種存在しますが、当院ではマッサージピールを採用しております。

ピーリングのダウンタイムや痛みはさほど強くはありませんが、一時的に赤みやひりつきが出たり皮むけすることがありますので、施術後は保湿とUVケアをしっかりと行ってください。

ピーリングはレーザーと比べるとそばかすに対する効果は落ちますが、ダウンタイムが控えめですしニキビに対しても効果があるため、選択肢の一つとして考慮しましょう。

4.トラネキサム酸やハイチオールなどの内服薬

そばかす治療と並行して、内服薬を服用すると、より高い効果が期待できます。代表的なのは、トラネキサム酸とハイチオールです。

トラネキサム酸は、メラニンの生成を抑制する働きがあります。シミやそばかすの予防と改善に効果的で、飲み薬だけでなく、化粧品にも配合されています。

ハイチオールは、L-システインを主成分とする市販薬です。メラニンの生成を抑え、色素沈着やそばかすの改善につながります。

5.ハイドロキノン

ハイドロキノンは、メラニンの生成を抑制し、漂白作用のある外用薬です。

そばかすの色を薄くするのに効果的ですが、刺激が強いため、医師の指導のもと使用しましょう。

ハイドロキノンを含む代表的な化粧品に、エンビロンやゼオスキンなどがあります。

赤みや皮むけなどの副作用のリスクもあるため、クリニックで相談してから使い始めましょう。

当院で行うピコスポットの術後は、炎症止めの塗り薬を使用してケアをしてもらいますが、ハイドロキノンやレチノールなどはお肌への刺激性がありますので、しばらくは使用を控えて赤みが完全に引いてから開始してください。

クリニックでそばかすを消す・除去するときの値段・相場

クリニックでそばかすを消す治療の料金は、施術の種類や範囲、回数によって大きく異なります。

ここでは、代表的なそばかす治療の値段や相場を紹介します。

そばかす治療値段・相場
IPL約19,000円
ピコレーザー直径5mm:約5000円~10,000円直径20mm:約20,000円から40,000円
ピーリング1回あたり約5,000円~10,000円
内服薬1回あたり、約1,000円~

相場は上記のようになりますが、価格の安さだけでなく、安全性なども確認しておきましょう。

カウンセリングの際は、料金以外にも、治療内容やリスク、ダウンタイム、予想される効果などにも詳しく説明してもらい、納得したうえで施術を受けるようにしましょう。

そばかすを消す治療方法を行うクリニックの4つの選び方

そばかすを消すためにクリニックでの治療を検討する際は、効果を感じるためや安全に治療を受けるために、選び方を理解しておく必要があります。

  • 実績や経験があるか
  • 選択肢が多いか
  • アフターケアが充実しているか
  • 値段設定や表示方法はわかりやすいか

ここでは、そばかす治療を行うクリニックを選ぶ際の4つのポイントを紹介します。

1.実績や経験があるか

クリニックは、そばかす治療の実績や経験が豊富なクリニックを選んでください。

そばかす治療を行ってきた経験が多い医師は、患者の肌質や状態に合わせて、適切な治療方法や機器の設定を行えます。

これにより、副作用のリスクを最小限に抑えつつ、効果を引き出せるでしょう。

クリニック選びの際は、ホームページや口コミなどで、そばかす治療の実績や医師の経験を確認しておくこともおすすめします。

カウンセリングの際に、実際の症例写真を見せてもらうのも一つの方法です。

2.選択肢が多いか

そばかすの種類や状態は人によって異なるため、クリニックには多様な治療オプションがある点が望ましいです。

レーザー治療やピーリング、内服薬など、さまざまな選択肢を用意しているクリニックは、患者のニーズに合わせた最適な治療を提供してくれる可能性が高いでしょう。

また、複数の治療方法を組み合わせると、より高い効果が期待できる場合もあります。

3.アフターケアが充実しているか

そばかす治療では、施術後のアフターケアが重要です。

特にレーザー治療では、施術後の適切なケアを行わないと、色素沈着や炎症後色素沈着(PIH)などの副作用が起こるリスクがあります。

アフターケアが充実しているクリニックでは、施術後の注意点や、スキンケア方法を丁寧に説明してくれます。

また、定期的な経過観察を行い、肌の状態に合わせたケア方法を提案してくれるでしょう。

万が一、副作用が起こった場合でも、迅速に対応してくれるため、安心して治療を受けられます。

アフターケアの内容については、カウンセリングの際に詳しく確認しておきましょう。

4.値段設定や表示方法はわかりやすいか

そばかす治療の料金は、クリニックによって大きく異なります。

施術部位や範囲、回数によっても料金が変わってくるため、わかりにくいと感じる人も多いでしょう。

料金設定がわかりやすいクリニックを選ぶと、治療にかかる総額を把握しやすくなります。

また、料金プランが細かく設定されていると、自分の予算に合わせて治療を受けられます。

カウンセリングの際は、料金に関する疑問点を残さず確認しておきましょう。

追加料金の有無や、支払方法などにも事前に確認しておくと安心です。

そばかすを消す方法についてのよくある5つの質問

ここでは、そばかすを消す方法についてのよくある質問を紹介します。

  • そばかすは自然に消えますか?
  • 飲み薬だけでそばかすを消せますか?
  • そばかす治療にはどのくらいの期間がかかりますか?
  • 治療にはどのような副作用がありますか?
  • そばかすを予防する方法はありますか?

そばかすに関する疑問を解決して、そばかすを消す方法を試しましょう。

Q1.そばかすは自然に消えますか?

そばかすは、大人になってから、完全に自然に消えることはほとんどありません。

しかし、年齢とともに薄くなったり、目立たなくなったりする場合はあります。

特に、思春期から20代にかけては、ホルモンバランスの変化によってそばかすが濃くなる傾向にありますが、その後徐々に薄くなっていくケースもあります。

Q2.飲み薬だけでそばかすを消せますか?

飲み薬だけでそばかすを完全に消すことは難しいですが、メラニンの生成を抑制するトラネキサム酸などの内服薬を服用すると、そばかすの改善を助ける効果が期待できます。

ただし、内服薬はあくまでも補助的な役割であり、根本的なそばかすの改善には、外用薬や施術との組み合わせが必要です。

また、内服薬の服用は、医師の処方に基づいて行う必要があります。

自己判断で服用を始めたり、長期間の使用は避けましょう。

Q3.そばかす治療にはどのくらいの期間がかかりますか?

そばかす治療に必要な期間は、選択する治療方法やそばかすの種類、範囲、濃さによって異なります。

レーザー治療の場合、1回の施術で効果を実感できる場合もありますが、数か月感覚を空けて照射します。

ピーリングなどの治療は数週間に1回行うことが多いです。

そばかすの状態によっては、長期間かかることもあるため、クリニックの先生に相談してみましょう。

Q4.治療にはどのような副作用がありますか?

レーザー治療では、施術後に一時的な赤み、腫れなどが生じる場合があります。

また、稀ですが、色素沈着などの副作用が起こる可能性もあります。

ピーリングの場合は、施術後に皮膚の赤み、ひりつき、皮むけなどが生じる場合がありますが、数日で改善することが多いです。

内服薬や外用薬の場合は、肌の乾燥、赤み、かゆみなどが生じるケースがあります。

さらに、頭痛などの全身性の副作用が起こる恐れもあります。

副作用の症状や対処法については、医師とよく相談し、適切なアフターケアを行いましょう。

Q5.そばかすを予防する方法はありますか?

そばかすを予防する効果的な方法は、紫外線対策です。

紫外線は、そばかすの原因となるメラニンの生成を促進するため、日頃から紫外線を避けましょう。

具体的には、日焼け止めクリームの使用、帽子や日傘での顔の保護、日中の外出を控えめにするなどの対策が有効です。

SPF30以上の日焼け止めを選び、こまめに塗り直しましょう。

また、先述したように、バランスの取れた食事や十分な睡眠、ストレス管理など、健康的な生活習慣を送ることも、そばかすの予防に役立ちます。

まとめ|そばかすを消すおすすめの方法はクリニックでの治療

そばかすは遺伝により色素斑ができてしまうもので、ケアとして大切なのはUVケアを行うことです。

それでもそばかすは増えてしまうため、そばかすを消したい方はピコスポットなどのレーザー治療を検討してみましょう。

ご自身のお肌がそもそもそばかすなのか、どのような治療が適しているのか気になっている方はカウンセリングにてぜひご相談ください。

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東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉

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