ダウンタイムなしのクマ取りはある?腫れを最小限に抑える治療法と回復期間を医師が解説 | 東京都上野御徒町の美容外科美容皮膚科エールクリニック|AILE Clinic

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2026.07.16

#目元

ダウンタイムなしのクマ取りはある?腫れを最小限に抑える治療法と回復期間を医師が解説

「クマ取りをしたいけれど、仕事や学校を休めない」「ダウンタイムなしで目の下のクマを治療できないだろうか」——このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、腫れや内出血といったダウンタイムが完全にゼロになるクマ取り治療は、医学的には存在しません。

ただし、クマの種類に合った施術を選び、正しい術後ケアを行うことで、日常生活への影響を最小限に抑えることは十分に可能です。

本記事では、クマの種類ごとの治療法とダウンタイム、回復を早める過ごし方までを、公的機関や査読付き医学論文の情報を交えながら眼科出身の美容外科医の井原が解説します。

ダウンタイムなしのクマ取りが存在しない理由

目の下のクマ治療は、レーザーや注入といった低侵襲なものから、脂肪を除去する手術まで幅広くあります。

どの施術であっても、皮膚や粘膜、血管に何らかの刺激が加わる以上、程度の差こそあれ赤み・腫れ・内出血などの反応が起こり得ます。

実際、厚生労働省が定める医療広告ガイドラインでは、「ダウンタイムなし」「絶対に腫れない」「傷跡が残らない」といった、安全性や効果を保証するかのような表現は、患者に誤解を与えるおそれがあるため医療機関の広告・ウェブサイトで用いることが認められていません(出典:厚生労働省「医療法における病院等の広告規制について」)。

つまり、ダウンタイム完全ゼロをうたう情報それ自体に、注意が必要なのです。

大切なのはダウンタイムがゼロかどうかではなく、自分のクマの種類に合った施術を選ぶこと、施術ごとのダウンタイムの目安を正しく知ること、回復を早めるセルフケアを実践することの3点です。

クマの4種類の分類と見分け方

クマは原因によって大きく4種類に分けられ、タイプごとに適した治療法もダウンタイムの程度も異なります。

まずはご自身のクマがどのタイプなのかを知ることが重要なので、以下のセルフチェックでご自身のクマがどのタイプに近いか確認してみてください。

タイプ主な原因セルフチェック法主な治療の方向性
青クマ皮膚の薄さ・血行不良・睡眠不足などによる皮下の静脈の透け皮膚を軽く引っ張っても色が移動せず、体調によって濃さが変わる生活習慣の改善、血行促進、皮膚に厚みを持たせる治療
茶クマ摩擦や紫外線ダメージによるメラニン色素の沈着皮膚を引っ張ると色も一緒に動き、常に一定の茶色ピコトーニング、美白外用薬、摩擦・紫外線対策
赤クマ眼窩脂肪の突出により眼輪筋(目の周りの筋肉)が圧迫され赤みが透ける目の下の膨らみに伴う赤紫色の色調でメイクで隠れにくい眼窩脂肪への対処(経結膜脱脂など)
黒クマ(影クマ)加齢などによる眼窩脂肪の突出と皮膚のたるみが作る影上を向いたり皮膚を軽く引き上げたりすると影が薄くなる経結膜脱脂、脂肪注入、ヒアルロン酸注入など

実際には複数のタイプが混在している混合型の方も少なくありません。

目の下のクマのタイプについて詳しく知りたい方は、目の下のクマの取り方やセルフケアを黒クマ青クマ茶クマ赤クマのタイプ別に医師が紹介もお読み下さい。

自己判断が難しい場合は、カウンセリングで医師の診断を受けることをおすすめします。

 クマ取り施術別のダウンタイムの目安・持続期間・リスク

代表的なクマ治療について、ダウンタイムの目安・効果の持続期間・注意すべきリスクを表としてまとめました。

ダウンタイムが短い施術ほど効果の持続が限定的になり、根本的な改善が期待できる施術ほど回復に時間がかかるという傾向があります。

施術適したクマダウンタイムの目安効果の持続主なリスク・注意点
ピコトーニング茶クマ数時間〜1日程度の軽い赤みやヒリつきが生じることあり複数回(目安5~10回)の照射が必要色素沈着、白斑など
ヒアルロン酸注入青クマ、凹みによる黒クマ数日〜1週間程度の軽い腫れ・内出血数か月〜2年程度で吸収され、追加注入が必要凹凸、チンダル現象(青白い透け)、まれに塞栓などの重篤な合併症
経結膜脱脂黒クマ・脂肪の突出による赤クマ1〜2週間程度の腫れ・内出血(ピークは術後1〜2日)切除した脂肪は再生しないため半永久的内出血、結膜浮腫、左右差、凹凸など
脂肪注入青クマ、凹みによる黒クマ1〜2週間程度(脂肪採取部位のケアも必要)定着した脂肪は長期的に維持されやすい脂肪の生着率のばらつき、しこり、石灰化など、採取部位の腫れや痛みも

低侵襲治療(レーザー・注入)

ピコトーニングヒアルロン酸注入は、どちらも施術直後からメイクが可能であり施術当日から普段に近い生活に戻りやすく、ダウンタイムを極力抑えたいというニーズに最も近い選択肢です。

これはヒアルロン酸の施術直後の症例写真ですが、針穴とその周囲に軽度の内出血が確認できます。

目の下ヒアルロン酸の施術前と施術直後の症例写真

ヒアルロン酸の症例写真施術前と施術直後
ゴルゴライン税込33,000円、目の下税込44,000円
リスク副作用:出血、稀に塞栓など

ピコトーニングやヒアルロン酸注入は厳密にはダウンタイムなしではありませんが、ダウンタイムが軽度でありほぼ全員の患者さんがわざわざ休みを取らずに受けているという意味ではダウンタイムなしとも表現できるかもしれません。

ただし、茶クマ以外へのレーザーは効果が限定的であること、ヒアルロン酸は時間とともに吸収されるため定期的なメンテナンスが前提になることは理解しておく必要があります。

茶クマに対するレーザー治療について詳しく知りたい方は、茶クマを治すレーザー治療の概要【メリットデメリットも医師が解説】もお読み下さい。

根本治療(経結膜脱脂)

目の下の膨らみ(眼窩脂肪の突出)が原因の黒クマ・赤クマに対しては、まぶたの裏側から脂肪を取り除く経結膜脱脂が根本的なアプローチとなります。

皮膚表面を切開しないため顔の表面に傷が残らない点は大きなメリットですが、腫れや内出血を完全に避けることはできず、見た目が落ち着くまでに1〜2週間程度を見込むのが現実的です。

目の下の脂肪取り施術前と施術直後の症例写真

下眼瞼脱脂術症例写真:施術前と施術直後
通常料金:目の下の脂肪取り 220000円(税込)
リスク副作用:痛み、出血など

クマ取り翌日や1週間後など時系列でのダウンタイムを詳しく知りたい方は、クマ取りのダウンタイムはいつ終わる?腫れの状態や過ごし方を医師が解説もお読み下さい。

大事な予定の直前ではなく、連休やリモートワーク期間などを活用したスケジューリングが後悔しないコツです。

現在AILE Clinicでは、「経結膜脱脂法(切らないクマ取り)」のモニターキャンペーンを実施中で、通常価格の税込220,000円からモニターで税込99,000とお安い価格で受けることが可能となっております。

目の下の脂肪は解剖学的に内、中、外と3つに分かれておりますが(参照:Transconjunctival Blepharoplasty – StatPearls, NCBI)、全ての脂肪を取ることになっても当院ではワンメニューですので追加料金はかからず、この価格の中に麻酔代も含まれております。

下眼瞼手術の合併症

腫れる腫れないという感覚的な情報だけでなく、医学論文で報告されている客観的なデータを知っておくと、リスクとの向き合い方が変わります。

下眼瞼形成術全体の合併症率は、2007年から2009年にかけて行われた後ろ向き研究(200例)で約9.5%と報告され、その大半は結膜浮腫や腫れといった軽度な一過性のもので、後述する失明などの重篤な合併症はごく稀です。(参照:Patrocinio TG, et al. Complications in blepharoplasty: how to avoid and manage them. Braz J Otorhinolaryngol. 2011 Jun;77(3):322-7. doi: 10.1590/s1808-86942011000300009. PMID: 21739006; PMCID: PMC9443734.

球後出血や失明の頻度は、クマ取り手術に限定したデータが存在しないため、美容目的の眼瞼手術全体での発生頻度についてのアメリカでの報告にはなりますが、球後出血は約0.055%(約2,000例に1例)で、失明は約0.0045%(約2.2万例に1例)の頻度となっております。(参照:Hass AN, Penne RB, Stefanyszyn MA, Flanagan JC. Incidence of postblepharoplasty orbital hemorrhage and associated visual loss. Ophthalmic Plast Reconstr Surg. 2004 Nov;20(6):426-32. doi: 10.1097/01.iop.0000143711.48389.c5. Erratum in: Ophthal Plast Reconstr Surg. 2005 Mar;21(2):169. PMID: 15599241.

経結膜脱脂や裏ハムラなどの経結膜アプローチ(まぶたの裏側からの手術)は、下眼瞼除皺術や表ハムラなどの皮膚側から切開する方法と比べて、下まぶたの外反(あっかんべーのような変形)などの合併症リスクが低いため、現在のクマ取り治療で広く選択されている理由の一つです。

ハムラ法とは、目の下のクマの原因となっている眼窩脂肪を凹みの部分に移動させる手術であり、皮膚切開を行う表ハムラ法と皮膚切開を行わずに眼瞼結膜側からアプローチをする裏ハムラ法に分かれます。(参照:Hamra ST. Arcus marginalis release and orbital fat preservation in midface rejuvenation. Plast Reconstr Surg. 1995 Aug;96(2):354-62. doi: 10.1097/00006534-199508000-00014. PMID: 7624408. Goldberg RA. Transconjunctival orbital fat repositioning: transposition of orbital fat pedicles into a subperiosteal pocket. Plast Reconstr Surg. 2000 Feb;105(2):743-8; discussion 749-51. doi: 10.1097/00006534-200002000-00044. PMID: 10697189.

ハムラ法の侵襲性は経結膜脱脂などの別のクマ取りと比べて大きいためダウンタイムも長くなり、手術を受ける際にはスケジュールの調整が必須です。

クマ取り手術後のダウンタイムを短くする3つのポイント

クマ取り手術の後のダウンタイムを最小限に抑えるために以下の3つのポイントに気をつけましょう。

腫れのピークとなる術後1〜2日に適切なアイシングを行うと、その後の経過が楽になりますが、凍傷を避けるため保冷剤は必ずタオル越しにして行いましょう。

就寝時に枕を1つ足すなどして頭を高くすることで、術後のむくみが軽減しやすくなります。

長風呂・飲酒・激しい運動など血行が良くなるような行為は腫れや内出血を長引かせる代表的な要因ですので、手術を受けて特に最初の1週間のうちは控えるのがオススメです。

クマ取りで後悔しないためのクリニックの選び方

ダウンタイムの長さや仕上がりは、施術の種類だけでなく、診断の正確さと医師の技術に大きく左右されます。

カウンセリングでは次の点を確認しましょう。

  • 自分のクマのタイプを診断したうえで、複数の選択肢(施術しないという選択も含めて)を提示してくれるか
  • 効果だけでなく、リスク・副作用・合併症まで説明があるか
  • 費用の総額(麻酔代・薬代・アフターケア代を含む)が明確か
  • 今日契約すれば割引など、即日の契約・施術を急がせないか


厚生労働省も、施術のリスク・副作用・費用について理解できるまで説明を聞くよう注意喚起を行っています(参照:厚生労働省「その美容医療、ちょっと待って!」)。

クリニックのホームページやSNSなどでの症例写真も確認を行うのが良いでしょう。

クマ取りとダウンタイムについてよくある質問(FAQ)

Q1. ダウンタイムが完全にゼロのクマ取りはありますか?

A. ダウンタイムなしのクマ取り治療は医学的には存在しません。皮膚・粘膜・血管に何らかの刺激が加わる以上、程度の差はあっても赤み・腫れ・内出血などの反応が起こり得ます。また、厚生労働省の医療広告ガイドラインでも「ダウンタイムなし」「絶対に腫れない」といった表現は認められていないため、そうした宣伝には注意が必要です。大切なのは、自分のクマの種類に合った施術を選び、ダウンタイムの目安を正しく知り、回復を早めるセルフケアを実践することです。

Q2. 自分のクマのタイプはどう見分ければよいですか?

A. クマは主に4種類に分けられます。皮膚を軽く引っ張っても色が移動しないのが青クマ、皮膚と一緒に色が動くのが茶クマ、目の下の膨らみに伴う赤紫色が赤クマ、顔ごと上を向くと影が薄くなるのが黒クマです。複数のタイプが混在する混合型も少なくないため、自己判断が難しい場合は医師の診断を受けることをおすすめします。

Q3. ダウンタイムをできるだけ抑えたい場合どのクマ治療が向いていますか?

A. ピコトーニング(茶クマ向け)やヒアルロン酸注入(青クマ・凹みによる黒クマ向け)は、施術直後からメイクが可能で、普段に近い生活に戻りやすい選択肢です。

Q4. 経結膜脱脂のダウンタイムはどれくらいですか?

A. 腫れや内出血が落ち着くまで1〜2週間程度が目安で、ピークは術後1〜2日です。まぶたの裏側から脂肪を取り除くため顔の表面に傷が残らず、切除した脂肪は再生しないため効果は半永久的です。大事な予定の直前を避け、連休やリモートワーク期間を活用してスケジュールを組むと後悔しにくくなります。

Q5. クマ治療のダウンタイムを短くするコツはありますか?

A. 主に3つのポイントがあります。①腫れのピークとなる術後1〜2日に、保冷剤をタオル越しに当てて適切にアイシングする(凍傷防止のため直接当てない)、②就寝時に枕を1つ足すなど頭を高くしてむくみを軽減する、③長風呂・飲酒・激しい運動など血行が良くなる行為を特に最初の1週間は控える、の3点です。

Q6. クマ取り手術にはどのようなリスクがありますか?

A. 下眼瞼形成術全体の合併症率は約9.5%と報告されていますが、その大半は結膜浮腫や腫れなど軽度で一過性のものです。球後出血(約2,000例に1例)や失明(約2.2万例に1例)といった重篤な合併症はごく稀です。なお、経結膜脱脂などまぶたの裏側からアプローチする方法は、皮膚側を切開する方法に比べて下まぶたの外反などのリスクが低いとされています。

Q7. クマ取りで後悔しないためのクリニックの選び方を教えてください。

A. カウンセリングでは、①自分のクマのタイプを診断したうえで複数の選択肢(施術しない選択も含む)を提示してくれるか、②効果だけでなくリスク・副作用・合併症まで説明があるか、③麻酔代・薬代・アフターケア代を含む総額が明確か、④即日の契約・施術を急がせないか、を確認しましょう。症例写真をホームページやSNSで確認するのもおすすめです。

まとめ

クマ取りはダウンタイムなしではなく最小化を目指すのが正解です。

腫れや内出血が完全にゼロになるクマ取り治療は存在せず、「ダウンタイムなし」と断定する広告表現は医療広告ガイドラインでも認められていません。

クマは青・茶・赤・黒の4タイプに分かれ、タイプに合った施術を選ぶことが結果的にダウンタイムを減らすことにも繋がります。

低侵襲治療は回復が早い分効果が限定的、根本治療は1〜2週間の回復期間を要する分効果が長持ちする、というトレードオフがあることを理解しましょう。

リスク説明やアフターフォローまで確認できるクリニックを選ぶことが、後悔しない一番の近道です。

目の下のクマにお悩みの方は、まずはご自身のクマのタイプを知ることから始めてみてください。

AILE Clinicでは、無理な勧誘は行わず、お一人おひとりの状態とライフスタイルに合わせた治療計画をご提案しています。

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無料カウンセリングもご用意しておりますので、ぜひお気軽にお申し込みいただければと思います。

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東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉

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