人中短縮ボトックスで切らずに鼻の下を短く。効果と副作用について解説 | 東京上野御徒町のエールクリニック

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2025.09.30

#ボトックス

人中短縮ボトックスで切らずに鼻の下を短く。効果と副作用について解説

ボツリヌストキシン アイキャッチ画像

年齢とともに鼻の下は伸びてきますが、「鼻の下から唇の中央:唇の中央からアゴの先」の比率が1:2となるのが理想の黄金比だと言われることもあります。

「童顔にしたい」「口元をかわいい印象にしたい」「人中が少し長いのが気になる」「切開手術はしたくない」という方にオススメの施術が人中短縮ボトックスです。

施術してから後悔しないようリスクも含め今回はカウンセリング前に知っておきたい知識の解説をボトックスビスタ認定医である美容外科美容皮膚科医の井原が行っていきます。

鼻と口の間にある縦の線の部分を人中といいますが、その部分を短くする美容整形の施術を人中短縮といいます。

陣中短縮と間違えられる人もおられますが、人中短縮です。

人中短縮ボトックスの症例写真がこちらとなります。

人中短縮ボトックス 症例写真

通常料金:人中短縮ボツリヌストキシン 5500円(税込)
リスク副作用:痛み、出血など

人中短縮ボトックスの最大のメリットはキズがないこと

切開手術だと当然ですが切った部分のキズが残ることになります。

手術の切開場所としては、通常の人中短縮だと鼻の下の部分で、外側人中短縮だと上唇の外側を切開していき、いずれもお顔の中でもキズが目立ちやすい部位です。

一方、注射だと最終的にキズが残ることはなく、ダウンタイムや腫れもほぼないため日常生活に制約がなく、メイクは施術当日から可能です。

もちろん効果としては手術よりは変化量が少ないのですが、手術と違って元に戻すことも可能ですし過価格もリーズナブルですので、一度注射で試してみるという手があります。

自然な変化を求める方の場合は、人中短縮の切開手術ではなく人中短縮ボトックスで十分満足される方が多いです。

費用や痛みも手術ほどなく、施術時間に関しても5分もあれば終わる短時間の施術ですのでお気軽に試しやすい施術です。
他部位のボツリヌストキシン注射より痛みは強く出やすいところですが保冷剤でお冷やししてから施術を行いますのでご安心下さい。

ご希望の方は、オプションにはなりますが表面麻酔(3300円)や笑気麻酔(5500円)のご用意もございますので痛みが心配な方はご利用下さい。

注射では目の錯覚で人中を短く

残念ながら直接距離を変えるには切開手術しかないのですが、目の錯覚を利用して注射で人中を短く見せることは可能です。

人中を短く見せるメイクとしてリップを少し広く塗るという方法がありますが、イメージとしてはそれに近いものになります。

ヒアルロン酸注射の場合は唇に直接注入をしてボリュームを出すことで人中を短く見せることができ、ボトックスとの併用でCカールリップという名前で施術を行っている美容外科美容皮膚科もありポピュラーな施術です。

ボトックスは筋肉の動きを弱めることができますが、口輪筋という口をすぼめる時に使う筋肉に注射して動きを弱めることで上唇をめくり鼻下全体を引き上げたように見せる効果(リップフリップ効果)が期待できます。

引き締まった印象になるため小顔効果もあり、横顔に関しても鼻下から口唇にかけて立体感が出る効果も期待できます。

人中ボトックスとはいえ、打つ場所としては人中ではなく上唇の境界あたりになり解剖を意識して行っていきます。

人中短縮ボトックスの注射部位

ただ、人中短縮ボトックスでどの程度効果が出るのかはエラや表情ジワと違って診察で判断がつきにくいので実際に試してみる形となります。

人中短縮ボトックスは数日で効果が出始めて馴染むまで個人差はありますが1週間くらいが目安です。

また、ボトックスのみで希望通りまでには仕上がらない可能性もあり、その場合は口唇へのヒアルロン酸注入の併用をして口唇のボリュームアップを行うことも選択肢となります。

口唇ヒアルロン酸の症例写真(施術前と施術直後)

口唇ヒアルロン酸症例写真:施術前と施術直後
通常料金:チャウムプレムアム1ccと口唇ヒアルロン酸施術料で合計44000円税込
副作用・リスク:出血、塞栓など

上唇をめくれ上がらせるようにヒアルロン酸を注入することで人中短縮効果が期待できます。

バランス的に口角のリフトアップの施術(口角挙上ボトックスなど)も行ったほうが良いケースもございますが、必要性についてはカウンセリングにて医師とご相談下さい。

人中短縮ボトックスは3-4ヶ月ほど持続期間がありますので1回受けて問題なさそうなら定期的に続けていただけたらと思います。

人中短縮ボトックスで一時的に口を動かしにくくなるリスクと対策

人中短縮ボトックスに限った話ではないのですが、ボツリヌストキシンは筋肉の動きを弱めるお薬なので副作用として口を動かしにくくなったり違和感を感じることがあるというデメリットがあります。

特にストローでジュースなどを飲む時にこぼれないよう気をつけて下さい。

人中短縮短縮ボトックスの仕上がりには好みもありますが、仮に副作用が強く出てしまったとしても時間が経つとともに自然に改善していきます。

後遺症が残るということはなくて薬が切れると戻ってきますのでその点はご安心下さい。

ただ、ボツリヌストキシンの副作用が強くて我慢ができない場合は、施術部位に熱を加えるかオビソート注射を検討しましょう。

ボツリヌストキシンは熱に弱い薬ですので施術から2週間以内であれば熱を加えることで副作用が弱まる可能性がありますが、温める場合は施術を受けてから早めのほうが効果が出やすくオススメです。

温める方法としては、電子レンジなどを使用してホットタオルを作り火傷をしない程度の温度に冷ましてからボトックス注射を受けた部位に優しく当てましょう。

オビソート注射はオビソート(アセチルコリン塩化物)を筋肉に注射することで、再び筋肉の動きを良くさせることができ、ボツリヌストキシンによる副作用軽減効果が期待できます。

オビソート注射は禁忌事項が多く、気管支喘息の方、甲状腺機能亢進症の方、消化性潰瘍の方、アジソン病の方、消化管又は膀胱頸部に閉塞のある方、てんかんの方、パーキンソニズムの方、妊娠又は妊娠している可能性のある方、授乳中の方、重篤な心疾患のある方には使用できませんが、該当しない方でボトックスによる副作用が強くて辛い方は検討しても良いでしょう。

AILE Clinicのオビソート注射の料金は、当院で受けたボツリヌストキシンの副作用に対して行う場合は、閑散期の平日であれば無料で対応させていただきます。

人中短縮ボトックスを受けるクリニックを選ぶポイントとしては、アフターケアが充実しているかどうかも重要となります。

また、人中短縮ボトックスを打つ際に、1回目の場合は効きすぎにならないよう大量に注射しないことも大切となります。

具体的なボツリヌストキシンの量については、医師とのカウンセリングにて相談をしましょう。

AILE Clinic院長の井原の考えとしては、ボツリヌストキシン注射は施術してから実際に効果が出るまでに時間が出る施術であり、打ちすぎて副作用が出て対処するよりも足りなくて追加するほうが難易度が低いため、初回では大量にボツリヌストキシンを注射するのではなく、経過を見て物足りない場合に増量していくのが良いと考えております。

AILE Clinicは院長の井原1人で対応を行うワンドクター制が強みとなります。

ボツリヌストキシンの施術を受けて1週間ほど経過して、効きが弱かったり逆に強すぎるなどの問題がございましたらAILE Clinicのお問い合わせフォームからご連絡下さい。

お問い合わせに対しては、院長の井原自らが全て目を通して対応をさせていただきます。

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人中短縮ボトックスのその他のリスク・副作用や注意点

針を刺すので、内出血(最大で2週間)や腫れや痛みというリスクもありますが程度としては比較的軽く、メイクは施術直後から可能です。

アフターケアとしては特別なことは必要ありませんが、ボツリヌストキシンは熱に弱い薬ですのでサウナや岩盤浴は2週間控えて下さい。

また、施術から男性の場合は3ヶ月以上、女性の場合は2ヶ月以上の避妊が必要となりますので妊活中の方はご注意下さい。
妊娠中や授乳中の方は施術を受けられません。

人中短縮のよくあるご質問(FAQ)

Q1. 人中短縮ボトックスの効果はいつから実感できますか?

A. 施術後数日で効果が出始め、完全に馴染むまで個人差はありますが1週間程度が目安です。効果の持続期間は3〜4ヶ月ほどとなります。

Q2. 施術は痛いですか?

A. 他部位のボトックス注射より痛みは出やすい部位ですが、保冷剤で冷やしてから施術を行います。痛みが心配な方には、表面麻酔(3,300円)や笑気麻酔(5,500円)のオプションもご用意しています。

Q3. ダウンタイムはどのくらいですか?

A. 腫れはほぼなく、メイクは施術当日から可能です。内出血が出た場合でも最大2週間程度で治まります。日常生活への制約はほとんどありません。

Q4. 副作用が出た場合、どうすればいいですか?

A. 口を動かしにくくなる副作用が出ることがありますが、時間とともに自然に改善します。副作用が強い場合は、施術部位を温める方法やオビソート注射で軽減できる可能性があります。

Q5. どのくらいの変化が期待できますか?

A. 切開手術ほどの大きな変化はありませんが、上唇がめくれ上がり鼻下全体が引き上がったように見える自然な効果が期待できます。効果の程度は個人差があるため、実際に試してみる形となります。

Q6. 人中短縮ボトックスだけで満足できない場合は?

A. 口唇へのヒアルロン酸注入を併用することで、より効果的に人中を短く見せることができます。特に唇が薄い方には併用がおすすめです。

Q7. 施術後に気をつけることはありますか?

A. ボトックスは熱に弱いため、サウナや岩盤浴は2週間控えてください。また、ストローで飲み物を飲む際はこぼれないようご注意ください。妊活中の方は、男性3ヶ月以上、女性2ヶ月以上の避妊が必要です。

Q8. 効果が強すぎた場合、元に戻せますか?

A. はい、ボトックスの効果は一時的なもので、時間が経てば自然に戻ります。後遺症が残ることはありませんのでご安心ください。

Q9. 初めてでも安全ですか?

A. 初回は効きすぎを避けるため、少量から始めることが大切です。経過を見て物足りない場合は追加することができますので、段階的に調整していくのが安全です。

Q10. 施術時間はどのくらいかかりますか?

A. 施術自体は5分程度で終わる短時間の施術です。カウンセリングを含めても、お気軽に受けていただける施術となっています。

まとめ

人中短縮ボトックスは口を動かしにくくなるリスクもありますが、切開手術をせずに鼻の下を短くできる注射です。

副作用も手術と比較して軽めであり、初めての方が試したり人中短縮の手術が怖い方にオススメです。

効果が物足りない場合は、口唇にヒアルロン酸を打つと相乗効果で人中を短く見せることができますので、特に唇が薄い方は人中短縮ボトックスと口唇ヒアルロン酸の併用も検討してみてください。

逆に唇のボリュームをあまり出したくない方は、ヒアルロン酸と併用せずに人中短縮ボトックスだけを打つのが良いでしょう。

ボツリヌストキシン注射についての詳細はこちら。価格は部位ごとに分かれており税込5500円からで、人中短縮ボツラックスのみの施術であれば税込5500円となります。

当院のボツリヌストキシン施術では、KFDA(韓国⾷品医薬品安全庁)に医薬承認されており、効果と安全性を認められているボツラックスという製剤のジェネリック医薬品を使用します。

ボツリヌストキシン注射は繰り返しが必要な施術であり、ボトックスビスタだとコストが嵩んで施術の代金が上がってしまいますので、効果や安全性とお安い価格を両立できるボツラックスをAILE Clinicでは採用しております。

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東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉

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