結婚式・前撮り前のシミ取りレーザーはいつがベスト?施術のタイミングと色素沈着などの注意点を徹底解説 | 東京都上野御徒町の美容外科美容皮膚科エールクリニック|AILE Clinic

コラム

Column

結婚式・前撮り前のシミ取りレーザーはいつがベスト?施術のタイミングと色素沈着などの注意点を徹底解説

人生の大切な節目のイベントである結婚式。

写真や映像に残る特別な日だからこそ、「少しでもきれいな肌で迎えたい」とシミ取りレーザーを検討される方が多くいらっしゃいます。

しかし、施術のタイミングを誤ると、かえって結婚式当日に肌トラブルを抱えてしまうリスクがあります。

シミ取りレーザー治療には、施術後の経過において注意すべき時期があり、それを理解した上で適切なスケジュールを組むことが非常に重要です。

この記事では、結婚式や前撮りを控えた方が安心してシミ取りレーザーを受けられるよう、施術後の肌の変化や最適なタイミングについて美容外科美容皮膚科AILE Clinic院長の井原が詳しく解説いたします。

CONTENS

シミ取りレーザー(スポット照射)とは

治療の特徴と効果

スポット照射によるシミ取りレーザーは、気になるシミやそばかすに対してピンポイントでレーザーを照射し、メラニン色素を破壊する治療法です。

この治療法の特徴は、シミに対して集中的にアプローチできるため、比較的少ない回数で効果を実感しやすい点にあります。

ピコスポット全顔施術前と1ヶ月後の症例写真

ピコスポット施術前と1ヶ月後症例写真
料金:ピコスポット1mm 3300円税込から
リスク・副作用:赤み、色素沈着、白斑など

多くの場合、1回の施術でシミが薄くなる、あるいは目立たなくなる効果が期待できます。

治療時間も短く、シミの大きさや数にもよりますが、通常10分から30分程度で完了します。

痛みは輪ゴムで弾かれる程度で、麻酔クリームを使用することで軽減することも可能です。

ただし、この治療は効果が高い反面、施術後の肌の経過に特徴的な変化があるため、結婚式などの大切なイベントを控えている場合には、そのスケジュールをしっかりと理解しておく必要があります。

シミ取りレーザーの種類

シミ取りレーザーには様々な種類がありますが、照射時間の長さとレーザーの波長により分類することができます。

ピコレーザーは、1兆分の1秒であるピコ秒で照射できるレーザーで、従来のナノ秒であるQスイッチレーザーと比べて照射時間が短いためピンポイントにメラニン色素などにエネルギーを加えやすいという特徴があります。

ピコレーザーを用いたスポット照射はピコスポット、トーニングはピコトーニングと呼ばれています。

特殊なレンズを使用したピコフラクショナルという施術もありますが、これは毛穴やニキビ跡や肌のハリに対する施術であり、シミやそばかすなどの色素斑に対する施術ではありません。

レーザーの波長には、YAGやルビーやアレキサンドライトなど様々な種類があり、吸光度がそれぞれ異なります。

シミ取りレーザーの波長と吸光度

画像はhttps://www.jmec.co.jp/showroom/product/ruby_nanoq/より

AILE ClinicではYAGの波長のピコレーザーであるエンライトンSRを使用したシミ取りを行っております。

詳細はピコスポットなどの詳細はピコレーザーのページにてご確認下さい。

スポット照射のシミ取りレーザーのリスク・合併症

スポット照射のシミ取りには、施術直後に赤みや腫れが生じてひりつきを感じることとなります。

そういった症状は徐々に落ち着いてきますが、炎症後色素沈着(PIH)や白斑が生じるリスクがあります。

色素沈着はニキビ跡やケガなどの炎症により引き起こされるものでレーザーにより生じることもあります。

メラニン色素が沈着して黒ずんだ見た目となり、数カ月の長い期間をかけて徐々に改善をしていきますが、シミ取りレーザーによる色素沈着の詳細や時間経過については後述します。

白斑はレーザーの稀な合併症であり、シミの部分だけではなく肌色の色素も抜けて白くなることです。

白斑は時間とともに馴染んでくることが多いですが、一部残ることもあります。

ただし、目立ちやすさやメイクの隠しにくさの観点から、結婚式や前撮りの場合は白斑よりも色素沈着のほうが問題になりやすいです。

色素沈着が起こるメカニズムと頻度

炎症後色素沈着は、レーザー治療による炎症に対する肌の防御反応として起こります。特に以下のような方に出やすい傾向があります。

  • 色白よりも色黒の肌質の方(白人よりアジア人に起こりやすい)
  • 施術前後の紫外線対策が不十分だった方
  • もともと色素沈着を起こしやすい体質の方
  • 強いレーザー出力での治療を受けた方

発生頻度については個人差が大きく、クリニックや医師の技術、アフターケアの徹底度によっても変わりますが、ごく軽度なものまで含めると50%程度の方に何らかの色素沈着が見られるとされています。

重要なのは、大切なイベントの時期にこのピークが重ならないよう、スケジュールを調整することです。

シミ取りレーザー施術後の肌の経過を詳しく知ろう

【施術直後〜1週間】かさぶた・黒浮きの時期

スポット照射でシミ取りレーザーを受けた直後、照射した部分は一時的に赤みを帯びます。

そして数時間から翌日にかけて、シミの部分が黒く変色し、かさぶたのような状態になります。これを「黒浮き」と呼びます。

黒浮きは、レーザーによって破壊されたメラニン色素が皮膚表面に浮き上がってくる現象で、シミ取りレーザーの正常な反応です。

この状態は施術前よりもシミが濃く見えるため、驚かれる方もいらっしゃいますが、問題ない経過ですのでご安心ください。

この黒浮き(かさぶた)は約1週間程度続き、その後お肌のターンオーバーにより自然に剥がれ落ちていきます。

この期間中は患部を保護するためのテープを貼ったり、塗り薬などでケアを行っていきますが、やり方はクリニックによって異なりますのでカウンセリングにてご相談下さい。

結婚式や前撮りの1週間前からこの期間にあたる場合、黒浮きやテープが目立つ状態でイベントを迎えることになってしまいます。

メイクで完全にカバーすることは難しいため、この時期は避けることが重要です。

【施術1週間〜1ヶ月】かさぶたが取れてからと色素沈着出現の可能性

かさぶたが剥がれ落ちた後は、一時的にピンク色の新しい皮膚が現れます。この時期は肌が非常にデリケートな状態ですので、紫外線対策や保湿などのアフターケアが特に重要になります。

多くの場合、この時期の肌は比較的きれいな状態で、シミが薄くなったことを実感できる時期でもあります。赤みも徐々に落ち着き、通常のメイクでカバーできる程度になっていきます。

ただし、この時期はまだ肌が安定しきっていない段階であり、徐々に色素沈着が出始める時期でもあります。

【施術1ヶ月以降】色素沈着のピーク時期と治癒

施術後1ヶ月を過ぎた頃をピークに、一部の方に炎症後色素沈着と呼ばれる副作用が現れることがあります。

炎症後色素沈着とは、レーザー照射によって生じた炎症反応に対して、肌が過剰に反応してメラニン色素を作り出してしまう現象で、戻りジミとも言われます。

せっかくシミが薄くなったのに、再び茶色っぽく色がついてしまうため、「シミが戻ってきた」と不安に感じる方もいらっしゃいます。

この色素沈着のピークは、施術から1ヶ月後以降、特に1〜2ヶ月後頃に最も目立つことが多いとされています。

ピコスポットによる色素沈着(施術から1ヶ月後と半年後)の症例写真です。

ピコスポット色素沈着1ヶ月後
ピコスポット色素沈着半年後

口の上に黒ずんだ部分がございますが、下の写真(ピコスポット施術から半年後)では薄くなっております。

色素沈着はすべての方に必ず起こるわけではありませんが、肌質や体質、紫外線対策の状況などによって出現する可能性があります。

多くの場合、適切なケアを続けることで3ヶ月から半年程度で徐々に目立たなくなっていきますが、結婚式のような大切なイベントを控えている場合には、このピーク時期を避けることが望ましいです。

結婚式・前撮り(フォトウェディング)までの期間別の最適な施術タイミング

式まで3ヶ月以上ある場合:余裕を持った施術

結婚式まで3ヶ月以上の期間がある場合は、最も安心して施術を受けられるタイミングです。

このスケジュールであれば、以下のようなメリットがあります。

  • かさぶた期間(1週間)を十分に経過できる
  • 色素沈着が出現してもピークを過ぎ、改善に向かう時期を確保できる
  • 万が一色素沈着が長引いても、追加の治療やケアを行う時間的余裕がある
  • 複数回の施術を計画的に受けることも可能

特に結婚式の半年以上前に施術を受けると、色素沈着のリスクも最小限に抑えながら式当日を迎えることができます。

「まだ時間があるから」と先延ばしにせず、早めの施術をおすすめします。

早めに施術することで、もし思わぬ肌トラブルがあった場合でも、十分な対処時間を確保できるからです。

式まで2週間前後の時期にギリギリ間に合わせる場合

結婚式まで2週間前後という時期は、ギリギリのタイミングではありますが、条件が合えば施術可能な時期です。

このタイミングのポイントは、かさぶたが剥がれ落ちる1週間を経過し、なおかつ色素沈着のピーク期(1ヶ月後以降)が訪れる前という「隙間」を狙うことにあります。

具体的には、結婚式の2週間ほど前に施術を受けることで、式当日にはかさぶたが取れてきれいな肌状態になり、まだ色素沈着が出現する前のタイミングで迎えることができます。

ただし、このタイミングで施術を受ける場合には、以下の点に注意が必要です。

  • かさぶたが予定より長く残る可能性も考慮する(ほとんどの方は1週間でかさぶたが落ち着きますが個人差があります)
  • 結婚式後に色素沈着が出現する可能性があることを理解しておく
  • 肌の回復が間に合わず赤みが残るリスクもゼロではない

このため、2週間前施術は「リスクを理解した上での選択」となります。

理想を言えば、もう少し余裕を持ったスケジュールをおすすめしますが、どうしてもこのタイミングしかないという場合には、医師とよく相談の上で判断してください。

式まで1ヶ月〜2ヶ月前はNG

結婚式の1ヶ月〜2ヶ月前という時期は、シミ取りレーザー(スポット照射)を受けるタイミングとしては最も避けるべき時期です。

なぜなら、この時期に施術を受けると、ちょうど結婚式当日が色素沈着のピーク時期と重なってしまう可能性が高いからです。

色素沈着が出てしまうと、メイクでのカバーしきれず、写真映りにも影響が出る可能性があります。

この時期しか時間が取れないという場合でも、結婚式を優先し、施術は式後に延期することを強くおすすめします。

焦って施術を受けて後悔するよりも、大切な日を最高の状態で迎えることを優先してください。

あるいは、トーニングやピーリングなどのダウンタイムやリスクの少ない肌施術を行うのが良いでしょう。

前撮りと結婚式の両方がある場合

前撮りと結婚式の両方を控えている場合、どちらを基準にスケジュールを組むべきか悩まれる方も多いでしょう。

基本的な考え方は、より時期が近いイベント(多くの場合は前撮り)を基準にすることです。

例えば、以下のようなスケジュールの場合を考えてみましょう。

前撮りが2ヶ月後で、結婚式が4ヶ後というケースでは、結婚式を基準にすれば今すぐ施術できますが、前撮りを基準にすると1〜2ヶ月前となってしまい、色素沈着のリスク時期にあたります。

この場合の選択肢は主に2つです。

  1. 前撮りと結婚式の間に施術を受ける:結婚式の2週間前であればイベント時の色素沈着は避けやすい
  2. すべてのイベント後に施術を受ける:最も安全な選択肢

どうしてもタイミングが合わない場合

仕事の都合や準備のスケジュールなどで、どうしても適切なタイミングで施術を受けられない場合もあるかと思います。

そのような場合には、以下の選択肢を検討してください。

1. 結婚式後に施術を延期する
最も安全で確実な方法です。結婚式やハネムーンが終わってから、落ち着いて治療に取り組むことができます。式後であれば、色素沈着などの心配をする必要もなく、安心して施術を受けられます。

2. 別の治療法を検討する
スポット照射以外にも、ダウンタイムの少ない治療法があります。例えば、レーザートーニングやピーリングなどは、かさぶたができず、色素沈着のリスクもほぼない治療法です。ただし、効果の出方がマイルドで複数回の施術が必要になることが多いため、医師と相談の上で判断してください。

3. リスクを承知の上で施術を受ける
色素沈着などのリスクを十分に理解した上で、それでも施術を受けたいという場合には、医師としっかり相談し、アフターケアを徹底することが重要です。ただし、結婚式当日に思わぬ肌トラブルを抱えるリスクがあることは忘れないでください。

大切なのは、焦って後悔する選択をしないことです。

シミは結婚式後でも治療できますが、結婚式は一生に一度のかけがえのない日です。

複数回の施術を考えている場合

シミの状態によっては、1回の施術では十分な効果が得られず、複数回の施術が必要になることもあります。

複数回の施術を計画する場合には、それぞれの施術間隔と結婚式までのスケジュールを慎重に組む必要があります。

一般的に、スポット照射の施術間隔は最低でも半年以上空けることが推奨されます。

短期間でスポット照射を繰り返すと色素沈着悪化のリスクが高くなります。

もし結婚式までの期間が足りない場合は、以下のような対応を検討してください。

  • 結婚式前に1回だけ施術し、残りは式後に行う
  • 結婚式後にまとめて施術計画を立てる
  • 間隔を空けなくてもよい別の治療法(レーザートーニングなど)を選択する

医師とよく相談し、無理のないスケジュールを組むことが大切です。

結婚式後に施術を受けるメリット

安心して治療に専念できる

結婚式後に施術を受ける最大のメリットは、時間的なプレッシャーなく、安心して治療に取り組めることです。

結婚式前に施術を受ける場合、どうしても「式までに間に合うだろうか」「色素沈着が出たらどうしよう」という不安がつきまといます。

この精神的なストレスは、結婚式準備で忙しい時期には大きな負担となります。

一方、式後であれば以下のようなメリットがあります。

  • かさぶた期間や色素沈着を気にする必要がない
  • アフターケアにしっかり時間を取れる
  • 万が一、予期しない反応が出ても焦らず対処できる
  • 複数回の施術が必要な場合も計画的に進められる
  • 医師の指示したアフターケアを完璧に実行できる

結婚式の準備期間は、会場選び、衣装合わせ、招待状の準備など、非常に忙しい時期です。

その中で施術後のケアを完璧に行うのは意外と大変なものです。式後であれば、落ち着いて肌のケアに専念できます。

ハネムーン後のタイミングもおすすめ

結婚式後すぐではなく、ハネムーンから帰ってきた後に施術を受けるのも良いタイミングです。

ハネムーン中は、普段とは違う環境で過ごすことが多く、以下のような理由から施術直後の時期としては適していません。

ハネムーンを思い切り楽しんでから、日常生活に戻ったタイミングで施術を受けることで、心身ともにリラックスした状態で治療に臨むことができます。

また、結婚式やハネムーンでの写真をたくさん撮った後、「やっぱりシミが気になる」と改めて感じる方も多いものです。

そのタイミングで施術を受けるのは、モチベーション的にも理想的といえるでしょう。

ただし、ハネムーン中に紫外線を浴びた場合は、レーザーによる色素沈着リスクが高くなるため、間隔を空けてから施術を受けたほうが良いでしょう。

色素沈着を予防するためのセルフケアと美白治療

シミ取りレーザー施術後の色素沈着は、適切なケアによってそのリスクを大きく減らすことができます。

ここでは、施術後に実践していただきたいセルフケアと、医療機関で処方される美白系の内服薬についてご説明します。

UVケアは必須

色素沈着を予防する上で、最も重要なのが紫外線対策です。

施術後の肌は非常にデリケートで、紫外線の刺激によってメラノサイトが活性化しやすい状態になっています。

日焼け止めを毎朝必ず塗布し、3時間ごとに塗り直すようにしましょう。

特に日光が強いところにいる場合は、SPF50+/PA++++の強めの日焼け止めがおすすめです。

室内でも窓から紫外線を浴びる状況であれば日焼け止めを使用するようにしましょう。

帽子や日傘やサングラスなどを積極的に活用して物理的な遮光も効果的です。

また、紫外線が強い時間帯(10-14時)の外出を控えるということも検討しましょう。

施術の前後はUVケアをしっかりと行いたいところで、施術後最低3ヶ月までの間は特に徹底した紫外線対策が必要です。

十分な保湿ケア

施術後の肌はバリア機能が低下しているため、十分な保湿が重要です。

アルコールフリーや無香料の低刺激性の製品がおすすめで、ヒアルロン酸やセラミドやコラーゲンなどの保湿成分配合された製品を使用するのも良いでしょう。

ただ、どの製品を選ぶかよりもこまめに保湿を行うのが重要であり、刺激性が少なくて使い慣れている保湿剤であれば何であっても問題ないかと思われます。

肌への刺激を避ける

施術後の敏感な肌に刺激を与えないことも、色素沈着予防に重要です。

メイクや洗顔時にはお肌を心がけて、タオルを使用する際には擦らずに押さえるようにして水分を拭き取りましょう。

患部が気になっても触ったり、かさぶたを無理に剥がさないことも重要です。

ハイドロキノンやトレチノインは刺激性があるため施術から1週間ほど前から使用中止するのが良いでしょう。

美白系の内服薬による予防

医療機関では、色素沈着のリスクを減らすために、施術前後に美白系の内服薬を処方することがあります。これらの薬は、体の内側からメラニンの生成を抑制し、色素沈着を予防する効果が期待できます。

トラネキサム酸(トランサミン):トラネキサム酸は、線溶系に働きかけメラニン生成を抑制します。

トラネキサム酸の詳細はコラム トラネキサム酸は飲み続けても大丈夫?美白効果と副作用を解説 をご確認下さい。

ビタミンC(シナール)、ビタミンE(ユベラ)、L-システイン(ハイチオール):抗酸化作用とお肌のターンオーバーを促進します。

AILE Clinicで取扱いのある美白系の内服薬の詳細は「飲み薬」のページにてご確認ください。

色素沈着の予防には、これらのケアや薬を組み合わせた総合的なアプローチが最も効果的です。

これらのケアは、施術前から開始することでより高い予防効果が期待できます。特に結婚式を控えている場合、施術を決めた時点から積極的にケアを開始することをおすすめします。

当院では、施術後のアフターケアについても詳しくご説明し、患者様一人ひとりに合わせたケアプランをご提案しています。不安な点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

エールクリニックのカウンセリング予約はこちらから

シミ取りレーザーに関するよくあるご質問(FAQ)

Q1. 結婚式までどのくらい前にシミ取りレーザーを受けるのが理想ですか?

A. 最も安心して施術を受けられるのは、結婚式の3ヶ月以上前です。できれば半年前が理想的です。この期間があれば、かさぶた期間を十分に経過でき、色素沈着が出現してもピークを過ぎた状態で式を迎えられます。万が一のトラブルにも対処する時間的余裕があります。

Q2. 結婚式まで1ヶ月しかありませんが、施術は可能ですか?

A. 結婚式の1〜2ヶ月前の時期は、色素沈着のピーク時期と重なる可能性が高いため、最も避けるべきタイミングです。レーザーによる黒浮きが落ち着いておりなおかつ色素沈着が出る前である2週間前に行う方法もあります。また、トーニングやピーリングなどダウンタイムの少ない治療法を行うのも手です。

Q3. かさぶた(黒浮き)はどのくらいの期間続きますか?メイクで隠せますか?

A. かさぶた(黒浮き)は施術後約1週間程度続きます。この期間は施術前よりもシミが濃く見える状態となり、メイクで完全にカバーすることは難しいです。そのため、結婚式や前撮りの1週間前からこの期間にあたる場合は、施術を避けることが重要です。

Q4. 色素沈着は必ず起こりますか?いつ頃が一番目立ちますか?

A. 色素沈着はすべての方に必ず起こるわけではありませんが、ごく軽度なものまで含めると約50%の方に何らかの色素沈着が見られるとされています。最も目立つのは施術後1〜2ヶ月頃がピークで、適切なケアを続けることで3〜6ヶ月程度で徐々に改善していきます。

Q5. 前撮りと結婚式の両方がある場合、どちらを基準にすればよいですか?

A. より時期が近いイベント(多くの場合は前撮り)を基準にスケジュールを組むのが基本ですが、患者さんがどちらのイベントを重視するのかにもよります。

Q6. 結婚式の2週間前に施術を受けるのはどうですか?

A. ギリギリのタイミングではありますが、条件が合えば施術可能です。かさぶたが取れる1週間を経過し、色素沈着のピーク期(1ヶ月後以降)が訪れる前の「隙間」を狙うタイミングです。ただし、かさぶたが予定より長く残る可能性や、結婚式後に色素沈着が出現する可能性があることを理解した上での選択となります。

Q7. 複数回の施術が必要な場合、どのようなスケジュールを組めばよいですか?

A. スポット照射の施術間隔は最低でも半年以上空けることが推奨されます。結婚式までの期間が足りない場合は、結婚式前に1回だけ施術して残りは式後に行うか、結婚式後にまとめて施術計画を立てることをおすすめします。間隔を空けなくてもよいレーザートーニングなどの別の治療法を選択することも検討してください。

Q8. 色素沈着を予防するために何をすればよいですか?

A. 最も重要なのは徹底した紫外線対策です。日焼け止めを毎朝塗布し、3時間ごとに塗り直してください。室内でも窓から紫外線を浴びる場合は日焼け止めを使用しましょう。また、十分な保湿ケア、肌への刺激を避けること、トラネキサム酸やビタミンCなどの美白系内服薬の服用も効果的です。

Q9. 結婚式後に施術を受けるメリットはありますか?

A. 結婚式後の施術には多くのメリットがあります。時間的なプレッシャーなく安心して治療に専念でき、かさぶた期間や色素沈着を気にする必要がありません。アフターケアにしっかり時間を取れますし、複数回の施術が必要な場合も計画的に進められます。

Q10. どうしても適切なタイミングで施術を受けられない場合はどうすればよいですか?

A. 結婚式後にシミ取りレーザーを受けるか、トーニングやピーリングなどダウンタイムやリスクの少ない施術に切り替えるのが良いでしょう。

まとめ:大切な日のために計画的な施術スケジュールを

結婚式や前撮りを控えてシミ取りレーザー(スポット照射)を検討する場合、施術のタイミングは非常に重要です。

改めて、重要なポイントをまとめます。

黒浮き(かさぶた)が残る可能性のある結婚式直前の施術は避けましょう。

式から1-2ヶ月前の時期も色素沈着のピーク時期と重なる可能性があるため推奨しません。

逆にオススメの時期としては、余裕をみて結婚式の3ヶ月以上前に行うか、色素沈着が出る前の隙間期間を狙って2週間前に行うかです。

あるいは結婚式後に落ち着いて施術を受けるというのも選択肢として検討しましょう。

シミ取りレーザーは非常に効果的な治療法ですが、施術後の経過を正しく理解し、適切なタイミングで受けることが大切です。特に結婚式のような一生に一度の大切なイベントを控えている場合には、焦らず慎重にスケジュールを組むことをおすすめします。

「間に合わないかもしれない」と感じたら、無理に施術を急ぐのではなく、結婚式後に延期することも賢明な判断です。

式当日を最高の状態で迎えることを最優先に考えてください。

AILE Clinicでは、お一人おひとりの肌質やスケジュールに合わせて、最適な施術プランをご提案いたします。結婚式を控えた方のご相談も多数承っておりますので、どうぞお気軽にカウンセリングにお越しください。

人生の大切な節目を、自信に満ちた美しい肌で迎えられるよう、私たちが全力でサポートいたします。

現在、ピコスポット全顔シミ取り放題のモニターキャンペーンを実施中で、お安い価格で受けることが可能となっております。

料金表についてはこちら

キャンペーンやモニター募集は随時おこなっておりますのでご相談下さい。

クリニック紹介はこちら

初めての方はこちらを御覧ください。

東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉

Let's share!