2026.08.06
ニキビ跡の種類・原因と効果的な治療法!美肌への近道はコレ
「最近ニキビ跡が目立ってきた」「ニキビ跡を早めに改善したい」
このような悩みを持つ方は非常に多いのではないでしょうか。ニキビと一口に言っても種類がいくつか分かれており、それぞれのニキビ跡に対して効果的な治療方法が異なります。
本記事では、ニキビの種類をご紹介するとともに、ニキビ跡に効果的な治療方法を美容クリニック院長の井原力哉が解説しますので、ぜひ参考にしてください。
白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ(黄ニキビ)の違い
ニキビには、大きく分けて下記3つの種類があります。
- 白ニキビ
- 黒ニキビ
- 赤ニキビ(黄ニキビ)
白ニキビや黒ニキビはニキビ跡になりにくいですが、赤ニキビ(黄ニキビ)はニキビ跡になりやすいため要注意です。
コメド(面皰)は毛穴詰まりを指しており、白ニキビと黒ニキビが該当します。
白ニキビ
白ニキビは、ニキビの最初の段階で、医学的には閉鎖面皰(へいさめんぽう)とも呼ばれます。
毛穴に皮脂が詰まることが原因でできるニキビであり、ニキビの患部は薄い膜で覆われている状態で、白〜乳白色に見えることが特徴です。
黒ニキビ
黒ニキビは、白ニキビが少し進行している状態になります。ニキビ患部の毛穴が開いて空気にさらされることで、酸化し黒っぽく見えている状態です。
医学的には開放面皰(かいほうめんぽう)とも呼ばれます。
黒ニキビの原因も白ニキビと同様で、毛穴に皮脂が詰まることが原因となります。また、メイク汚れなどを落としきれていないことが原因となるケースもあります。
赤ニキビ(黄ニキビ)
赤ニキビは、黒ニキビがさらに進行した状態です。雑菌や細菌が毛穴で繁殖してしまい、炎症を起こしている状態になります。
赤ニキビを治療する際は、美容クリニックで処方される塗り薬を塗ったり、状況によっては内服薬を使用することもあります。
特に赤ニキビの場合は目立ってしまう傾向にあるため、早期に治療を検討することが大切です。
さらに膿んだニキビ(膿疱)は黄色になり、黄ニキビと呼ばれることもあります。
ニキビ跡の種類・原因とは?
ニキビ跡は、アクネ菌の増殖にともなう炎症が皮膚組織を傷つけることで生じます。
炎症が表皮にとどまれば赤みなどの一時的な色調変化で回復しやすい一方、真皮のコラーゲン線維や皮下組織にまでダメージが及ぶと、組織の欠損(へこみ)や過剰な線維化(盛り上がり)といった元に戻りにくい変化が残ります。
ニキビ跡は大きく、赤み・炎症後色素沈着・クレーター・しこり(肥厚性瘢痕/ケロイド)の4タイプに整理できます1。
赤み
吹き出物は落ち着いても炎症が続いてしまい赤みが数ヶ月続いてしまうことがあります。
炎症により毛細血管が拡張して赤く見えますが、赤みは自然に落ち着いていくことがほとんどですが稀に残ってしまうことがあります。
炎症後色素沈着(PIH)
炎症が長続きするとお肌を守ろうと反応が起こってしまいメラニン色素が溜まってしまい茶色っぽい色素沈着になることがあります。
紫外線を浴びた後に肌を防御するために日焼けしますが、それと似たようなイメージです。
色素沈着は数ヶ月(場合によっては年単位)かけて徐々に薄くなっていきますが残ってしまうこともあります。
クレーター(陥凹性瘢痕)
ニキビそのものの炎症やニキビを潰した時の刺激により皮膚の真皮層にまでダメージがいくことがあります。
そうなると、真皮層のコラーゲンが乱れてしまいお肌に凹凸ができてしまい、クレーターには以下のような種類があります。
- アイスピック型(Icepick):直径2mm未満のサイズで、棒で突き刺したように狭く深くできた凹み
- ローリング型(Rolling):直径4mm以上のサイズで、浅く広くなだらかな凹みが癒着により生じているもの
- ボックスカー型(Boxcar):壁は垂直で底は平らになっており文字通り凹みの形になっているもの

真皮層は表皮と違ってターンオーバーすることがなく、一度クレーターができてしまうと自然治癒するのは困難です。
ニキビ跡のクレーターは、お顔の眉間や頬や鼻にできやすい傾向にあります。
ケロイドや肥厚性瘢痕(しこり・膨らみ)
ニキビによる真皮層へのダメージが大きいと線維化が進んで盛り上がったシコリのようになり、いわゆるケロイドや肥厚性瘢痕のような状態になってしまうこともあります。
ケロイドは、お顔の下顎(フェイスラインのあたり)や前胸部にできやすいという特徴があります。
ケロイドも肥厚性瘢痕も盛り上がりのある傷跡ですが、ケロイドはニキビの範囲をこえてしこりが広がっており、肥厚性瘢痕はニキビの範囲にしこりが限られております。
ニキビ跡のしこりや膨らみ治療について詳しく知りたい方は、ニキビ跡のしこり・膨らみに悩む方へ【原因や治療法について医師が解説】もお読み下さい。
粉瘤(アテローム)との違い
フェイスラインなどのしこりは、ニキビ跡ではなく粉瘤(アテローム)のこともあります。
粉瘤は中央に黒い開口部が見られ、押すと内容物が出て特有のにおいがある、指で動かせる、といった特徴でニキビ跡と見分けられます2。
粉瘤の治療には手術が必要であり、自己判断が難しい場合は医師の診察をおすすめします。
国際基準による重症度セルフチェックと治療法の選択目安
ニキビ跡の重症度は、皮膚科領域で国際的に用いられる「Goodman & Baron分類(Global Acne Scarring Grading System)」で客観的に把握できます。
手で皮膚を左右に引っ張ったときに平らになるか、社交距離(約50cm)で目立つかなどで、Grade 1〜4に分類する方法です3。
| 重症度(Grade) | 見分け方の目安 | 主な治療アプローチ例 |
| Grade 1|Macular(平坦型) | 凹凸はなく色調の変化のみ。赤み(紅斑)や茶色い色素沈着が該当。 | 光治療(BBL/IPL)、ピコトーニング、ケミカルピーリング |
| Grade 2|Mild(軽度) | 近くで見ると分かる浅い凹凸。メイクやヒゲの影で隠せる程度。 | ダーマペン4、マッサージピール、ピコフラクショナル |
| Grade 3|Moderate(中等度) | 社交距離(約50cm)で分かる凹凸。皮膚を左右に引っ張ると平らになる。 | ダーマペン4、ピコフラクショナル、サブシジョン |
| Grade 4|Severe(重度) | 距離があっても目立ち、引っ張っても平らにならない硬い瘢痕・盛り上がり。 | サブシジョン、レーザー複合、TCAクロス、ケナコルト注射 |
この表はあくまで自己把握の目安で、正確な診断は医師の診察が必要です。
ニキビ跡に効果的な治療方法の詳細
ここまで、ニキビの種類や原因を解説してきました。ニキビ跡に効果的な治療方法は、大きく分けて下記のものが挙げられます。
- ピーリング
- 光治療
- ピコレーザー
- マイクロニードル(ダーマペンなど)
- ケナコルト注射
- TCAクロス
- サブシジョン
- リザベン(トラニラスト)内服
- イソトレチノイン内服
- 抗菌薬(抗生物質)内服
- 塗り薬
それぞれ順番に解説します。
ピーリング
ピーリングとは、日本語で「皮を剥く」という意味があります。
一番オーソドックスなケミカルピーリングは、サリチル酸の薬剤を肌全体に塗布して、古い角質を溶かしてお肌のターンオーバーを促す治療です。
そのため、毛穴に皮脂が詰まっていることが原因でできるニキビ跡に効果的な治療方法であり、他にも肌のくすみやハリを改善する効果にも期待できます。
色素沈着に対してもターンオーバーを促進することでメラニン色素の排出を促すので効果が期待できます。
ケミカルピーリング以外にも各種ピーリング剤が開発されており、東京上野御徒町のAILE Clinicではマッサージピールを採用しております。
マッサージピールは真皮浸透型のピーリングであり、真皮層のコラーゲンを刺激して生成を促しますので、ニキビ跡のクレーターにも効果があります。
通常のマッサージピールはPRX-T33という薬剤を使用しますが、T35Pという皮むけが強いタイプの薬剤もあり当院では料金は一緒です。
吹き出物が多く、ピーリング作用がしっかりと欲しい人にオススメですのでお試し下さい。
光治療
光治療とは、特殊な波長の光を肌に照射し、ヘモグロビンやメラニンを破壊する治療のことです。ニキビ跡の治療や肌質改善といった効果に期待できたり、シミやそばかすを改善できたりします。
しかし、光治療と一口に言っても種類はフォトシルクやルメッカやM22などいくつも存在し、美容クリニックによって使う機械も異なります。
主に、ニキビ跡を光治療で行う際は「BBL光治療」や「IPL光治療」が選択されるケースが多く主にニキビ跡の赤みに対して使用されます。
ピコレーザー
ピコレーザーは赤みに対しては効果がありませんが、メラニン色素に反応させることができます。
炎症が落ち着いた色素沈着に対して、ピコトーニングやピコスポットとして照射を行うことがあります。
ピコスポットはその施術自体に色素沈着のリスクがありますので、スポットよりピコトーニングを用いることが多いです。
また、ピコフラクショナルレーザーは特殊なレンズを装着して虫眼鏡のように真皮に細かい穴を開ける施術で、真皮層の再生を促すことでニキビ跡のクレーター治療に用いられます。
従来のCO2フラクショナルレーザーと違いお肌の表面が傷つかないので、直後に赤みなどのダウンタイムはでるものの引くのが早くて施術後すぐにメイクが可能になるというのがメリットです。
ピコフラクショナルには強い設定と弱い設定があり、ピコトーニングのような感覚で照射を行う弱い設定ではお肌にハリをもたらす効果はあるものの、ニキビ跡のクレーター治療を行うには強い設定でピコフラクショナルを行わなければなりません。
そうなると痛みが強くなりますので表面麻酔(麻酔のクリーム)を使用してから照射もしっかりと行う必要があり手間がかかってしまいます。
その分価格も上がってしまいますが、当院では表面麻酔を使用してクレーターに対しても効果が出る設定で照射を行っていきます。
また、特に深いニキビ跡のクレーターが気になる場合は、さらにハイパワーのスタック打ちオプション(出力が高すぎるため顔全体には照射できません)も当院にはありますので、なかなか改善しないクレーターが気になる方はお試し下さい。
東京上野御徒町のAILE Clinicでのピコレーザー(ピコトーニング、ピコスポット、ピコフラクショナル、ピコダブル)の詳細はこちら
マイクロニードル(ダーマペンなど)
細かい針でお肌を傷つけて真皮層を刺激することでコラーゲン生成を促す治療です。
代表的なものがダーマペン4であり、ニードルに加えてRF(ラジオ波)の機能が備わったものとしてポテンツァやブレッシングなどがあります。
ダーマペン4は、髪の毛よりも細い超極細の針16本を高速振動させて肌表面に細かく穴を作り、自然治癒力を活かす施術です。
針で作られた細かい穴から薬剤を浸透させることも可能で、お肌状態や好みに合わせてカスタマイズしやすいのがダーマペンのメリットの一つです。
一番オーソドックスな薬剤はマッサージピール(PRX-T33)と組み合わせる治療であるヴェルヴェットスキンですが、ニキビ跡の赤みが気になる場合は抗炎症作用を持つ薬剤であるウーバーピールと組み合わせるのがオススメです。
ダーマペンは、針を指した箇所に赤みが出ることもありますが、基本的には数日以内におさまることが多いです。
また、当院では仕上げにパックを使用し、ダウンタイムを軽減することに配慮しています。
痛みが心配な方は、表面麻酔のオプション(税込3,300円)をご利用ください。
東京上野御徒町のAILE Clinicでのダーマペン4の詳細はこちら

ヴェルヴェットスキン施術前と3回施術後の症例写真
初回価格20000円税込み
リスク・副作用:赤み、腫れなど
ケナコルト注射
時にはニキビ跡で強くボコついてケロイドのように盛り上がってしまうことがありますが、ケナコルト注射は盛り上がりに対して行っていきます。
ケナコルトはトリアムシノロンアセトニドというステロイドであり、保険診療では関節炎などに対して使用されますが、盛り上がった傷跡を萎縮させる効果もあり、臨床試験においてもケナコルト注射は皮膚萎縮や毛細血管拡張症の副作用はあるもののケロイドや肥厚性瘢痕に対して有効性が示されております4。
上記の他の施術と比較してケナコルトは1回でも比較的効果が出やすい施術ですが、効果が出るまでに少し時間がかかり完成形になるまでには1ヶ月ほどかかります。
焦って短期間で繰り返すと凹みすぎてしまうリスクがありますので、1ヶ月以上は間隔を空けてから繰り返していきましょう。
とはいえ、ケナコルトにより生じた凹みは時間はかかりますが徐々に落ち着いてきます。
東京上野御徒町のAILE Clinicでのケナコルト注射の詳細はこちら

ケナコルト症例写真施術前と3回注射後
通常料金:14300円税込
リスク副作用:感染、出血など
TCAクロス
TCA(トリクロロ酢酸)にはピーリング作用がありますが、高濃度のものをピンポイントに使用する施術です。
ニキビ跡のクレーターに対して行われる施術で、赤みや瘢痕形成などのリスクが他の施術と比べて高めのため、比較的濃度が高くない薬液から繰り返していって徐々に濃度を上げていく施術です。
サブシジョン
ニキビ跡の瘢痕組織に直接針を刺して切断をする施術で、瘢痕の引き攣れを改善させることで凹凸を改善させます。
深いニキビ跡のクレーターに効果的で特にローリング型のニキビ跡に対して用いられますが、侵襲性は大きめであり、出血だけでなく炎症後色素沈着が残るなどのリスクもあります。
また、瘢痕が再癒着するのを防ぐために剥がしたスペースにヒアルロン酸を一緒に入れることもあります。
リザベン(トラニラスト)・柴苓湯内服
リザベンや柴苓湯はニキビ跡のシコリ、特にケロイドのようになった場合に使用することがあります。
ケロイドによる痒みや赤みが目立っている場合に特にリザベンは効果的です。
即効性はなく数ヶ月内服をして徐々に効果が出てきます。
リザベンの副作用としては膀胱炎などがあり、排尿時痛が出た場合には中止することもあります。
イソトレチノイン内服
イソトレチノインはビタミンAの一種であり、皮脂の分泌を強力に抑えます。
アメリカでは1982年に認可をされており昔からある内服薬ですが、催奇形性などの副作用が強いためか日本では認可されていないため自費での使用となります。
個人輸入でイソトレチノインを使用している方も中にはおられますが危険です。
副作用の強い薬のため定期的な通院や血液検査が必須です。
抗菌薬(抗生物質)内服
膿んだニキビの場合はアクネ菌を抑えるために抗菌薬の飲むこともあります。
ビブラマイシン(ドキシサイクリン)やミノマイシン(ミノサイクリン)などのテトラサイクリン系のものが使用されることが多いです。
一般的に抗菌薬は腸内細菌叢を乱して下痢や腹痛を起こしやすいため、ニキビの感染がアクティブでない状況ではあまりオススメしません。
塗り薬
塗り薬としては、ダラシンやアクアチムなどの抗菌薬や、ディフェリンゲルなどのピーリング作用のある薬や、抗菌作用とピーリング作用を併せ持つベピオゲル(過酸化ベンゾイル)などが使用されます。
過酸化ベンゾイル(BPO)とクリンダマイシン(ダラシン)の合剤であるデュアック配合ゲルなどもあります。
ニキビ跡の治療に伴うダウンタイムと日常生活への影響
いつからメイクができるのか、何日赤みが続くのか、という懸念は、治療を受ける上での最大のハードルです。
以下の表は、各施術後の平均的なダウンタイムや経過をまとめたものです。
| 施術名 | 赤みの持続期間 | 腫れ・むくみ | 主な副反応・リスク・メイク開始時期 |
| ダーマペン4 | 2〜3日 | 1〜2日 | 乾燥、軽度の皮むけ、内出血 、メイクあは翌日から可能 |
| ピコフラクショナル | 1〜7日(出力により差が大きい) | ほぼない場合から3日程度生じることも(出力により差が大きい) | 点状出血、ヒリヒリ感 、メイクは直後から可能 |
| 光治療 (IPL) | 数時間〜1日 | ほぼなし | シミ部分の黒うき、メイクは直後から可能 |
| マッサージピール | 数時間 | なし | 数日後の薄い皮むけ、乾燥 、メイクは直後から可能 |
| サブシジョン | 1〜2週間 | 1〜2週間 | 強めの内出血、しこり、メイクは翌日から可能 |
こちらがピコフラクショナルハイパワーの施術直後の写真で、点状出血とむくみがみられます。

施術翌日のピコフラクショナルハイパワーの写真がこちらで、お肌の赤みは減ってやや褐色になっておりますがまだ出血は残っております。

ピコフラクショナルハイパワー全顔 表面麻酔付き 初回価格 税込19,800円
副作用・リスク:出血、腫れなど
ダウンタイム中のスキンケア・注意事項
治療後の肌は非常にデリケートであり、バリア機能が一時的に低下しています。治療効果を最大化し、副作用を防ぐためには術後ケアの徹底が必要です。
- 紫外線対策:レーザー後の無防備な肌に日光を浴びると、新たな炎症後色素沈着を誘発します。SPF30以上の低刺激な日焼け止めをこまめに塗り、適宜日傘や帽子を使用しましょう。
- 徹底した保湿:治療過程で角質が不安定になり乾燥しやすいため、低刺激な保湿剤で肌を保護してください。
- 摩擦の回避:洗顔時は泡で優しく洗い、タオルで抑えるように水分を拭き取ります。スクラブ洗顔や強いマッサージは1週間以上控えてください。
- 血行が良くなる行為の制限:施術当日の長風呂、サウナ、激しい運動、過度の飲酒は、赤みや腫れを悪化させる可能性があるため避けるべきです。施術翌日からはクリニックの指示に従うか、お肌の様子を見ながら軽めのものから開始して徐々に強度を上げていきましょう。
ニキビ跡の治療回数と費用の目安
ニキビ跡治療は、一回の施術で完了するものではありません。特にクレーターの場合、肌の入れ替えは一回の施術で全体の10〜15%程度と言われており、継続的な治療が不可欠です。
治療回数は色素沈着やクレーターも軽度なものであれば5回ほど、重度なものであれば10回ほどが目安となります。
美容皮膚科での早期治療が推奨される医学的理由
クレーターやしこりなどの瘢痕は、いったん形成されると元に戻すのが難しくなります。
日本皮膚科学会の診療ガイドラインでも、瘢痕を残さないためには炎症性ニキビを早期にしっかり鎮静させることが重要と位置づけられており、ニキビが長引いたり繰り返す場合や跡になりそうな強い炎症がある場合は、早めに医療機関へ相談することが将来のニキビ跡予防につながります5。
東京上野御徒町のエールクリニックの料金体系
当院では、患者様が継続しやすい価格設定を重視しています。特に初回価格は、初めて美容医療を受ける方でも試しやすい設定となっています 。
| メニュー | 初回価格 (税込) | 通常1回価格 (税込) | 5回コース |
| ダーマペン4(全顔) | ¥16,500 | ¥19,800 | ¥90,000 |
| ウーバーピール併用 | ¥20,000 | ¥25,800 | ¥100,000 |
| ピコフラクショナルハイパワー | ¥19,800 | ¥24,200 | ¥99,000 |
| ハイドラジェントル | ¥8,800 | ¥11,000 | ¥49,500 |
| マッサージピール | ¥9,900 | ¥15,400 | ¥55,000 |
※コースの期限は契約日から3年間となります
最新の全メニューの料金はAILE Clinicの料金ページをご覧ください。
ニキビに対して自分でできること
一度ニキビ跡になってしまうとホームケアで治すのは難しく、ニキビ跡にしないことが重要です。
規則正しい生活や十分な睡眠を心がけて、栄養バランスの良い食事を取ることでニキビができるのを防ぐことができます。
毛穴の目詰まりを起こすとニキビができる原因となりますが、肌の負担にならないように優しく洗顔していきしょう。
また、クリニックでの施術にはなりますが、毛穴洗浄の施術「エイン」「ハイドラジェントル」を定期的に受けてメンテナンスを行うのも良いでしょう。
一度ニキビが出来上がってしまうと下手に潰すとそれが瘢痕となってしまう可能性がございますので、爪で引っ掻いたりはしないようにして下さい。
ただ、放置するよりもキレイに潰したほうが瘢痕が目立ちにくいので、保険診療の皮膚科でニキビの圧出(面皰圧出術)を受けても良いでしょう。
ニキビ跡の色素沈着に対しては紫外線が大敵となりますので、日焼け止めや日傘帽子などのUVケアを必ず行って下さい。
化粧品としては、ニキビ跡の色素沈着に対してはビタミンC誘導体のものやトラネキサム酸が配合されたものが効果があると言われておりますが、ビタミンCが高濃度だと肌への刺激性があり逆に肌荒れをしてしまうリスクもありますのでご自身の肌に合った濃度のものを使用するよう注意しましょう。
ハイドロキノンは黒ずんだ色素沈着に対しては効果的ですが、赤みが残っている状態では使用しないで下さい。
レチノールにはお肌のターンオーバーを促す働きがありますが、ニキビ跡のクレーター(凹凸)の治療は不可能であり、クリニックでの施術が必要となってきます。
ニキビの原因や対策については『オンラインクリニック情報.com』の「顔や体、場所ごとのニキビの原因・対策や男女のニキビの違いを解説」も参考になるのでぜひご覧ください。
ニキビ跡と治療についてよくある質問(FAQ)
Q1. ニキビ跡になりやすいニキビの種類はどれですか?
A. 赤ニキビや黄ニキビがニキビ跡になりやすく要注意です。白ニキビや黒ニキビは比較的ニキビ跡になりにくいとされています。
Q2. ニキビ跡にはどんな種類がありますか?
A. ①赤み、②炎症後色素沈着(茶色っぽいシミ)、③クレーター(皮膚が凹む陥凹性瘢痕)、④ケロイド(盛り上がった状態)の4種類がありますです。
Q3. ニキビ跡のクレーター(陥凹性瘢痕)は自然に治りますか?
A. 真皮層はターンオーバーがないため、一度クレーターができると自然治癒は非常に困難で、クリニックでの治療が必要になります。
Q4. ニキビ跡の治療は何回くらい必要ですか?
A. 色素沈着やクレーターが軽度であれば5回程度、重度であれば10回程度が目安です。1回の施術で改善できる範囲は全体の10〜15%程度とされています。
Q5. ニキビ跡の治療後のダウンタイムはどのくらいですか?
A. マッサージピールや光治療(IPL)は赤みが数時間〜1日程度で比較的短く、ダーマペン4は2〜3日、サブシジョンは1〜2週間と侵襲性が高い施術ほど長くなる傾向があります。
Q6. ニキビ跡の治療後のメイクはいつからできますか?
A. 光治療やピコフラクショナル、マッサージピールは直後から可能ですダーマペン4やサブシジョンは翌日以降が目安です。
Q7. 自宅でできるニキビ跡のケアはありますか?
A. 色素沈着にはビタミンC誘導体やトラネキサム酸配合の化粧品が有効とされています。また、紫外線がニキビ跡の色素沈着を悪化させるため、日焼け止めやUVケアは必須です。ただし、クレーター(凹凸)はホームケアでの改善は難しくクリニックでの施術が必要です。
Q8. ニキビを自分で潰してもいいですか?
A. 爪で引っ掻くなど不衛生な方法は瘢痕(ニキビ跡)になるリスクがあります。どうしても潰したい場合は、保険診療の皮膚科で面皰圧出術を受けるのが安全です。
まとめ
ニキビには「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ(黄ニキビ)」と大きく3つに見た目が分けることができ、毛穴に皮脂が詰まっていたり、メイク汚れなどが落としきれていなかったりすることがニキビの原因となります。
ニキビ跡は、赤み・色素沈着・クレーター・しこりの4タイプに分かれ、それぞれ皮膚のダメージの深さと適した治療が異なります。
ニキビは基本的に自然に治りますが、なかなか治らなかったりニキビ跡になってしまうと自然治癒が期待できなくなりますので、美容クリニックでの施術が必要になってくるでしょう。
ニキビ跡の治療を行う際は、本記事でもご紹介したダーマペンなどをご検討ください。
御徒町駅から徒歩1分のところにあるエールクリニックでも、ニキビ跡の治療に効果的なメニューをご用意しておりますので、ご自身に合った施術についてご相談下さい。
無料カウンセリングもご用意しておりますので、ぜひお気軽にお申し込みいただければと思います。
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初めての方はこちらを御覧ください。
この記事の執筆・監修
東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉
参考文献・出典
- 参照:Fabbrocini G, Annunziata MC, D’Arco V, De Vita V, Lodi G, Mauriello MC, Pastore F, Monfrecola G. Acne scars: pathogenesis, classification and treatment. Dermatol Res Pract. 2010;2010:893080. doi: 10.1155/2010/893080. Epub 2010 Oct 14. PMID: 20981308; PMCID: PMC2958495.[↩]
- 参照:粉瘤(アテローム・表皮嚢腫)|日本形成外科学会[↩]
- 参照:Goodman GJ, Baron JA. Postacne scarring: a qualitative global scarring grading system. Dermatol Surg. 2006 Dec;32(12):1458-66. doi: 10.1111/j.1524-4725.2006.32354.x. PMID: 17199653.[↩]
- 参照:Zhuang Z, Li Y, Wei X. The safety and efficacy of intralesional triamcinolone acetonide for keloids and hypertrophic scars: A systematic review and meta-analysis. Burns. 2021 Aug;47(5):987-998. doi: 10.1016/j.burns.2021.02.013. Epub 2021 Feb 24. PMID: 33814214.[↩]
- 参照:日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」[↩]

