ニキビ跡の種類・原因と効果的な治療法!美肌への近道はコレ | 東京都上野御徒町の美容外科美容皮膚科エールクリニック|AILE Clinic

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2024.08.21

#美容皮膚科

ニキビ跡の種類・原因と効果的な治療法!美肌への近道はコレ

「最近ニキビ跡が目立ってきた」「ニキビ跡を早めに改善したい」

このような悩みを持つ方は非常に多いのではないでしょうか。ニキビと一口に言っても種類がいくつか分かれており、それぞれのニキビ跡に対して効果的な治療方法が異なります。

本記事では、ニキビの種類をご紹介するとともに、ニキビ跡に効果的な治療方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ニキビの種類・原因とは?

ニキビには、大きく分けて下記3つの種類があります。

  • 白ニキビ
  • 黒ニキビ
  • 赤ニキビ(黄ニキビ)

それぞれの概要と原因を解説します。

白ニキビや黒ニキビはニキビ跡になりにくいですが、赤ニキビ(黄ニキビ)はニキビ跡になりやすいため要注意です。

白ニキビ

白ニキビは、ニキビの最初の段階です。毛穴に皮脂が詰まることが原因でできるニキビであり、ニキビの患部は薄い膜で覆われている状態で、白〜乳白色に見えることが特徴です。

黒ニキビ

黒ニキビは、白ニキビが少し進行している状態になります。ニキビ患部の毛穴が開いて空気にさらされることで、酸化し黒っぽく見えている状態です。

黒ニキビの原因も白ニキビと同様で、毛穴に皮脂が詰まることが原因となります。また、メイク汚れなどを落としきれていないことが原因となるケースもあります。

赤ニキビ(黄ニキビ)

赤ニキビは、黒ニキビがさらに進行した状態です。雑菌や細菌が毛穴で繁殖してしまい、炎症を起こしている状態になります。

赤ニキビを治療する際は、美容クリニックで処方される塗り薬を塗ったり、状況によっては内服薬を使用することもあります。

特に赤ニキビの場合は目立ってしまう傾向にあるため、早期に治療を検討することが大切です。

さらにニキビが膿んでしまうと黄色になり、黄ニキビと呼ばれることもあります。

ニキビ跡の種類・原因とは?

赤み

吹き出物は落ち着いても炎症が続いてしまい赤みが数ヶ月続いてしまうことがあります。
炎症により毛細血管が拡張して赤く見えますが、赤みは自然に落ち着いていくことがほとんどですが稀に残ってしまうことがあります。

炎症後色素沈着

炎症が長続きするとお肌を守ろうと反応が起こってしまいメラニン色素が溜まってしまい茶色っぽい色素沈着になることがあります。

紫外線を浴びた後に肌を防御するために日焼けしますが、それと似たようなイメージです。

色素沈着は数ヶ月(場合によっては年単位)かけて徐々に薄くなっていきますが残ってしまうこともあります。

クレーター(凹凸)

ニキビそのものの炎症やニキビを潰した時の刺激により皮膚の真皮層にまでダメージがいくことがあります。

そうなると、真皮層のコラーゲンが乱れてしまいお肌に凹凸ができてしまい、以下のような種類があります。

  • アイスピック型:棒で突き刺したように狭く深くできた凹み
  • ローリング型:浅く広くなだらかな凹み
  • ボックスカー型:壁は垂直で底は平らになっており文字通り凹みの形になっているもの

真皮層は表皮と違ってターンオーバーすることがなく、一度クレーターができてしまうと自然治癒するのは困難です。

ニキビ跡のクレーターは、お顔の眉間や頬や鼻にできやすい傾向にあります。

ケロイド

ニキビによる真皮層へのダメージが大きいと盛り上がったシコリのようになり、いわゆるケロイドのような状態になってしまうこともあります。

ケロイドは、お顔の下顎(フェイスラインのあたり)や前胸部にできやすいという特徴があります。

ニキビ跡に効果的な治療方法

ここまで、ニキビの種類や原因を解説してきました。ニキビ跡に効果的な治療方法は、大きく分けて下記のものが挙げられます。

  • ピーリング
  • 光治療
  • ピコレーザー
  • マイクロニードル(ダーマペンなど)
  • ケナコルト注射
  • TCAクロス
  • サブシジョン
  • リザベン(トラニラスト)内服

それぞれ順番に解説します。

ピーリング

ピーリングとは、日本語で「皮を剥く」という意味があります。

一番オーソドックスなケミカルピーリングは、サリチル酸の薬剤を肌全体に塗布して、古い角質を溶かしてお肌のターンオーバーを促す治療です。

そのため、毛穴に皮脂が詰まっていることが原因でできるニキビ跡に効果的な治療方法であり、他にも肌のくすみやハリを改善する効果にも期待できます。

色素沈着に対してもターンオーバーを促進することでメラニン色素の排出を促すので効果が期待できます。

ケミカルピーリング以外にも各種ピーリング剤が開発されており、当院ではマッサージピールを採用しております。

マッサージピールは真皮浸透型のピーリングであり、真皮層のコラーゲンを刺激して生成を促しますので、ニキビ跡のクレーターにも効果があります。

通常のマッサージピールはPRX-T33という薬剤を使用しますが、T35Pという皮むけが強いタイプの薬剤もあり料金は一緒です。

吹き出物が多く、ピーリング作用がしっかりと欲しい人にオススメですのでお試し下さい。

光治療

光治療とは、特殊な波長の光を肌に照射し、ヘモグロビンやメラニンを破壊する治療のことです。ニキビ跡の治療や肌質改善といった効果に期待できたり、シミやそばかすを改善できたりします。

しかし、光治療と一口に言っても種類はいくつも存在し、美容クリニックによって使う機械も異なります。

主に、ニキビ跡を光治療で行う際は「BBL光治療」や「IPL光治療」が選択されるケースが多く主にニキビ跡の赤みに対して使用されます。

ピコレーザー

ピコレーザーは赤みに対しては効果がありませんが、メラニン色素に反応させることができます。

炎症が落ち着いた色素沈着に対して、ピコトーニングやピコスポットとして照射を行うことがあります。

ピコスポットはその施術自体に色素沈着のリスクがありますので、スポットよりピコトーニングを用いることが多いです。

また、ピコフラクショナルレーザーは特殊なレンズを装着して虫眼鏡のように真皮に細かい穴を開ける施術で、真皮層の再生を促すことでニキビ跡のクレーター治療に用いられます。

従来のCO2フラクショナルレーザーと違いお肌の表面が傷つかないので、直後に赤みなどのダウンタイムはでるものの引くのが早くて施術後すぐにメイクが可能になるというのがメリットです。

ピコフラクショナルには強い設定と弱い設定があり、ピコトーニングのような感覚で照射を行う弱い設定ではお肌にハリをもたらす効果はあるものの、ニキビ跡のクレーター治療を行うには強い設定でピコフラクショナルを行わなければなりません。

そうなると痛みが強くなりますので表面麻酔(麻酔のクリーム)を使用してから照射もしっかりと行う必要があり手間がかかってしまいます。

その分価格も上がってしまいますが、当院では表面麻酔を使用してクレーターに対しても効果が出る設定で照射を行っていきます。

また、特に深いニキビ跡のクレーターが気になる場合は、さらにハイパワーのスタック打ちオプション(出力が高すぎるため顔全体には照射できません)もありますので、なかなか改善しないクレーターが気になる方はお試し下さい。

マイクロニードル(ダーマペンなど)

細かい針でお肌を傷つけて真皮層を刺激することでコラーゲン生成を促す治療です。

代表的なものがダーマペン4であり、ニードルに加えてRF(ラジオ波)の機能が備わったものとしてポテンツァなどがあります。

ダーマペン4は、髪の毛よりも細い超極細の針16本を高速振動させて肌表面に細かく穴を作り、自然治癒力を活かす施術です。

針で作られた細かい穴から薬剤を浸透させることも可能で、お肌状態や好みに合わせてカスタマイズしやすいのがダーマペンのメリットの一つです。

一番オーソドックスな薬剤はマッサージピール(PRX-T33)と組み合わせる治療であるヴェルヴェットスキンですが、ニキビ跡の赤みが気になる場合は抗炎症作用を持つ薬剤であるウーバーピールと組み合わせるのがオススメです。

ダーマペンは、針を指した箇所に赤みが出ることもありますが、基本的には数日以内におさまることが多いです。

また、当院では仕上げにパックを使用し、ダウンタイムを軽減することに配慮しています。

痛みが心配な方は、表面麻酔のオプションをご利用ください。

ニキビ跡の改善に効果的な治療ですので、ぜひこの機会に「ダーマペン4(ヴェルベットスキン)のページもご覧ください。

ケナコルト注射

時にはニキビ跡で強くボコついてケロイドのように盛り上がってしまうことがありますが、ケナコルト注射は盛り上がりに対して行っていきます。

ケナコルトはトリアムシノロンアセトニドというステロイドであり、保険診療では関節炎などに対して使用されますが、盛り上がった傷跡を萎縮させる効果もあります。

効果は1回でも比較的出やすい施術ですが、効果が出るまでに少し時間がかかり完成形になるまでには1ヶ月ほどかかります。

焦って短期間で繰り返すと凹みすぎてしまうリスクがありますので、1ヶ月以上は間隔を空けてから繰り返していきましょう。

とはいえ、ケナコルトにより生じた凹みは時間はかかりますが徐々に落ち着いてきます。

施術の詳細は「瘢痕注射(ケナコルト)」でご確認下さい。

TCAクロス

TCA(トリクロロ酢酸)にはピーリング作用がありますが、高濃度のものをピンポイントに使用する施術です。

ニキビ跡のクレーターに対して行われる施術で、赤みや瘢痕形成などのリスクが他の施術と比べて高めのため、比較的濃度が高くない薬液から繰り返していって徐々に濃度を上げていく施術です。

サブシジョン

ニキビ跡の瘢痕組織に直接針を刺して切断をする施術で、瘢痕の引き攣れを改善させることで凹凸を改善させます。

深いニキビ跡のクレーターに効果的ですが、侵襲性は大きめであり、出血だけでなく炎症後色素沈着が残るなどのリスクもあります。

また、瘢痕が再癒着するのを防ぐために剥がしたスペースにヒアルロン酸を一緒に入れることもあります。

リザベン(トラニラスト)内服

ニキビ跡のシコリ、特にケロイドのようになった場合に使用することがあります。

ケロイドによる痒みや赤みが目立っている場合に特にリザベンは効果的です。

即効性はなく数ヶ月内服をして徐々に効果が出てきます。

リザベンの副作用としては膀胱炎などがあり、排尿時痛が出た場合には中止することもあります。

ニキビに対して自分でできること

一度ニキビ跡になってしまうとホームケアで治すのは難しく、ニキビ跡にしないことが重要です。

規則正しい生活や十分な睡眠を心がけて、栄養バランスの良い食事を取ることでニキビができるのを防ぐことができます。

毛穴の目詰まりを起こすとニキビができる原因となりますが、肌の負担にならないように優しく洗顔していきしょう。

また、クリニックでの施術にはなりますが、毛穴洗浄の施術「エイン」「ハイドラジェントル」を定期的に受けてメンテナンスを行うのも良いでしょう。

一度ニキビが出来上がってしまうと下手に潰すとそれが瘢痕となってしまう可能性がございますので、爪で引っ掻いたりはしないようにして下さい。

ただ、放置するよりもキレイに潰したほうが瘢痕が目立ちにくいので、保険診療の皮膚科でニキビの圧出(面皰圧出術)を受けても良いでしょう。

ニキビ跡の色素沈着に対しては紫外線が大敵となりますので、日焼け止めや日傘帽子などのUVケアを必ず行って下さい。

化粧品としては、ニキビ跡の色素沈着に対してはビタミンC誘導体のものやトラネキサム酸が配合されたものが効果があると言われておりますが、ビタミンCが高濃度だと肌への刺激性があり逆に肌荒れをしてしまうリスクもありますのでご自身の肌に合った濃度のものを使用するよう注意しましょう。

ハイドロキノンは黒ずんだ色素沈着に対しては効果的ですが、赤みが残っている状態では使用しないで下さい。

レチノールにはお肌のターンオーバーを促す働きがありますが、ニキビ跡のクレーター(凹凸)の治療は不可能であり、クリニックでの施術が必要となってきます。

まとめ

本記事では、ニキビの種類や原因、治療方法を解説してきました。ニキビには「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ(黄ニキビ)」と大きく3つの種類があり、毛穴に皮脂が詰まっていたり、メイク汚れなどが落としきれていなかったりすることが原因です。

ニキビは基本的に自然に治りますが、なかなか治らなかったりニキビ跡になってしまうと自然治癒が期待できなくなりますので、美容クリニックでの施術が必要になってくるでしょう。

ニキビ跡の治療を行う際は、本記事でもご紹介した「ダーマペン」などをご検討ください。

御徒町駅から徒歩1分のところにあるエールクリニックでも、ニキビ跡の治療に効果的なメニューをご用意しておりますので、ご自身に合った施術についてご相談下さい。

無料カウンセリングもご用意しておりますので、ぜひお気軽にお申し込みいただければと思います。

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東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉

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