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コラム

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2023.11.10

#ピコレーザー

ピコレーザーでかさぶたにならない5つの理由と対処法

ピコスポット(ピコレーザー)の照射後は、数日経過するとかさぶたができてきます。しかし、数日経過してもかさぶたにならない場合は「いつかさぶたになるんだろう」「担当医師が数日でできると言っていたのに何でだろう」と不安に感じる方も多いでしょう。

そこで本記事では、ピコレーザーでかさぶたにならない5つの理由を解説します。また、ピコレーザーでかさぶたにならなかった場合の対処法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ピコレーザーでかさぶたにならない理由

早速、ピコレーザー(ピコスポット)でかさぶたにならない理由を解説します。

  • 照射モードが違った
  • 出力が弱かった
  • 出力が強かった
  • かさぶたができない種類のシミだった
  • かさぶたの見た目が違った

それぞれの理由を順番に見ていきましょう。

照射モードが違った

ピコレーザーでかさぶたにならない1つ目の理由は、照射モードが違ったという理由です。ピコレーザーには、下記3つの照射種類があります。

  • ピコトーニング:薄いシミ・肝斑・そばかす
  • ピコスポット:濃いシミ・そばかす
  • ピコフラクショナル:ニキビ跡・毛穴の開き

ピコレーザー自体、従来のレーザー治療と比較するとかさぶたができにくいレーザー治療ですが、中でもピコトーニングは出力が弱いという特徴があります。

ピコレーザーの照射種類によってはかさぶたができない可能性もあるので、心配しすぎず、不安な場合は美容クリニックの担当医師に相談するようにしてください。

出力が弱かった

ピコレーザーのピコは、1兆分の1秒を表す「ピコ秒」から名前の由来が来ています。美容クリニックによって導入しているピコレーザーの機械は異なるものの、機械によっては出力が弱く、かさぶたにならない可能性があります。

ただし、かさぶたにならなくても徐々にシミが薄くなっていくケースは往々にして見られます。そのため、照射してすぐにかさぶたにならないからといって不安になる必要はなく、かさぶたにならない場合は経過を見ながら医師に相談することを推奨します。

出力が強かった

一方で、ピコレーザーの出力が強い場合もかさぶたにならないことがあります。これは、出力が強いことでシミの組織がなくなったり、組織が飛び散ったりしてしまうためです。

この場合は、かさぶたにならずともシミが消えているので良いように思えるかもしれませんが、肌に蓄積するダメージも強く、色素沈着が起こる可能性も高くなります。

適切な照射種類を選ぶことで防止できるので、薄いシミの場合はピコトーニングを、濃いシミの場合はピコスポットを選ぶようにしましょう。

かさぶたができない種類のシミだった

シミと一口に言っても、シミの種類はさまざまです。たとえば、下記のような種類のシミはかさぶたになりづらい(ならない)傾向にあります。

  • 太田母斑
  • 異所性蒙古斑
  • 扁平母斑
  • 真皮メラノーシス(ADM)
  • 刺青

そのため、上記の改善においてピコレーザーを当てた結果、かさぶたができなかったとしても心配する必要はありません。

この場合はかさぶたにならなくてもシミは改善されるので、担当する医師にシミの種類を確認してみると良いでしょう。

かさぶたの見た目が違った

わたしたちがイメージするかさたぶは、怪我をした後に出てくる厚みがあり乾燥した皮膚ではないでしょうか。しかし、ピコレーザー後に出てくるかさぶたは見た目が違うケースもあります。

たとえば、細かい点状のかさぶたや黒っぽいかさぶた、薄い茶色の膜が張ったかさぶたなど種類はさまざまです。

中には、黒っぽいかさぶたを見て「シミが濃くなってしまった」と誤った判断をしてしまうこともありますが、それはシミがなくなる前兆なので気にする必要はありません。

ピコレーザーは「そばかす」「薄いシミ」に効果あり?

従来のレーザー治療は、薄いシミに反応しなかったり、そばかすに照射した場合はテープを顔全体に貼る必要があったり、そばかすや薄いシミの治療には向いていませんでした。しかし、ピコレーザーは従来のレーザー治療では反応しなかったメラニン色素にも反応し、細かく破壊することができるため、薄いシミ治療にも向いています。

また、肌表面へのダメージが少なくテープを貼る必要もないため、そばかすの治療も十分に可能です。

シミの濃さによってピコレーザーの照射種類が異なるので、担当医師の意見を仰ぎ、ピコトーニングもしくはピコスポットのどちらかを照射するようにしましょう。

ピコレーザーでかさぶたにならなかった場合の対処法

ピコレーザーを照射してもかさぶたにならない場合、本当にシミが消えるのかと不安に感じてしまう方がほとんどです。しかし、大体のケースでは照射から1ヶ月〜2ヶ月程度経過すると、徐々にシミが消えるので心配する必要はありません。

それでも不安な場合は、下記3つの対処法を試すようにしてください。

  • 照射モードを変更する
  • 経過観察を行う
  • アフターケアを行う

それぞれ順番に解説します。

照射モードを変更する

ピコレーザーは、術後の痛みや色素沈着が起こる可能性を考慮して、あえて弱い出力の照射種類を選択するケースもあります。これではかさぶたにならない可能性もあり、期待している通りのシミ改善ができない可能性も考えられます。

上記の場合は、照射モードを変更して施術を受けるのも1つの選択肢です。たとえば、ピコスポットの出力を落としてかさぶたにならなかった場合は、ピコトーニングに変更して施術回数を増やすという選択肢が挙げられます。

このあたりは美容クリニックや各医師によって見解が分かれるところであるため、まずは担当医師に相談してみることを推奨します。

経過観察を行う

上述の通り、かさぶたができなかったとしてもシミが改善するケースも存在します。通常では1ヶ月〜2ヶ月程度でシミが改善するものの、人によっては3ヶ月程度かかるケースもあります。

また、ピコスポットは少ない通院回数でシミの改善が見られますが、ピコトーニングの場合は最低5回は通院する必要があるのです。

照射種類や治療を受ける個人によってシミが改善するまでの期間は異なるので、経過観察を行いながら治療の継続を判断することが重要です。

アフターケアを行う

最後に、ピコレーザー後はアフターケアを行うことが大切です。アフターケアは、かさぶたの有無に関わらず、ピコレーザーを受けた全員が意識するべきものになります。たとえば、下記はピコレーザーを受けた後のアフターケアの代表例です。

  • スクラブが含まれる洗顔料は使わない
  • メイクは優しく
  • 日焼け対策を行う
  • 肌を保湿する
  • 洗顔はできる限り擦らない

アフターケアを怠ってしまうと、かさぶたができるまでの期間が長くなったり、炎症後色素沈着が起こりやすくなったりします。

基本的なアフターケアを行うだけでシミの改善効果に大きな違いが現れるので、最低限として上記のアフターケアを行うようにしてください。

エールクリニックのピコスポットをお試しください

本記事では、ピコレーザー(ピコスポット)でかさぶたにならない場合の原因や対処法を解説してきました。ピコレーザーを受けてもかさぶたにならない場合は、照射種類が違うか、出力が違うといった理由が挙げられます。一般的にイメージしているかさぶたとは見た目が異なるだけで、実はかさぶたになっているケースもあります。

照射モードを変更したりアフターケアを丁寧に行ったりして、少しでもシミが改善するよう適切に対処することが大切です。

また、シミトラブルに悩んでいる方や、そばかすの改善をしたい方は御徒町駅から徒歩1分のところにあるエールクリニックにお越しください。ピコトーニング、ピコスポット、ピコフラクショナルのすべての照射種類をご用意しております。また、部分的な照射や打ち放題、シミ取り放題のメニューもご用意しておりますので、まずは下記から初回の施術予約をお申し込みください。

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東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉

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