瘢痕注射(ケナコルト) | 東京上野御徒町の美容外科美容皮膚科エールクリニック

美容皮膚科(プチ整形)・美容内科

Aging Care

瘢痕注射(ケナコルト)

ケナコルトとは副腎皮質ホルモン薬(ステロイド)の1つで、抗炎症作用や抗アレルギー作用などがあり、肩関節腔内注射や軟組織内注射として使用されるお薬です。

ケナコルト注射は線維芽細胞が異常に働いて盛り上がっている傷を平坦にする効果や傷のかゆみを抑える効果があり、美容領域では肥厚性瘢痕やケロイドに対して行われている治療です。

一度で効果が出て完成することもありますが、基本的には最低1ヶ月以上間隔を開けて様子を見ながら少しずつ盛り上がりを小さくしていきます。

副作用として皮膚が薄くなって凹みすぎたり毛細血管拡張を起こして赤みが出ることがございますが、その場合は落ち着くまでしばらく様子見することになります。

感染症のリスクがあるため手術やキズができて1ヶ月ほどはケナコルト注射をするのではなく、トラニラスト(リザベン®)の内服がオススメです。

特にキズができたばかりで症状として痒みがある状態ですとトラニラストの良い適応です。

瘢痕注射(ケナコルト) アイキャッチ画像

このような方へおすすめ

  • 傷跡が盛り上がってきた方

術後経過とアフターフォロー

注射箇所に赤みが出ますが、数時間で治まります。

 

内出血が起こることがありますが、1~2週間程度で治まります。

術後のリスク・副作用

  • 赤み
  • 内出血
  • 皮膚の凹み
  • 血糖値上昇
  • 生理不順
  • 特に眉間や鼻根に打った場合に視力障害

よくある質問

何回注射をする必要がありますか?
個人差や傷跡の程度にもよりますが、1ヶ月以上間隔を開けて施術を数回受けていただくことがあります。
痛みはありますか?
針を刺す痛みと注入する際の痛みはあります。

術後注意事項

  • 注入部位への圧迫などは避けてください。特にマッサージをすると薬が広がって膨らみ周囲の正常な皮膚に陥没ができるリスクが高くなりますのでご注意下さい。
  • 施術当日のアルコールの摂取は避けてください。
  • 当日の入浴は可能ですが、注入部位を強く擦るのは避けてください。

禁忌事項

  • 妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方は施術を受けることができません
  • 血糖値上昇のリスクがあるため糖尿病患者の方は施術を受けることができません

料金

※施術範囲が広範囲の場合は料金が増える可能性がございますのでご了承ください

瘢痕注射(ケナコルト)
¥13,000(税込¥14,300)