クマ取りのダウンタイムはいつ終わる?腫れの状態や過ごし方 | 東京都上野御徒町の美容外科美容皮膚科エールクリニック|AILE Clinic

コラム

Column

2025.12.15

#目元

クマ取りのダウンタイムはいつ終わる?腫れの状態や過ごし方

クマ取りを行おうと思っても、ダウンタイムが気になって踏み出せない方は多いかもしれません。ダウンタイムが長引く場合、仕事やプライベートに支障をきたすことになってしまいます。

そこで本記事では、クマ取りの施術方法の種類をご紹介するとともに、クマ取りのダウンタイムの期間を元眼科医の美容外科医の井原が解説します。
また、ダウンタイムで起こる症状も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

CONTENS

クマ取りの施術方法の種類

一般的に、クマ取りの施術方法には下記3つの方法があります。

クマ取りの種類によってクマが起こる原因は異なるため、それぞれの原因に合わせて最適な施術を行うことが特徴です。
また、クマに悩んで美容クリニックを検討している方は、圧倒的に「黒クマ」が多い傾向にあります。黒クマの原因は「眼窩脂肪のふくらみ」「皮のタルミ」「凹み」と3つに大別でき、これらが影のように黒くなってしまう症状が現れるため、メイクではどうしても隠し切ることができません。

黒クマの施術は、目の下の脂肪を取り除くことで改善を図ります。脂肪のみの除去の場合は皮膚を切開する必要がないため、傷跡も残りません。
自分がどのクマに該当するかを知ることが重要であり、クマの種類によって施術も異なるため、まずは美容クリニックの診察を受けるようにしましょう。

以下、脂肪を取るクマ取り手術(経結膜脱脂)のダウンタイムについて細かく説明を行っていきます。

クマ取り手術のダウンタイムはいつ終わる?期間ごとに解説

結論として、クマ取りのダウンタイムは「3日〜1週間」と言われています。
ダウンタイム中の症状によっては、2週間程度かかることもあり、最長で2週間を見込んでおくのがおすすめです。
皮膚切除を行わないクマ取り手術のメリットは、ダウンタイムが短いことにあります。

手術翌日からメイクが可能となりますので、仕事やプライベートの予定を入れやすいというメリットがあります。

クマ取り手術直後

見た目は麻酔の影響でむくみがある程度で、まだ内出血は目立たないことが多いです。

麻酔が効いているため痛みはありませんが、麻酔が切れてきたら痛みが生じることがあるため、その場合はロキソニンなどの痛み止めの内服薬を使用して下さい。

また、視界がぼやける感じになりますので、自動車の運転は控えて公共交通機関やタクシーなどを利用して帰宅して下さい。

クマ取り手術の当日夜

徐々に腫れが出始め、泣きはらしたような目元になることがあります。

麻酔が切れ、ジンジンとした鈍痛や熱感が出ることがありますが、血行が良くなるようなことをするとダウンタイムが悪化しやすいため、飲酒やサウナは控えて下さい。

自宅で安静で過ごす場合の姿勢は寝た状態ではなく椅子に座った姿勢がオススメです。

下まぶたの冷却を開始できますが、冷やしすぎると凍傷になるリスクがございますので、場合によっては保冷剤に清潔なガーゼやタオルを挟んでから痛みが生じない程度にお冷やしをして下さい。

クマ取り手術の翌日から3日後

この時期に腫れのピークとなりやすく、赤紫色の内出血が出ることもあります。

目が重い感じや、開きにくさを感じる方もおられます。

目ヤニが増えてきますが、AILE Clinicでは炎症を抑える点眼薬をお渡しいたしますので、目薬を使用して目ヤニを抑えて下さい。

メイクは施術翌日から可能で、縁の太いメガネやマスクで施術部位を隠すのもダウンタイムを誤魔化すのに効果的です。

クマ取り手術の3日後から1週間後

腫れが引き始め、内出血が青色から黄色に変化していきますので、メイクで誤魔化しやすくなります。

痛みはほぼ消失しますが、時に痒みが生じることがあり、目薬は引き続き使用して下さい。

コンタクトレンズはクマ取り手術から1週間後から使用可能となります。

クマ取り手術から2週間後以降

黄色い内出血も吸収され、 違和感やつっぱり感もほぼ解消するので、通常通りの生活を送って下さい。

しかし、2週間以上経過してもダウンタイムが落ち着かない場合は何かしらの原因が考えられるため、必ず担当医師に相談することが大切です。

また、ダウンタイムが落ち着いても、下まぶたの皮膚や筋肉などの脂肪の近くの組織が馴染むのには時間がかかるため、施術の完成形には3ヵ月ほどかかることもあります。

クマ取りのダウンタイムの症状についての詳細

では、クマ取りのダウンタイムではどのような症状が現れるのでしょうか。代表的な症状は下記のとおりです。

  • 内出血
  • 痛み
  • 腫れ(浮腫)
  • 目ヤニ・血の涙

それぞれ順番に解説します。

こちらの写真は目の下の脂肪取り手術の施術前と施術直後の症例写真です。

クマ取り施術前と施術直後

通常料金:220,000円
リスク副作用:内出血など

内出血

クマ取りのダウンタイムでは、内出血が起こることがあります。皮膚が赤紫色や黄色になりますが、メイクで隠せるケースがほとんどです。

内出血が目立たなくなるには、術後1週間〜2週間ほどの期間がかかります。

内出血の色が黄色くなっているのは、内出血が改善している証拠ですので心配は不要です。

痛み

クマ取りの施術中は、局所麻酔を行うため痛みはほぼありません。

当院(AILE Clinic)では、点眼麻酔、局所麻酔、笑気麻酔を使ってさらに痛みに配慮するため、施術に不安がある方でも不安を軽減して治療を受けていただくことが可能です。

しかし、術後に麻酔が切れたタイミングで痛みが生じる可能性はあり、痛み止めの内服薬をお渡ししますので、痛みが気になる場合は飲んで下さい。

術後1週間〜2週間は、目を動かした際に重い痛みが発生したり、1ヶ月程度は目の周りを押した際に痛みが発生することもありますが、痛みが強い場合は早めにクリニックを受診しましょう。

他にも、極力目の周りを触らないようにすることや、刺激を与えないことが重要です。

腫れ(浮腫)

クマ取り施術から1週間程度は、目の周りが腫れることがあります。

手術による組織への刺激で炎症反応が起き、血液中の水分が血管外に染み出すことで起こります 。

1週間程度経過しても腫れが引かない場合は、非常に稀ではありますが感染している可能性も考えられます。そのため、少しでも症状に違和感を覚えたらクリニックに連絡することが重要です。

目ヤニ・血の涙

クマ取り手術の刺激により一時的に結膜炎となり目ヤニが生じることがあります。

術後に炎症止めの目薬をお渡ししますので、その目薬を使用して落ち着くのを待ちましょう。

また、涙の量も増えますが、時に血が混ざって赤色になった涙が出ることがあります。血の涙は自然に治まりますが、もし出てきた場合はティッシュで優しく拭き取ることが大切です。

クマ取り手術のダウンタイムの過ごし方と注意点

脱脂のクマ取り手術はダウンタイムが手術の中では短いとはいえ、少なからず症状は現れます。そこで、クマ取りのダウンタイムを悪化させないようにするためにも、下記の点に注意しましょう。

  • 枕を高くする
  • 患部を冷やす
  • 飲酒・入浴・運動を控える
  • 食事や内服薬

それぞれ順番に解説します。

枕を高くする

まずは、枕を高くして寝ることが大切です。枕を高くして寝ることで、まぶたの浮腫を防ぐことができます。

枕の位置が低く、心臓と同等程度の高さ(もしくは下)にまぶたがあると、目の周りに血流が集中するため、内出血や腫れといった症状が出てしまうのです。

普段使っている枕を高くするには折りたたんだバスタオルを敷くのが簡単です。

ダウンタイム中はうつ伏せの姿勢も望ましくないため、極力控えるようにしてください。

また、寝る時以外で休む時は横になるのではなく、椅子やソファに座った姿勢を取るのが良いでしょう。

患部を冷やす

術後48時間以内は、患部を冷やすようにしましょう。

患部を冷やすことで、痛み、腫れなどの症状を最小限にできます。

保冷剤で直接患部を冷やすと凍傷の危険性があるため、清潔なタオルやガーゼにくるんで患部に当てる程度で問題ありません。

飲酒・入浴・運動を控える

術後直後は、飲酒、入浴、運動を控えるようにしましょう。これらを行ってしまうと血流が良くなり、内出血、痛み、腫れといった症状がひどくなってしまう傾向にあります。

目安としては、入浴は当日は控えるようにしましょう。飲酒や運動はダウンタイムの経過によって差が大きいため、様子を見ながら徐々に行っていくことが大切です。

食事と栄養

塩分(ナトリウム)を多く含んだラーメンなどの食事は浮腫を強くしますので、クマ取り手術による腫れが悪化することに繋がります。

バナナなどカリウムを豊富に含む食事はむくみを改善させる効果がありオススメです。

また、柴苓湯という漢方薬は体内の水分を調節することで、施術による強い浮腫を軽減させることが期待できます。

絶対にバレたくない!仕事・学校復帰と「言い訳」マニュアル

仕事や学校に復帰する場合は、何日ダメというのは特に決まっていません。

ただし、クマ取り術後からしばらくは目が疲れやすくなりますので、パソコンなどで作業を行う場合は適宜休憩を行っていきましょう。

以下、ダウンタイムの誤魔化し方について解説していきます。

黒縁メガネとマスクを使用

コンタクトができない期間はメガネが必須ですが、これはカモフラージュにも最適です。

目の下のクマ(施術部位)にちょうどフレームのリム(縁)が重なるような、大きめの黒縁やべっ甲柄のメガネがベストです。

また、マスクを使用する際には、鼻のワイヤーをしっかりフィットさせ、少し高めに装着することで隠れる面積を増やすことができます 。

使える「言い訳」スクリプト集

周囲に「どうしたの?」「雰囲気変わった?」と聞かれた時に、動揺せず答えるためのシナリオを用意します。

眼科に通っているアピール

コンタクトをしていない理由、メガネをかけている理由、目が少し赤い理由の全てを正当化できます。

スクリプト例:「最近、コンタクトの調子が悪くて目が乾くので、眼科でしばらくメガネにするよう言われたんです。」「ものもらいができちゃって。」

アレルギー・花粉症

目のむくみや充血を自然に説明できます。

スクリプト例:「今年の花粉(またはハウスダスト)がひどくて、目が腫れぼったいんですよ。」

前日に泣いた・飲みすぎた

一時的なむくみへの言い訳として有効ですが、内出血がある場合は不向きです。

スクリプト例:「昨日、悲しい映画を見て号泣しちゃって…。」

どこかにぶつけた

内出血が出たことを説明できます。

スクリプト例:「昨日、暗闇でドアに顔をぶつけちゃって…ドジですよね。」

AILE Clinicのクマ取り手術がダウンタイムを抑えられる理由

当院では、切開と同時に止血を行うことができるサージトロンという高周波メス(電気メスのようなもの)を使用しています。

これにより術中の出血を最小限に抑え、術後の内出血や腫れのリスクを大幅に低減させています。

また、AILE Clinic院長の井原は、元眼科医であるため解剖学を熟知しており、眼窩脂肪の適量を的確に見極め、周囲の組織(眼輪筋や隔膜)へのダメージを最小限にする手術を心がけております。

局所麻酔は痛みを消すために必要ですが、量が多いとそれ自体が「むくみ」の原因になりますので、適切な量の麻酔薬を使用していきます。

他のクマ取り施術とのダウンタイムの比較

脂肪取りの手術以外のクマ取り施術のダウンタイムについて簡単に説明していきます。

クマ取り再生注射

施術直後にむくみが生じますが一時的なものであり、すぐに改善します。

針を刺すことで軽度の内出血が生じることもありますが、メイクで隠せる程度です。

注入系施術

ヒアルロン酸や脂肪を使用しますが、脂肪注入の場合は定着する量が一部なので多めに注入する必要がありダウンタイムが強くなりがちです。

また、脂肪を採取した部位の内出血や腫れや痛みなども生じます。

裏ハムラ

皮膚切除は行いませんが、広範囲に剥離を行う必要がございますので、脂肪取りの手術よりダウンタイムが強くなりがちです。

切開手術

余った皮膚を取る場合は皮膚を切開する手術が必要となりますが、その場合は皮膚にキズが生じることとなり縫合が必要となります。

抜糸は1週間後くらいに行うことになります。

クマ取り手術のダウンタイムについてよくある質問(FAQ)

Q1. クマ取り手術のダウンタイムはどのくらいですか?

A. ダウンタイムは通常3日〜1週間程度ですが、内出血によっては2週間程度かかることもあります。

Q2. ダウンタイム中はどのような症状が出ますか?

A. 主な症状は、内出血(赤紫色から黄色へと変化)、腫れ(浮腫)、痛み(麻酔が切れた後)、目ヤニや血の涙などです。

Q3. クマ取り手術翌日から仕事や学校に行けますか?

A. 当院では禁止しておりません。翌日からメイクもできますので、メガネやマスクも併用することで施術部位を隠すことができます。ただし、目が疲れやすくなるため、適宜休憩を取ることをおすすめします。

Q4. コンタクトレンズはいつから使えますか?

A. クマ取り手術から1週間後から使用可能となります。それまではメガネを使用してください。

Q5. お風呂や運動はいつからできますか?

A. 入浴は当日は控えてください。飲酒や運動はダウンタイムの経過を見ながら徐々に再開することが大切です。これらの行為は血流を良くし、内出血や腫れを悪化させる可能性があります。

Q6. クマ取り手術後の飲酒は可能ですか?

A. 術後直後の飲酒は控えてください。血流が良くなることで内出血、痛み、腫れが悪化する傾向があります。ダウンタイムの経過を見ながら徐々に再開しましょう。

Q7. クマ取り手術中や手術後は痛いですか?

A. 手術中は局所麻酔を行うため痛みはほぼありません。術後に麻酔が切れると痛みが生じる可能性がありますが、痛み止めの内服薬を処方しますので、必要に応じて使用してください。

Q8. クマ取り手術後の腫れを抑える方法はありますか?

A. 以下の方法が効果的です

  • 枕を高くして寝る(浮腫を防ぐ)
  • 術後48時間以内は患部を冷やす
  • 塩分の多い食事を避け、カリウムを含む食品(バナナなど)を摂る
  • 椅子やソファに座った姿勢で休む

Q9. 内出血はどのくらいで消えますか?

A. 内出血が目立たなくなるには、術後1週間〜2週間ほどかかります。赤紫色から徐々に黄色へと変化していき、最終的には吸収されます。

Q10. 職場や学校で施術したことを隠すことはできますか?

A. はい、可能です。黒縁メガネとマスクを組み合わせることで施術部位を隠せます。また、「眼科に通っている」「花粉症がひどい」「ものもらいができた」などの説明が自然です。

まとめ:クマ取り手術ならエールクリニックへ

本記事では、クマ取りのダウンタイムについて解説をしてきました。施術によって異なるものの、クマ取りのダウンタイムは3日〜最長2週間程度です。しかし、ダウンタイム中に激しい運動をしたり、飲酒をしたりするとダウンタイムの症状が悪化してしまう可能性もあるため、本記事でご説明した注意点は必ず守るようにしてください。

御徒町駅から徒歩1分のところにあるエールクリニックでは、経結膜脱脂法にてクマ取りを行っております。抜糸の必要もなく、脂肪取りのみでクマ取りに効果のある施術を行います。

現在、クマ取り手術のモニターキャンペーンを実施中で、お安い価格で受けることが可能となっております。

ご自身のクマの種類が分からない場合はカウンセリングもご用意しておりますので、まずはお気軽にエールクリニックまでお問い合わせください。

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東京上野・御徒町の美容外科・美容皮膚科 AILE Clinic(エールクリニック) 院長 井原力哉

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