スプリットタン手術（スプタン）

スプリットタンは蛇などの爬虫類のように舌を二股にする施術で、ピアスやタトゥーなど身体改造の一種として行われます。

局所麻酔と笑気麻酔を効かせてから電気メスで切開をして手術を行っていきますので、ピアスで少しずつ舌を割いていったりセルフで糸で少しずつ切っていったりするやり方とは違い1回で施術が終わり痛みも軽減できるメリットがあります。

ピアススタジオなどで行われることもありますが、衛生面やリスクから医療機関で行う方法がおすすめです。

当院の特徴

施術の流れとしては、カウンセリングにて切開する範囲を相談してから行っていきます。

局所麻酔と笑気麻酔を効かせてから施術を行っていきますので、最初に局所麻酔をする時にチクッと痛いですがその後はほとんど痛みはありません。

切れる範囲はある程度調整できますが、舌の下の筋（舌小帯）を越えては切れないので限界があります。
個人差もありますがほとんどの方は2-3cm程度切開していきます。

止血のため、また癒着してスプリットタンが後戻りするのを防止するために、吸収糸で縫合して手術終了となります。
抜糸の必要はなく日帰りで手術できます。

具体的なアフターケアについてはクリニックにて説明を行います。

こちらが施術1ヶ月後の症例動画です。
多少しびれた感じや動きにくさが残ることもありますが、徐々に落ち着いていきこのように舌を動かすことも可能です。

術後2時間は飲水不可となります。

食事は術後6時間以上空けてからお願いします。

辛いものや熱いものやアルコールなどの刺激物を2週間控えて下さい。

食事の後は必ず口をゆすいでください。

歯磨きは術後6時間以上空けてから傷口に当たらないよう優しく行って下さい。歯磨き粉は施術翌日から使用可能です。舌ブラシは2週間控えて下さい。

再癒着を予防するために食事以外の時にはクリニックでお渡しするガーゼを1週間つけてください。ガーゼをつける際には傷口にくっつくのを防ぐためにワセリンを塗って下さい。

止血のために吸収糸で縫合しますが、自然に取れる糸を使用しますので抜糸の必要はありません。糸は飲み込んでも害はありません。

シャワーや洗髪は当日から可能で、入浴は1週間後からです。

口周りのメイクは翌日から行えます。

激しいスポーツは2週間お控え下さい。

痛みはどの程度ありますか？: 最初の局所麻酔の注射の時に痛みを感じますが、施術中は痛みはほとんどありません。
また、施術前に痛み止めを飲んでいただくことや笑気麻酔を併用することで痛みを軽減します。
施術時間はどれくらいですか？: 施術時間は30分程度です。

麻酔などの薬代は全て込みです
スプリットタン再手術は当院で施術を受けられた後に癒着した場合に行う施術です